2015年09月18日
演技訓練「Laban Movement Analysis」 Sarah Perry01 Actors Centre London
写真はWEBより拝借いたしました ラバン運動のイメージです
演技訓練「Laban Movement Analysis」 Sarah Perry01
Sarahによりますと
何故 俳優の為のラバン動作表現を学ぶのか?
無意識レベルの演技所作を意識レベルまで上げる
所作言語を読み取る
個々の所作の有する 個別のテンポを体感する
違う視点を体験することで 俳優の想像力は刺激を得る
俳優自身の基本的動作様態を知り ラバン動作にその類似性と反類似性を見出す
キャラクターの基本動作様態を体験する
所作が変われば 心理も変化することを体感する
演者自身を知る
所作の可能性を拡大する
そして 所作に表現力と想像力をより加える
と云うことで
Effor//推進力 衝動/感情の要素 より
重さ 強い 軽く優しい
時間 突発 ゆったり
空間 直進 回り道
流れ 自由な 束縛された はすべての要素を含んでいる
ラバンの8っつの基本身体動作を体験いたします
押す – 強い, ゆっくり, 直進
軽く叩く –軽くやさしい, 突発的, 直進
ポンと弾く – 軽くやさしい, 突発的 , 回り道で
漂い流れる – 軽くやさしい, ゆっくりと, 回り道で
滑る – 軽くやさしく, ゆっくり, 直進
殴る– 強い, 突発的 , 直進
ねじる – 強い, ゆっくり, 回り道で
切りつける – 強い, 突発的, 回り道で
これら ラバンの8っの所作は 人間誰もが持つ基本的身体性です
Sarahの誘導で 俳優は 台詞を発しながら この基本的8っ所作を演じます
俳優の基本身体状態は 自由な流れに スウィチしており 一つ一つの所作を全身で 楽しんで演じ
次の所作の指示の入る事は忘れ 今現在進行中の所作に集中します が 指示が出されましたら
瞬時に指示の所作へと移るのです Sarahの誘導に 俳優の想像力は刺激を受け
呼吸 テンポ 身体の在り様は変化いたしますから それに身を任せ それにより
台詞回しも当然変化しておりますから 只ひたすら その変化に身を委ね 自由気ままに演じ続けます
一通り8っの所作を体験しましたら 身体をリリースいたします(身体を水を弾く犬の様にブルブル振るう等)
した後 キャラクターに戻って台詞を喋り演じるのですが
8通りに演じることができることを体験してしまった後 キャラクターとは何であったか 戸惑いを覚えるでしょう
しかし 兎も角演じてみるのです すると 新たなキャラクターの感情 思考 を体感することとなります
Sarahのクラスには 正解はありません
ラバンを体験することによる 創造性の拡大を求めているのです
キャラクターを膨らます 或いは深めることができれは それは よい体験と言えるでしょう
と たのしい演劇の日々
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