2014年11月11日
観劇「War Horse」National Theatre 制作
観劇「War Horse」National Theatre 制作 New London theatre
初演は2007年10月 大評判につき West Endへ 現在もこの作品を凌ぐ演目はないもののようです
主要新聞の劇評では5つ星が並びます
劇場で隣に居合わせた方に 今日で何回目の観劇かと問われ
初回だと返答するのに多少恥ずかしさを覚えました 皆さんもう何度も楽しまれた様子
映画ももちろん観ておられ こちらも良いから是非みるようとのことです
数年前ロンドン在の俳優に お勧め舞台だと聞き 何度もチケット予約を試みましたが Internet をかいしますと
その手数料 チケット保管料などと呼び 余分のお金をせしめる手管が気に入らなかった
なので 窓口も試みます しかし 完売だ と 実に態度が悪い
その商売重視のあり方にうんざりし こんなに遅くなりました
なのですが ついに観てみることにしたわけです
じつは他に観たい演目がいくつかあったのですが どれもチケット売り切れ そんななか
War Horse は一週間前で多少の空席があり 未だに 劇評5つ星が並びなすので
それならばと観ることになったわけでした そして 評判通り 大層楽しみました
物語りは 戦時下における 少年と馬の心の交流 愛 を描いた 動物物語ですが
この南アフリカ共和国の Handspring Puppet Company Basil jones & Adrian kohler によります
馬たち 動物たち 小鳥たち の表現力がとんでもなく素晴らしいのです
人形浄瑠璃を好みましてよく国立劇場へ出かけました
人形とそれを操る人間たちが一帯となり えもいわれぬ世界 この世とあの世の間の世界を 創り出し
観るものを異界へ誘いました
Basil jones & Adrian kohler のHandspring Puppet Company は
動物の擬態を実にリアルに再現してみせます が それだけでない そこにあるのは
人形遣いたちの 人形に命を込める 作業の集大成であり
人間演じます役と人形との 異次元に存在するエネルギーが出会い 係わり合いダイナミックに増幅され
舞台上で生きる 舞台芸術がそこにあります
久々 素晴らしい舞台を観ました
と たのしい演劇の日々
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