2014年07月31日
人智学演劇本 「The Art of Acting」
本書内に古代ギリシャの彫刻 壁がを基にした挿絵がたくさん含まれておりますが 出版されたばかりの本ですし 著作権に触れてたくはありませんので 今回もWEBより 演技についての引用句をお借りしました
Dawn Langman の「The Art of Acting」の続きです
参考用語の章より 「神智学」で語られる 人間定理の説明がありますので
演じる人間に置き換え意訳を試みました
シュタイナーによりますと 人間は 身体 魂 霊 の3層のより成る
身体は器官の合成体です それにより世界を物理的に認識する
人体は 体験し 感じ 思考し 行動する構成体である
さらに これらの作用は 胸部 頭部 代謝器官より肢体に及ぶ
身体に宿る命 それを エターナル とシュタイナーはよぶ
1, 知覚 感情 情動 思考 そして 行動への衝動は 自覚を 命の律動を生じ
それをシュタイナーは魂 とよぶ
2, 霊 は 我 魂を自覚する それを 自我 とよぶ
3, 俳優の肉体は楽器
俳優の霊は世界(役の自我 俳優自身の自我)を知覚し
俳優の魂の自覚した(役/俳優)の思考 感情 意図を表現する
4, 俳優の魂は役の命の舞台 俳優の肉体に宿る間 俳優の霊は自覚し或いはその経験を知る
5, 霊は自我 行程/演技を演出する
アーリマンの台詞を身体に入れる作業もしておりますが それは アーリマンの命が宿る作業でもあるのですね
と たのしい演劇の日々
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