2014年02月19日
演技 カメラの前
写真はWEBより拝借いたしました
Steinerの第二神秘劇から登場します ヨハネスの霊的成長を助ける役 ダブル
(ドッペルゲンガー) 第二神秘劇公演では このダブルの役に挑みました しかし
その所作に取り組んでいる折 肩けん盤完全断裂をやってしまい 手術 リハビリ と
もう1年半たちました やっと右腕が戻ってきた感覚がありますが
身体全身が弱ってしまい 演技する気持ちになれず 仕事はひかえておりました
そんなおり とても小さな役を頂きましたので 久しぶりにカメラの前で
監督の 『アクション』『カット』 に応じてまいりました
カメラに向かった演技は舞台に比べ 日常生活レベルのエネルギーで演技できますので 病み上がりでも大丈夫です また療養中 Brigid Banetのワークショプで学んだ
相手役を大いに活用した役作りを試みることもできました
演技することが第二の天性となっておりますと
シーン状況を掴めさえすれば身体は勝手に演技反応を起こします
そして 撮影時に そのシーンを感覚で捉える鍵は
相手役とのコミュニケーションにあります
アイコンタクトと相手の台詞をよく聞くこと 身体も心も開いた状態を作りましょう
緊張で身体が縮こまっていますと シーンを感受する能力が制限されしまいます
監督の『アクション』サインが聞こえるやいなや
身体と心が開いた状態になる第二の天性を育て上げますと
演技がとても楽しくなります
ところで Brigid Banetは”
役が今生で体現する必要から俳優を選ぶ”と言いますが 同感です
今回も 役が私を必要としたのだ と理解しております
ところで 監督の一声『カット』と最終サインが入りますと
自己実現を無事終えた”役” は 満足にひたるのでありますが
わたくしは 癒しを覚えるのです
まるで ”役”が癒しを与える為に わたくしを選んだ
のではないかしらとまで思ってしまうくらいです
とても心地よくまた不思議な感覚ですので 記録しておきたいと思い立ちました
と たのしい演劇の日々
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