2021年08月21日
俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 70
俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 70
Chemistry30
“本当に大切なものは目には見えない”
“ 目に見えないところで何が起こっているのかを想像することが大事”
化学結合:物質中での原子と原子の結び 結合の力は 粒子間の電子の授受による
その電子の授受の仕方により 結合の種類が分類される
【有機化合物organic compound 】 炭素Cを骨格とした化合物
炭素は不対電子が4つある故に いろいろな原子/水素。酸素。窒素などと共有結合
「天然高分子化合物natural macromolecule 」
【アミノ酸 amino acid】 01
広義には(特に化学の分野)アミノ基-NH2とカルボキシ基-COOHの両方の官能基を持つ有機化合物の総称
一般式は R-CH(NH2)COOH
狭義には(特に生化学や一般的な場合)
生体のタンパク質の構成ユニットとなる「α-アミノ酸proteinogenic amino acid 」を指す
【α-アミノ酸proteinogenic amino acid 】 構造式:RCH(NH2)COOH
カルボキシ基が結合している炭素(α炭素)にアミノ基も結合しているアミノ酸
<グリシンG/Gly glycine 側鎖 -H 化学式 C2H5NO2 示性式 H2NCH2COOH
コドン;GGU, GGC, GGA, GGG ヒトタンパク質中に 6.58 %存在 準必須アミノ酸
不斉炭素を持たないため、生体を構成する α-アミノ酸の中では唯一、 D-, L- の立体異性体が無い。
非極性側鎖アミノ酸に分類される
中枢神経系においてGABAに次いで重要な抑制性神経伝達物質
一方で、興奮性神経伝達物質としての役割も知られている ,
葉酸folate(ビタミンB群の一種 生理活性物質 ) 代謝過程で重要な役割を果たしている
グリシンは様々な生体物質の原料として利用されている 以下、
コラーゲンcollagen ;
脊椎動物の真皮、靱帯、腱、骨、軟骨などを構成するタンパク質のひとつ。
多細胞動物の細胞外基質(細胞外マトリクス)の主成分。
体内に存在しているコラーゲンの総量ヒトで全タンパク質の約25%を占める程多い
ポルフィリンporphyrin ;
分子全体に広がったπ共役系の影響で平面構造をとり 中心部の窒素はFeやMg等と安定な錯体を形成す
πスタッキング(J会合)によって他の化合物と超分子を形成す
ポルフィリンや類似化合物の金属錯体は 生体内で ヘム クロロフィル ビタミンB12などとして存在し重要な役割を担う 人工的にも色素や触媒として多様に用いられる
グルタチオンGlutathione, GSH
3つのアミノ酸(Glu, Cys, Gly)から成るトリペプチド。
稀なシステインのアミノ基とグルタミン酸の側鎖側のカルボキシ基との間にアミド結合を有す。
抗酸化物質の1つ 活性酸素種(フリーラジカルや過酸化物)から細胞を保護する補助的役割す。
硫黄部位が求核性を有し 有毒な共役受容体アタックする
クレアチンcreatine
有機酸の一種 。筋肉中に存在 エネルギー源として貯蔵され 瞬発力を必要とするスポーツなどに有効
肉と魚に多く含まれ、植物にはほとんど含まれない
プリン体purine の原料
DNA(adenineアデニンC5H5N5, guanineグアニンC5H5N5O )のプリン体の生合成で2個所のホルミル化の反応に関わる ,
食品中では旨味の成分で 核酸中に多く含まれ 細胞数の多い、細胞分裂の盛んな組織に多く存在す
ヘムHaem の原料; ヘムは、ヘモグロビンの構成要素の1つ
<ヒスチジンH/His histidine 側鎖; -CH2-C3H3N2 化学式; C6H9N3O2
コドン;CAU CAC ヒトタンパク質中 2.63 %存在 必須アミノ酸
糖原性を持つ。
側鎖イミダゾイル基 複素芳香環を持ち、この特殊な性質により
酵素の活性中心 蛋白質分子内でのプロトン移動に関与。
蛋白質中では金属との結合部位 あるいは水素結合、イオン結合を介し
その高次構造の維持に重要な役割を果たす。
ヒスタミンhistamine (活性アミン)およびカルノシンcarnosineC9H14N4O3 生合成の前駆体
イミダゾールimidazole C3H4N2;
必須アミノ酸のヒスチジン残基を始めとして広く生体物質一般に見出だされる。
酵素の活性中心として働くことが知られている。
ヒスチジンが代謝されたヒスタミンもイミダゾール環を持ち、生理活性発現に重要
ヒスタミンhistamine C5H9N3;
アレルギー反応や炎症の発現に介在物質 、
神経伝達物質 光などの外部刺激 情動、空腹、体温上昇といった内部刺激などにより放出が促進され、
オキシトシン分泌 覚醒状態の維持、食行動の抑制、記憶学習能の修飾などの生理機能を促進
<イソロイシンI/Ile isoleucine 側鎖 -CH(CH3)CH2CH3 化学式 C6H13NO2
コドン; AUU, AUC, AUA ヒトタンパク質中 4.33 %存在 必須アミノ酸
側鎖にsec-ブチル基butyl group (アルキル基alkyl group の一種) を持つ
ロイシンleucine(必須アミノ酸) の構造異性体structural isomer
疎水性hydrophobicit アミノ酸に分類される
糖原性Glucogenic amino acid ・ケト原性Ketogenic amino acid を持つ
筋肉のエネルギー代謝 運動中の筋肉消耗の低減に深く関わっている
<リシンK/Lys lysine 側鎖 -(CH2)4NH2 化学式 C6H14N2O2
コドン; AAA, AAG ヒトタンパク質中 5.72 %存在 必須アミノ酸
側鎖に 4-アミノブチル基 側鎖にアミノ基を持つことから塩基性アミノ酸に分類
クエン酸回路/TCAtricarboxylic acid cycle に取り込まれて
エネルギーを生み出すケト原性アミノ酸
蛋白質分子に対してメチル化methylation やアセチル化acetylation による翻訳後修飾を行う
コラーゲンはリシンの誘導体であるヒドロキシリシンhydroxylysineC6H14N2O3/アミノ酸 を含む
細胞から分泌が行われる際 小胞体、 ゴルジ体におけるリシン残基の
O-グリコシル化が特定の蛋白質に印を付けるのに使われる
豆類には豊富である 肉、魚、乳製品にも多く含まれる
TCA回路 :好気的代謝に関する最も重要な生化学反応回路、酸素呼吸を行う生物全般に見られる
O-グリコシル化O-glycosylation ;タンパク質が合成された後に起こる翻訳後修飾
と たのしい演劇の日
Chemistry30
“本当に大切なものは目には見えない”
“ 目に見えないところで何が起こっているのかを想像することが大事”
化学結合:物質中での原子と原子の結び 結合の力は 粒子間の電子の授受による
その電子の授受の仕方により 結合の種類が分類される
【有機化合物organic compound 】 炭素Cを骨格とした化合物
炭素は不対電子が4つある故に いろいろな原子/水素。酸素。窒素などと共有結合
「天然高分子化合物natural macromolecule 」
【アミノ酸 amino acid】 01
広義には(特に化学の分野)アミノ基-NH2とカルボキシ基-COOHの両方の官能基を持つ有機化合物の総称
一般式は R-CH(NH2)COOH
狭義には(特に生化学や一般的な場合)
生体のタンパク質の構成ユニットとなる「α-アミノ酸proteinogenic amino acid 」を指す
【α-アミノ酸proteinogenic amino acid 】 構造式:RCH(NH2)COOH
カルボキシ基が結合している炭素(α炭素)にアミノ基も結合しているアミノ酸
<グリシンG/Gly glycine 側鎖 -H 化学式 C2H5NO2 示性式 H2NCH2COOH
コドン;GGU, GGC, GGA, GGG ヒトタンパク質中に 6.58 %存在 準必須アミノ酸
不斉炭素を持たないため、生体を構成する α-アミノ酸の中では唯一、 D-, L- の立体異性体が無い。
非極性側鎖アミノ酸に分類される
中枢神経系においてGABAに次いで重要な抑制性神経伝達物質
一方で、興奮性神経伝達物質としての役割も知られている ,
葉酸folate(ビタミンB群の一種 生理活性物質 ) 代謝過程で重要な役割を果たしている
グリシンは様々な生体物質の原料として利用されている 以下、
コラーゲンcollagen ;
脊椎動物の真皮、靱帯、腱、骨、軟骨などを構成するタンパク質のひとつ。
多細胞動物の細胞外基質(細胞外マトリクス)の主成分。
体内に存在しているコラーゲンの総量ヒトで全タンパク質の約25%を占める程多い
ポルフィリンporphyrin ;
分子全体に広がったπ共役系の影響で平面構造をとり 中心部の窒素はFeやMg等と安定な錯体を形成す
πスタッキング(J会合)によって他の化合物と超分子を形成す
ポルフィリンや類似化合物の金属錯体は 生体内で ヘム クロロフィル ビタミンB12などとして存在し重要な役割を担う 人工的にも色素や触媒として多様に用いられる
グルタチオンGlutathione, GSH
3つのアミノ酸(Glu, Cys, Gly)から成るトリペプチド。
稀なシステインのアミノ基とグルタミン酸の側鎖側のカルボキシ基との間にアミド結合を有す。
抗酸化物質の1つ 活性酸素種(フリーラジカルや過酸化物)から細胞を保護する補助的役割す。
硫黄部位が求核性を有し 有毒な共役受容体アタックする
クレアチンcreatine
有機酸の一種 。筋肉中に存在 エネルギー源として貯蔵され 瞬発力を必要とするスポーツなどに有効
肉と魚に多く含まれ、植物にはほとんど含まれない
プリン体purine の原料
DNA(adenineアデニンC5H5N5, guanineグアニンC5H5N5O )のプリン体の生合成で2個所のホルミル化の反応に関わる ,
食品中では旨味の成分で 核酸中に多く含まれ 細胞数の多い、細胞分裂の盛んな組織に多く存在す
ヘムHaem の原料; ヘムは、ヘモグロビンの構成要素の1つ
<ヒスチジンH/His histidine 側鎖; -CH2-C3H3N2 化学式; C6H9N3O2
コドン;CAU CAC ヒトタンパク質中 2.63 %存在 必須アミノ酸
糖原性を持つ。
側鎖イミダゾイル基 複素芳香環を持ち、この特殊な性質により
酵素の活性中心 蛋白質分子内でのプロトン移動に関与。
蛋白質中では金属との結合部位 あるいは水素結合、イオン結合を介し
その高次構造の維持に重要な役割を果たす。
ヒスタミンhistamine (活性アミン)およびカルノシンcarnosineC9H14N4O3 生合成の前駆体
イミダゾールimidazole C3H4N2;
必須アミノ酸のヒスチジン残基を始めとして広く生体物質一般に見出だされる。
酵素の活性中心として働くことが知られている。
ヒスチジンが代謝されたヒスタミンもイミダゾール環を持ち、生理活性発現に重要
ヒスタミンhistamine C5H9N3;
アレルギー反応や炎症の発現に介在物質 、
神経伝達物質 光などの外部刺激 情動、空腹、体温上昇といった内部刺激などにより放出が促進され、
オキシトシン分泌 覚醒状態の維持、食行動の抑制、記憶学習能の修飾などの生理機能を促進
<イソロイシンI/Ile isoleucine 側鎖 -CH(CH3)CH2CH3 化学式 C6H13NO2
コドン; AUU, AUC, AUA ヒトタンパク質中 4.33 %存在 必須アミノ酸
側鎖にsec-ブチル基butyl group (アルキル基alkyl group の一種) を持つ
ロイシンleucine(必須アミノ酸) の構造異性体structural isomer
疎水性hydrophobicit アミノ酸に分類される
糖原性Glucogenic amino acid ・ケト原性Ketogenic amino acid を持つ
筋肉のエネルギー代謝 運動中の筋肉消耗の低減に深く関わっている
<リシンK/Lys lysine 側鎖 -(CH2)4NH2 化学式 C6H14N2O2
コドン; AAA, AAG ヒトタンパク質中 5.72 %存在 必須アミノ酸
側鎖に 4-アミノブチル基 側鎖にアミノ基を持つことから塩基性アミノ酸に分類
クエン酸回路/TCAtricarboxylic acid cycle に取り込まれて
エネルギーを生み出すケト原性アミノ酸
蛋白質分子に対してメチル化methylation やアセチル化acetylation による翻訳後修飾を行う
コラーゲンはリシンの誘導体であるヒドロキシリシンhydroxylysineC6H14N2O3/アミノ酸 を含む
細胞から分泌が行われる際 小胞体、 ゴルジ体におけるリシン残基の
O-グリコシル化が特定の蛋白質に印を付けるのに使われる
豆類には豊富である 肉、魚、乳製品にも多く含まれる
TCA回路 :好気的代謝に関する最も重要な生化学反応回路、酸素呼吸を行う生物全般に見られる
O-グリコシル化O-glycosylation ;タンパク質が合成された後に起こる翻訳後修飾
と たのしい演劇の日
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