キャッサバの食べ方や栄養の効能とは？: 食材の栄養の効能や食べ方など、扱い方を学び料理上手に！

2015年10月04日

キャッサバの食べ方や栄養の効能とは？

　キャッサバとはトウダイグサ科の熱帯植物で根茎の部分を食用にします。和名ではイモノキといい、悪い土地でも栽培しやすく、アフリカなどではトウモロコシに次ぐ第二位の主食です。生のキャッサバにはシアン化合物という毒素が含まれているため生のままの状態では日本への輸入は禁止されています。キャッサバには甘味種と苦味種があり、苦味種は加工用で甘味種は野菜として食べます。キャッサバを無毒化して絞り出したデンプンが日本で大人気となったタピオカの原料です。カロリーは１００g当たり１５９キロカロリーです

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キャッサバの食べ方
　日本で見かけることはないと思いますが、ヨーロッパのスーパーなどで並んでいるキャッサバは毒性が弱い甘味種で皮をむいて加熱してから食べます。味はあまりなく食感はレンコンと里芋のあいだのような感じです。茹でたり揚げたりする食べ方があり、でんぷん質が多いためベーグルやパンケーキなどの料理にもされるようです。

キャッサバの栄養の効能や効果
・ビタミンC
　ビタミンCは熱によって壊れやすい成分ですが、じゃが芋のように豊富なデンプンで守られているため壊れにくくなっています。ビタミンCは美肌効果だけでなく、抗酸化力も高く動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中、発癌などを予防する効能があります。ストレスに対する抵抗を高める効果もあるとされています。

　キャッサバは悪い土地でも栽培しやすく、人件費なども抑えやすい食材ですが、非常に傷みやすく保存しにくい、ビタミンCは豊富であるが他のビタミンやミネラル、タンパク質がほぼ含まれていないデメリットがあります。挿し木で増やすため同じ遺伝情報を持つクローンのキャッサバばかりとなり虫や病気に弱い問題点もあります。そのため現在では栄養価の高いキャッサバなどの開発プロジェクトが進んでいます。

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posted by 胡桃割り人形 at 17:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 根菜類

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