ヒラタケの栄養の効能と食べ方: 食材の栄養の効能や食べ方など、扱い方を学び料理上手に！

2015年06月02日

ヒラタケの栄養の効能と食べ方

　ヒラタケ（平茸）とは世界中で食用にされているきのこです。広葉樹の枯れ木や切り株などに発生し、大きいものだと人株当たり１０kgになることもあります。日本でも広く栽培されていて、カサが小さなうちに収穫されたものが「しめじ」です。茨城県、新潟県、長崎県で多く栽培されています。

ヒラタケの栄養の効能
・ナイアシン：血流をよくする効果があるので、動脈硬化や脳梗塞、冷え性の改善や予防の効能があります。二日酔いにも効果的な栄養素です。
・パントテン酸：加熱されても壊れにくく、脂肪の代謝に必要な栄養素です。
・食物繊維：腸内環境を良くし、便秘や肌荒れ、大腸癌を予防する効能があります。
・カリウム：体内の塩分濃度を調整し、高血圧を予防する効能があります。
・葉酸：造血に関わっているので貧血予防の効能が有り、胎児の先天性の障害発症のリスクを抑える効果があります。

ヒラタケの食べ方
　ソテーや煮物、天ぷらなどの揚げ物や鍋や味噌汁の汁物、炊き込みご飯やパスタなど和食にも洋食にも合います。

美味しいヒラタケの選び方
　キズや変色があるものを避け、軸がしっかりしていてカサが肉厚なものを選びます。

ヒラタケの保存方法と賞味期限の目安
　胞子が落ちてしまうと傷むのを早めてしまうので、袋やラップで乾燥を防げるようにしてから逆さの状態で冷蔵庫で保存します。冷凍保存も可能です。冷凍されたものを料理するときは解凍せずにそのまま調理します。冷凍されたものは水分が出てくるので炒め物には向いていません。また急な温度の低下にも注意が必要です。
　ヒラタケは日持ちしないので早めに食べるようにします。賞味期限の目安は2日くらいです。

ヒラタケの旬の時期
　通年流通していますが、天然物のヒラタケは寒い時期のキノコなので秋～春がヒラタケの旬の時期となっています。暖かい時期に販売されているヒラタケは仲間の「ウスヒラタケ」であることが多いようです。

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posted by 胡桃割り人形 at 00:59| Comment(0) | TrackBack(0) | きのこ類

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