とんぶりの栄養の効能や食べ方と下処理やカロリーについて: 食材の栄養の効能や食べ方など、扱い方を学び料理上手に！

2015年05月19日

とんぶりの栄養の効能や食べ方と下処理やカロリーについて

　とんぶりとはホウキギ（ホウキグサ）の種子を乾燥させ蒸したものです。昔、秋田県の北部で飢えをしのぐために工夫したのが始まりと言われています。「山のキャビア」「ジャパニーズキャビア」と呼ばれています。含まれている食物繊維はゴボウより多いとされています。カロリーは１００g当たり９０キロカロリーです。

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とんぶりの栄養と効能
・鉄分：赤血球の構成成分で、不足すると貧血となり立ちくらみを起こしたりしてしまいます。体内の鉄の７割はヘモグロビンの成分になり、残りのほとんどは肝臓に蓄えられています。

・サポニン：脂肪吸収の抑制、抗酸化作用、血行促進などの効能があり、動脈硬化や生活習慣病を予防する効果があります。

・カリウム：体内の塩分濃度を調節するので高血圧を予防する効能がある栄養素です。

・ビタミンK：骨を形成するたんぱく質を合成する作用があるビタミンです。骨粗鬆症予防の効能がある栄養素です。

・食物繊維：腸内の環境を整えるので、便秘や肌荒れの予防や改善する効能があります。しかし、食べ過ぎてしまうとお腹がゆるくなるだけでなく、カリウムの吸収を阻害するのでカリウム不足となってしまいます。
＊食物繊維のような働きがあるのに副作用がない食べ物はなんと冷やご飯！詳細はこちらの記事へ→https://fanblogs.jp/syokuzaiiroiro/archive/194/0

・βカロテン：体内でビタミンAに変換され、髪や肌、粘膜や視力の健康維持を維持してくれる効能があります。

・マグネシウム：血管内にカルシウムが詰まるのを予防してくれるので、動脈硬化、高脂血症、高血圧などの予防の効能があります。

とんぶりの下処理
　スーパーなど市場で販売されているトンブリは水煮にされているので、料理前に熱湯をかけて水気を切れば使うことができます。下処理が必要ないものもあるので商品の説明部分を確認して下さい。また、雑菌を防ぐためにクエン酸が加えられていることがあるので、酸っぱいのが気になる場合は軽く水洗いします。

とんぶりの食べ方
　大根おろしや納豆、すった山芋と合わせたり酢の物などにする食べ方があります。

とんぶりの保存方法
　開封後は常温でも可能ですが、冷凍の方が良いとされています。解凍するときは流水でとかします。

とんぶりの選び方
　実が小さく揃っていてハリがあるものを選びます。

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posted by 胡桃割り人形 at 21:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 野菜

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