仙台・宮城のおひとりさまランチ日記

他のラーメン屋に入ったときに、注文待ちで見ていた雑誌にこちらのお店の広告が載っていました。
蕎麦屋さんなのですが、ラーメンもやっているとのこと。老舗の食堂のラーメン、結構好きです。
そんなわけで、こちらに初入店。
４人掛けのテーブルとこあがりのみのお店でカウンターはありません。ですから、混雑時は相席となります。
平日のお昼時、当然のようにお店はお客さんで一杯。その上、出前の注文の電話がひっきりなしに入ってきます。これは時間がかかるな、と覚悟したものの、店舗注文と出前注文に調理部隊が分かれているのか、注文順番通りに到着しました。
いただいたのはラーメン。「中華そば」ではなく「ラーメン」。この違いは何なのか、何かこだわりがあるのか？
蕎麦屋でありながらラーメンのメニューも豊富です。ランチセットもオトク。なかなか侮れないお店です。
麺は白い細ストレート麺。堅めの茹で上がりでザックリした歯応え。蕎麦屋のラーメンにしては、ラーメン好きの「ツボ」を心得ています。
スープは蕎麦屋さんらしい、和風出汁の効いたスープです。脂は少なめ、旨味強め。これは美味い。
トッピングは刻み葱、ナルト、メンマ少々、小さめの海苔、小さめのチャーシューと、ちょっと寂しいですが・・・
大きめの丼で麺の量も若干多めに感じました。量的には問題なし。
蕎麦屋のラーメンがこんなに美味しいとは！
しかも接客丁寧で好感度大です。老舗の食堂というと、常連さん仕様の店が多く、接客が「なあなあ」になりがちの店が多くみられますが、こちらはそんなことはありませんでした。
また行きたいお店です。それと同時に、蕎麦屋さんのラーメンにも俄然興味が湧いてきました。

久兵衛ブログで「8月限定、鶏三郎」の記事を見たので、行ってみました。
が、鶏三郎は夜のみの提供・・・orz
昼の限定は冷やし坦々つけ麺、だったかな・・・
ま、久兵衛自体久しぶりだったので、汁なしをいただきました。
大盛無料ですが、汁なしは並盛り自体が多めなので、身の程をわきまえて並で。トッピングもいろいろ混ぜると美味しいのですが、元が800円ですのでこれにトッピングを頼むとあっと言う間に1000円を超えてしまうので、こちらも自粛。
久しぶりの汁なしでしたが、以前に比べると上品になったというか、クセが弱くなったような気がしました。「汁なし」というわりにはタレ多め。あまり濃いタレではないようです。
丼も麺も熱々なので、卵を混ぜ合わせると麺によく馴染みます。
最近流行のジャンク系の強い汁なしにくらべると、ずいぶん大人しめではありますが、抵抗なく誰でも楽しめる「汁なし」という感じで、これはこれで一つの方向性かな、という気がします。
そう言えば姉妹店の、よりジャンク系の強い「ビリー」にも汁なしはあったと聞いたような気がします。そちらと食べ比べてみるのも面白いかもしれませんね。

震災後、初めての太平楽。
私、あご出汁中華そば。同行人、らーめん。
昼時とは言え、ほぼ満席。しかもお客さんのほとんどはラフな恰好。まだ休みの人が多いんですね。
らーめんは「トンコツスープ＋片口鰯スープ」。あご出汁は「トンコツスープ＋トビウオスープ」。
魚の方の出汁が違うだけで、ずいぶん違ったスープになるもんだなぁ、と思い知らされました。
さらに、ラーメンは太縮れ麺。中華そばは細ストレート麺。あご出汁の方には背脂が乗りませんが、片口鰯の方には背脂が乗ります。
この微妙な違いが面白いと思いました。
どちらも濃厚で、ちょっとしょっぱめ。脂は少なめに感じました。
細麺の方は、ツルツルで堅めの茹で上がり、ザックリした歯応え。
太縮れ麺は、モチモチで、やはり堅めの茹で上がり。スープとの絡みもバッチリですが、よく暴れます。
どちらも美味しかったです。以前同様「小」で十分な量でしたが、むしろこれより多くなってしまうと、食べ飽きしそうな印象もありました。
らーめん。中華そば、共に500円。あご出汁になると50円アップ。それでも非常に良心的な価格設定だと思います。自家製麺ですし、文句の言いようがないでしょう。

仙台に最近できた、大勝軒直系のお店。
え？でも泉に大勝軒ってあるよね？あれとは別なチャンネルなの？
このあたりの関係がよくわかりません。
ちらっと目にしたところでは、なにやら「餃子の王将」と「大阪王将」の関係くらい複雑みたいなので、面倒くさいので関わらないことにしました
美味けりゃいいんだよ、美味けりゃ

というわけで、何か違いがあるのか、興味もあって行ってみました。
券売機制ですが、メニューが沢山あって、初めて行くとなかなか決めかねます。とりあえず「大勝軒」系の店なので、つけ麺をいただく事に。味玉つけ麺・並800円。
泉の大勝軒は、大盛も無料ですが、こちらは「並」と「大盛」で値段に差が付けられていました。
スープは大勝軒系列らしい、節の効いた濃厚スープ。泉の大勝軒に比べると、味濃いめ・酸味強め・バランス上品に感じました。大勝軒に比べて作り込まれた感じで、洗練されている印象を受けました。
麺は四角い断面の太麺。最近の太麺は本当に太くなったので、それに比べればまだおとなしい方ですが、太さといい茹で加減といい、これを越えると「つるつる」とはいかなくなるギリギリの加減のように思います。
トッピングは、もともと煮卵半分が入っているので、よほどの卵好きでもなければ煮卵トッピングする必要はありませんでしたね、失敗しました
厚切りチャーシュー、材木メンマと、大勝軒系らしいトッピングで、美味しくいただきました。

ただ、接客には多少問題があったように思います。
お客さんの少ない時間帯だからかもしれませんが、従業員同士のおしゃべり・私語が多く、客席によく聞こえます。
一方で、スープ割りをお願いしたときには、何も言わずただポットを目の前に置くだけ。
接客の基本ができていなければ、どんなにおいしくてもまた行こうとは思いません。
せっかく「直系」の仙台進出なのですから、本店の看板に泥を塗らないように頑張ってほしいと思いました。







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ちょうどお昼時だというのに、たまたま１台分の駐車スペースが空いていたので、迷わず車を滑り込ませ、店内へGO
カウンターが数隻空いているだけで、ほぼお客さんで埋まっていました。
例年ですとこの時期は冷やし中華が出ているはずなのですが・・・
今年は「冷やしつけ麺」だそうです
老舗のラーメン屋も冷やし中華からつけ麺にシフトする時代か・・・？
でも、何か違うような気がするぞ。仙台の老舗が、仙台発祥の冷やし中華を、夏に出さないでどうする？
そりゃ確かに時代はつけ麺ブームかも知れないけど、この店に来る客のほとんどは昔ながらの常連さんでしょ？新しいものには、逆に疎い年齢層の方が多いんじゃないのかなぁ。
などと、よけいな心配をしつつ、注文したのはワンタン麺。
手揉みの細縮れ麺は堅めの茹で加減で、ツルツルの歯触り、そして適度な歯応え。以前に比べて、ちょっとボソリ感があるものの、モチモチしていて美味しい麺です。
ワンタンも皮が大きくチュルチュル。気をつけないと喉の奥をヤケドしてしまいそう。
ワンタン麺だけど、ちゃんとチャーシューも入っています。
スープもあっさりしていながらしっかり旨味が出ていて、じんわりしみます。最後の一滴まで飲み干せる美味しいスープです。
確かに、行列ができるほど繁盛するのもわかるような気がしますね。
旧店舗に比べてメニューが整理され、品数が減ったのは残念ですが、それでも人気は衰えません。
食べ終えて出る頃には、満席で待ち客有りとなっていました。

朝９時からやっているお店なので、朝ラーしてきました。
老舗のお店なのに行ったことがありませんでした。宮城球場の側なので、野球帰りに寄ってみるのもいいかな、と思っていたのですが、夜は比較的早めに閉まってしまうようです。
いただいたのは中華そば。480円。
基本、ラーメン屋と言うよりは定食屋という感じです。早い時間帯なのに、すでにタクシーの運転手さんが数名、座敷でくつろいでいました。
いただいた中華そばは、それこそ昔ながらの中華そば。あっさり、優しいスープです。
麺は中太ストレート麺。柔目の茹で上がりですが、ツルツルの食感は悪くありません。
スープは、野菜と鶏の出汁でしょうか。魚介を感じるスープではありません。じんわりしみる、優しいスープです。
トッピングはチャーシュー・葱・メンマ・海苔の王道パターン。噛み応えのある脂のないチャーシューが2枚載っています。
全体的に、可もなく不可もなく。やはりラーメン屋と言うより定食屋なのでしょう。タクシーの運転手が集まる店にハズレはない、と言われていますので、定食メニューは美味しいのかもしれません。
なによりメニューが豊富なので、ここであえて中華そばを頼む必要はないのかも？

TBC夏まつりに行ったら、山形の「山亀本店」が来ていたので、試しにいただいてみました。
亀之助ラーメンが1000円？高いなぁ、と思っていたらタイムサービスで200円引との事でしたので、せっかくですから、そちらをいただきました。
う〜ん、何というか・・・。まぁイヴェント出張だから仕方がないんだろうけどね。本店で食べたら美味しいのかもね。
器がプラスチックだから雰囲気でないし、スープもそんなに熱くできないのかもね。
量も少ないし、スープの風味もない。
麺は中太ストレート麺で、堅めに茹でてあるので意外とイケます。スープはちょっとしょっぱめ。バランス的にどうなんだろう？
トッピングはチャーシュー３枚でしたが、燻製ハムみたいなチャーシューで、芸術的に薄い！海苔は板海苔なのにふわりと溶けて、良かったと思います。

イヴェントラーメンだから仕方がない、というのを差っ引いたとしても、タイムサービス200円引だとしても、コストパフォーマンス悪すぎ。
やっぱりラーメンは、きちんとお店に行って食べるものだと再確認しました。
山亀本店さんも、機会があればお店に行ってリベンジしたいと思います。

出張で山形に行きました。目的地の近くで有名なラーメン屋があるので、そちらに行く予定でいたのですが・・・
通りすがりにこちらのお店を見つけ、不慣れな土地でウロウロするのもイヤだったので、そのまま入店しました。
カウンターは8席くらいでしょうか。奥にはこあがりと、パーテーションで仕切られたテーブル席（ボックス席？）が何卓かあり、収容人数は結構余裕がありそうです。
鶏とゴボウを使ったらーめんがお勧めのお店のようです。
いただいたのは鶏中華。ゆで卵はサービスで「食べた個数以上、通って下さいね」というお茶目な但し書き付き（笑
トッピングは、鶏チャーシューにゴボウ、青いところも使った白髪葱、海苔、メンマ、ナルト。鶏チャーシューはしっとりしていて美味しかったです。笹切りのゴボウと白髪葱も麺とマッチしていて邪魔に感じません。
麺は自家製っぽい、ぼこぼこした太麺。弾力があり、ねじれの効果かスープとの相性もばっちり。
そのスープは、やはり鶏中華の名前通り、鶏出汁の醤油スープ。鶏の旨味、甘みがしっかり出ていて、全体をまとめる優秀な出来でした。
ちなみに、葱の上にふりかけてある粉はなんだろうと思ったら、ホワイトペッパー（白胡椒）でした。初めから胡椒がかけてあるのは是か非か、意見は分かれそうですが、このラーメンに限っては、いいスパイスになっていたと思います。
胡椒の風味がスープを引き立たせ、わずかに辛味をプラスすることで、いいアクセントをつけていたと思います。
量も丁度良く、太麺なので腹持ちもよかったです。これで680円は納得の価格。
店員さんの対応もハキハキしていて、気持ちのいいものでした。
入店時には、昼時なのにお客さん少ないな、立地的にこんなモンかな、と思ったのですが、食事中に次々と来店があり、なかなかの繁盛ぶりでした。

震災以来、初めてのとがし。
開店直後が混むのはわかっていたので、ちょっと時間をずらしていきました。炎天下の中、店外で待つことなく店内に入れたのですが、様子が私の知っているとがしとは違っていました。
店員さんが2名。行列の出来る人気店にしては、少なくないかな？
今までは1ロットにつき4〜5杯作ってローテーションしていたのが、1ロット10杯、つまり全席分のローテーション。この方が効率いいの？回転がいいの？う〜ん・・・
今回いただいたのは、新メニューの背脂らーめん。券売機を前に、今日は何味にしようかな、と眺めてみると、下の方に「新メニュー　背脂らーめん」の文字が。
再食で味の確認、なんてすっかり棚上げに。新メニューに挑戦。
白い粒状の背脂が載った、いわゆる「げんこつらーめん」のイメージでいたのですが、さにあらず。粒状背脂はスープと同じ色に同化していて、見た目のインパクトはありません。でも確かに油は結構強め。背脂特有の甘みもあり、確かに「背脂ラーメン」です。
ベースになるスープは、「白」でも「黒」でも「赤」でもなく、それらのベースになる「魚系豚骨スープ」なのでしょうか？ひょっとしたら、もっともピュアなスープのベースを味わえるラーメンなのかもしれません。
一方で、ニンニクが結構強めに効いています。「背脂らーめん」ではなく「ニンニクらーめん」と言われても納得するくらい、ニンニクが前面に出いていますね。午後からも営業の仕事がある方は要注意です。
麺は、以前に比べてずいぶん細くなったような気がします。つけ麺がねじりの入った太麺なのに対して、らーめんの方はずいぶん大人しめな中太麺。いや、細麺と言ってもいいくらい。
このブツン・ブツンとした食感が不思議で、何に似ているんだろうと考えたところ、日本蕎麦の食感でした（笑
断面も四角いし、噛み応えといい食感といい、こういう日本蕎麦の種類があったなぁ、と感じました。「かいじ」と差別化でしょうか？「かいじ」は楕円のストレート麺で、表面の食感といいその佇まいといい、まぎれもなく「らーめん」の麺です。気づいてしまうと、なかなか不思議な取り合わせで、これはこれで面白いと思いました。
「かいじ」の中盛りが余裕だったので、「とがし」でも中盛りでいただきましたが、油断しました・・・orz
とがしの方がデフォルトの盛りがいいんだった・・・食べても食べても減らない・・・
相変わらずつけ麺率は高かったですが、私のように夏の盛りにラーメンをすする酔狂な客も何名かいて、心強かったです（笑



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お久しぶりの玄龍さん。
限定で、昼夜各15食で冷やし塩らーめんが出ていましたので、そちらをいただきました。
奇しくも午前中の梅雨明けした昼下がり、そりゃ暑いわ〜。
相変わらず、いい仕事をします。綺麗な盛りつけ。器もキンキンに冷えて清涼感たっぷり。
チャーシューは海苔を挟み込んだ鶏チャーシューでしょうか？しっとりしていて冷やしでも柔らかくいただけるのはグッド。
細切りにした針状のショウガもさっぱりしていて、いいアクセントになります。
ただ、板海苔だけは・・・？冷やしなので海苔がふやけず、そうかといってスープで湿ってしまって、噛みきれないのが難ですね。
スープは冷やしなので、風味こそ楽しめませんが、とても上品でありながらしっかり旨味が出ていて、やっぱり最後の一滴まで飲み干してしまいました。
麺は、いつもの麺と同じだと思うのですが、冷水で絞めることでコキコキの食感に。歯応え抜群で好みが分かれそうですが、いつもの食材で違った食べさせ方をするのも職人の腕かと。
780円という価格設定は高めですが、納得できる美味しさでした。

帰り際に入ってこられたお客さんに、「いつも混んでて入れない。今日は珍しく駐車場が空いていた」と声をかけられていました。みんな同じなんですね（笑
それと、もう少ししたら「白醤油」を使った冷やし麺を出したいと言っていましたね。見た目は醤油の色じゃないのに、食べたら醤油って、店主さんも想像力が豊かです。
実現する日を楽しみにしていましょう。