カレーつけ麺は、つけ麺の食券で「カレーで」と申告するシステム。くまがいでつけ麺は初めて。200gと300gを選べるそうです。つけ麺だから大丈夫とたかをくくって300gでオーダー。つけ麺は好きじゃない、という割りには、今年は結構つけ麺を食べてます。どういう風の吹き回し?
つけ麺は麺が違うからか、水で締める行程があるからか、ラーメンよりも時間がかかりました。最初に付け汁が運ばれ、続いて麺の登場。付け汁にはチャーシュー以外のトッピングが放り込まれており、麺にチャーシューが載っています。付け汁は、まんま「カレー」。確かにラーメンテイストはあるものの、カレー風味と言うよりもカレーそのもの。強烈に粘度の高いドロドロの付け汁。ドロドロなのはカレーだけではありませんね。ほぐしチャーシューが付け汁の粘度を上げているのかな?メンマは穂先メンマ。カレーにメンマって・・・。でも麺と一緒だと意外と違和感がありません。付け汁には他にもいろいろ入っていますが、判別不能。全部カレーに支配されています。
麺はモチモチの太麺。ゴリゴリの固茹でではなく、モチモチなので歯応えはありますがストレスはありません。付け汁の粘度が高いので、カラミは申し分ありません。太麺なのですすることも難しく、だったらしっかり咀嚼した方が旨味を感じられるので吉です。
麺の載ったチャーシューは豚の炙りチャーシューと鶏の低温処理したチャーシュー。どちらも美味しい。あえて付け汁は使わず、箸休め的にいただきましたが、とても贅沢な感じがして良いアクセントになりました。
付け汁の粘度が高く、麺との絡みが良いため、卓上の割りスープは出番がありませんでした。麺を食べ終わったらちょうど付け汁もなくなってしまいました。美味い美味いと夢中で食べていましたが、それでもさすがに300gは多かった。過去の記事を見たら、一草庵では200gで丁度いいと書いていますね。自分で書いた記事を忘れるとは、この愚か者が(笑
おかげで夜までお腹いっぱいでした。それも、ラーメンを食べたという印象よりも、カレーを食べたという印象が強く残りましたね。「くまがい」らしいか、という問題は置いておくとして、カレーつけ麺としては大変美味しかったです。
私がつけ麺を敬遠する理由は、食べているうちにぬるくなる、付け汁が水っぽくなる、という点にありますが、一草庵にしてもくまがいにしても、これだけ付け汁の粘度が高いと、少なくとも「付け汁が水っぽくなる、うすくなる」という問題は克服されそうです。
大変美味しくいただきました、こういうつけ麺なら文句ありません。
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