デパートの催事場に来た時に行ったような気はするのですが・・・。ただその時の印象は、あまり評判ほどではなかったような気もします。イヴェントラーメンだったから本来の美味しさは発揮できなかったんだろう、ちゃんとした店舗なら評判通りに美味しいに違いない、と期待しました。
住所は国分町ですが、定禅寺通りに面した場所にあります。開店は11:00との事でしたので、間に合うようにコインパーキングに車を止めて店舗前に行ってみると、すでに数人並んでしました。この中の3人のおっさんの下品な振る舞いに、せっかくのテンションも台無し。開店準備をする女性をつかまえて、まだ開けないのか、店に入れさせろ、段取りが悪い、サービスが悪いとクドクド。オッサン特有の悪気はないけど馴れ馴れしく話しかけるパフォーマンスなのはわかるんだけど、あまりにも品がない。女性は笑って対応しているけど、腹の中はイラッときてるだろうな、お気の毒。通ぶって知らない人に話しかけるオッサンって、イヤだわ。私もオッサンではあるけど(笑
気をとりなおして、ようやく開店。券売機制で、ワンタン麺は780円。カウンターのみ15席くらい?の狭いお店。開店と同時にほぼ満席となってしまいました。1ロットは3〜4杯ですね。
人気のワンタン麺はいかほどのものか。丼は半球型。径は小さいけど奥行きがあります。トッピングはざく切りの葱、胡椒をふったメンマ、薄くスライスしたチャーシュー2枚、極薄皮のワンタン5個?
チャーシューは油の少ないタイプ。ワンタンがメインなので箸休めにいいかな?自己主張は強くないけど食べやすいチャーシューだと思います。
ワンタンは、皮が極薄でチュルチュル。肉餡も結構大きめ。これは美味い!皮がもうちょっと大きめだと文句ないけど。
麺は白くて中太の縮れ麺。結構食べ応えがあります。スープとの相性も良く、中華そばでも十分美味しいと思う。
スープは上品な中華そば系のスープ。店内に充満する煮干し臭から、スープも相当の煮干しを連想するけど、実際には香りほどの煮干しっぽさは感じません。煮干しが強いのはちょっと、という方でも美味しくいただけるバランスを保っていると思います。
これは確かに評判になるのも納得ですね。とは言え、仙台でこの人気を維持できるのか、というと疑問は残ります。今は新店ということもあり、本店の評判もあり、一度は食べてみようというお客さんで繁盛していますが、落ち着いた頃にそれでも客が入り続けるでしょうか?テコ入れと称して仙台店独自のメニュー展開なんかやっちゃうと、ますます自らを窮地に追い込みかねません。是非、王道で勝負できる店であってほしいと願わずに貼られません。
美味しいんだけど、やっぱり駐車場代がかかるとなると、なかなか足が向かないかもしれませんね。実は今日も街中で仕事があったから寄れたようなもので。わざわざ来るにはハードル高いなぁ。
11:00〜 日曜定休
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