ところが、こちらのお店はなにも長崎チャンポン専門店というわけではなく、普通にラーメンメニューもあるということを知ったので、一度行ってみたいと思っていました。11時オープンと早めの開店なので、通りすがったのも縁ですから、寄ってみました。
カレーラーメン、麻婆ラーメンにも惹かれたのですが、大好きなワンタン麺650円をオーダー。ワンタン麺にしてはお手頃なお値段です。他のメニューもかなり良心的な価格設定です。待っている間にも、次々とお客さんが入ってきます。すごい人気。オーダーも様々で、やはり長崎チャンポンだけの店ではないようです。
オーダーから提供までも結構早め。ワンタン麺は、ワンタンの他にチャーシュー1枚にメンマと葱がのった、オーソドックスなものでした。
チャーシューは固めで歯応えのあるタイプ。ちょっと臭みがあるけど、値段相応でこんなもんでしょう。メンマは薄味で、あまり気にならないタイプ。肝心のワンタンは皮が厚めでコンパクト、肉餡多めの食べ応えのあるタイプでした。
麺は、麺箱を見るとちどりや製麺さんのもののようです。黄色い、ゆるくウエーブのかかった細麺。茹で上がりは普通。食べ終わる頃にはちょっとのび気味になるのが残念なところ。
スープは非常にあっさり。中華屋さんなので油強めとか味濃いめを覚悟していたのですが、意外でした。
麺量は多め。さらにランチタイムはおにぎりが付きます。つぼ漬けも食べ放題。セットメニューも充実しているので、お腹いっぱい食べたい方にはもってこいでしょう。人気の秘密は、ここらへんにあるのかな。基本的にはチャンポンをはじめとして餡かけ系のメニューが充実しており、オーダーもそっち系が多いので、ワンタン麺では一味足りない感じになるのは仕方がないのかもしれません。ベースとなるスープに、餡かけをプラスしてこの店の味が完成するのかもしれませんね。
店を出る頃には、台数が少ないとは言えお昼前なのに駐車場はいっぱい。路駐まで出ていました。あまり話題になりませんが、凄い人気店であることには間違いありません。
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