偶然、駐車場の空きがあったので、ようやく訪問することが出来ました。
券売機制で鶏出汁を使ったラーメンが数種類。初訪問ということで、あっさりと言われる「鶏そば」680円をいただきました。
こちらのお店、以前お伺いした「天友」だった場所です。いつのまにか「天友」が閉店し、昨年末に「くまがい」がオープンした次第。カウンターは15席くらいありそう。4人がけテーブルは3卓かな?厨房
3人、フロア1人のオペレーション。フロアの女性は若く、てきぱきお客をさばいていたけど、厨房は店主と助手は2人のおばちゃん。いや、おばあちゃんと言ってもいいかな。まだまだ不慣れのようで、店主もいちいち指示を出しながらの作業なので大変そうでした。高齢者にラーメン店のバイトは厳しいんじゃないか?そんな作業風景もあり、店内も結構混んでいたのですが、そのわりにはあまり時間がかからずにラーメン到着。
トッピングは葱2種類、穂先メンマ、カイワレ、鶏チャーシュー2枚。葱の刻み方こそ「とがし」ですが、それ以外はまったく「とがし」のテイストを感じさせません。これは上手く作ったものです。特に鶏チャーシューは低温調理のしっとりした食感で、抜群に美味しいですね。
麺は細いストレート麺。やや硬めのザックリした食感。好みは分かれるかもしれませんが、私は好きです。
スープは、鶏出汁がバッチリ効いた醤油スープ。これで「あっさり」なの?と驚くほど鶏の風味が強いです。使っている部位や調理の方法が異なるからか、同じ鶏出汁ラーメンでも「嘉一」とは異なったテイスト。鶏白湯並の濃い旨味を感じます。
新店とは言え、かなりの完成度の高さ。これは侮れないお店です。
とがしは「とがし」「かいじ」「龍冴」「みなもと屋」と4店舗展開、独立した「らーめんONE」も「とがし」に近いテイストです。しかし「くまがい」は、あえて「とがし」っぽさを払拭することで差別化を図ることができたのではないでしょうか。
鶏塩そばや濃厚鶏そば、鶏煮干しそばも是非食べてみたいと思いました。それにしても人気店だけに、まず駐車場に止められるかどうかが問題ですね(笑
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