タンメン専門店という事であまり食指が動かなかったというのも理由の一つ。そう言えばタンメン専門店でスタートした「とがし」の系列店は完全に方向転換してタンメンのタの字もありません(笑
今回、行ってみる気になったのは冬季限定で味噌タンメンを出していると知ったから。炒め野菜の載っているのがタンメンなら、野菜が載っている味噌ラーメンと味噌タンメンは、どう違うのでしょう?素朴な疑問です。
私の嗜好としては、ラーメンに炒め野菜が載っていても全然ありがたくないけど、味噌ラーメンには炒め野菜がないと寂しい。と言うわけで味噌タンメン=味噌ラーメンじゃないのか?という事で食べてみる気になりました。
このお店の店長さんは、実は熱心なラーメンオタクでした。ラーメン好きが高じて自分のお店を出すまでに。好きなことを極めて仕事になり、しかもそれが軌道に乗るなんて羨ましい限りです。
券売機制で味噌タンメン850円に辛味50円、合計900円。結構、いいお値段ですね。
カウンター7〜8席、テーブル席2卓と、間口のイメージよりはあまりキャパシティは大きくありません。それでもブランケットが用意されていたり、女性や家族連れを意識したアイテムを用意するあたり好感度は高いです。
お昼前の訪問だったのでほぼ満席でしたが、かろうじてカウンターに座ることが出来ました。タンメンは野菜を炒める関係上、提供まで時間がかかるのかと思ったのですが、それほど待たずに着丼。
う〜ん?イメージしていたのと違うなぁ。確かに辛味噌ラーメンではなく「辛+味噌タンメン」としては正しいビジュアルなんだろうけど(笑
食べてみると、確かに味噌ラーメンとは違います。でも予想したよりもはるかに美味しい。辛味はただ後載せで追加しただけでなく、ちゃんとスープと混ざった時の味わいが計算されています。単純な唐辛子の辛さではなく、花椒や八角といった中華料理に使われる香辛料のテイストを感じます。
野菜たっぷり、挽肉たっぷり、麺は茶色いモチモチの中太麺。野菜はキャベツ・モヤシがメインで、シャキシャキの食感。刻みが細かいので芯も気になりません。それほど辛くないなぁ、と思いながら食べていたのですが食べ終わる頃に汗が噴き出てきました。
初めての訪問でしたが、人気になるのも納得の美味しさでした。
食後の感想として、結構ラードを強めに感じますが、油に敏感な私が胃もたれ・胸焼けしなかったところを見ると、相性は良いのかな。
11:00〜 火曜定休
富谷市富ヶ丘2−20−2
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