時間が早かったからか、店内は半分くらいの入り。カウンターに座れました。入り口に2月の限定麺として「ホタテ塩のワンタン麺」の掲示があったので、そちらをオーダー。880円。
先客の方々の提供がまだだったようで、着丼までちょっと時間がかかりました。
白いスープは澄んだ色、とは言えませんが、この白濁具合が貝出汁の旨味を期待させます。トッピングはチャーシュー、メンマ、刻み葱、石蓴海苔、針唐辛子、ワンタン。チャーシューは極薄だけど大きくてレア感のある、ちょっと前に流行ったローストビーフみたいなタイプ。太メンマは、やっぱりそれほどふっくらでもサックリでもなくスジが歯に挟まる感じ。石蓴海苔は秀逸でした。この黒い粉はなんだろうと思ったら、細かい海苔でした。スープは汚すけど風味はバッチリ。ワンタンは、食べた感じが肉餡ではなさそうだし海老の風味でもないし何だろうと思ったら、ワンタンの具にもホタテの貝柱が使われていました。凄い工夫、凄いこだわり。そして美味しい!
麺は細くて白いストレート麺。ツルモチの食感で私の好きなタイプですが、弾力が結構強くて食べ応えがあります。同じタイプの麺を出す店の中では、一番弾力があるんじゃないだろうか?
スープは確かにホタテを感じるのですが、ホタテのみを前面に押し出した感じではなく、いぶしがいつも使っている魚介出汁にホタテの出汁をバランス良く融合させた感じ。貝出汁というと「はま家」「煖々」「海味家で材料が入った時だけ出すホタテラーメン」が思い浮かびますが、これらほど貝出汁が主張している感じではありません。それだけに上品で万人向け、貝出汁が苦手な人でも抵抗なく受け入れられる感じに仕上がっています。久々にスープ完飲しました(笑
11:00〜 火曜定休
名取市上余田千刈田548−1
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