2016年02月08日
他界した母に2度と会えないということが信じられない
母は他界した。
ゆっくりと息を引き取る母を、隣でしっかりと見送った。
壮絶な前夜の余韻が残る室内、
あのざわつきが頭から離れない・・・
一生残りそうなほどの壮絶な記憶・・・
末期の肺がんで他界するということの厳しさを
目の前で目撃した。
幾度となく目を逸らしたくなった、
幾度となく耳をふさぎたくなった、
・・・まるで現実逃避をするかの如く・・・
思い出したくはないが、忘れてはいけない。
母が最期に見せてくれた雄姿、母の生きざまの結集。
母はもういない。
優しかった母・・・いつでも自分より家族が優先で、
贅沢はできない性格の母でした。
面倒見が良すぎて、自分を犠牲にしてきた母は、
父の介護で頑張りすぎてしまった。
私たち子供の手を煩わせたくないという思いからなのか、
助けを求めることが少なかった。
・・・全く無かったわけではない、SOS信号はあった。
気が付いてあげられなかったことが情けない。
母のいない部屋・・・電気をつけたままで廊下に出て
引き戸を閉めてみた。
蛍光灯の明かりが引き戸の隙間から溢れている・・・
いま引き戸を開けたら、その向こうには間違いなく母がいる!
ハッキリと感じる根拠のない自信・・・
高鳴る鼓動を感じながら、ゆっくりと引き戸を開けてみる。
・・・母はいない・・・
なぜだろう・・・引き戸を締めると、やはりいる気がしてならない。
毎日感じるこの違和感にも似たような母の存在感、
またすぐに逢えるような気がしてならない
・・・もちろん現世で・・・
母に逢えない・・・受け入れることが出来ないわけではない、
ただ、信じられないのです。
もう、この世で2度と母に逢えないということが・・・
本当に信じられないのです・・・。
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ゆっくりと息を引き取る母を、隣でしっかりと見送った。
壮絶な前夜の余韻が残る室内、
あのざわつきが頭から離れない・・・
一生残りそうなほどの壮絶な記憶・・・
末期の肺がんで他界するということの厳しさを
目の前で目撃した。
幾度となく目を逸らしたくなった、
幾度となく耳をふさぎたくなった、
・・・まるで現実逃避をするかの如く・・・
思い出したくはないが、忘れてはいけない。
母が最期に見せてくれた雄姿、母の生きざまの結集。
母はもういない。
優しかった母・・・いつでも自分より家族が優先で、
贅沢はできない性格の母でした。
面倒見が良すぎて、自分を犠牲にしてきた母は、
父の介護で頑張りすぎてしまった。
私たち子供の手を煩わせたくないという思いからなのか、
助けを求めることが少なかった。
・・・全く無かったわけではない、SOS信号はあった。
気が付いてあげられなかったことが情けない。
母のいない部屋・・・電気をつけたままで廊下に出て
引き戸を閉めてみた。
蛍光灯の明かりが引き戸の隙間から溢れている・・・
いま引き戸を開けたら、その向こうには間違いなく母がいる!
ハッキリと感じる根拠のない自信・・・
高鳴る鼓動を感じながら、ゆっくりと引き戸を開けてみる。
・・・母はいない・・・
なぜだろう・・・引き戸を締めると、やはりいる気がしてならない。
毎日感じるこの違和感にも似たような母の存在感、
またすぐに逢えるような気がしてならない
・・・もちろん現世で・・・
母に逢えない・・・受け入れることが出来ないわけではない、
ただ、信じられないのです。
もう、この世で2度と母に逢えないということが・・・
本当に信じられないのです・・・。
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