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2018年07月01日

職場復帰に必要な意志と協力

肺がんステージ4の治療開始から3か月
母は、念願の職場への復帰を果たした。

「抗がん剤治療による副作用症状の重い軽いに関係なく、
来れそうな時にいつでも来てくれていいですよ」
と、願ってもないありがたいお言葉に感謝していた母。

母の職場は、製造会社の食堂の清掃などが主な仕事だった。
食堂とは言っても、配達弁当なので厨房はない。
準備と後片付けの合間に、フロアーや階段の清掃をしていた。

気分の良い時は帰宅後のウォーキングで
リハビリも兼ねていた。

入院中から職場復帰を目指していた母
退院後も、気分の良い時だけでも・・・と
近所でウォーキングに励んでいた。

下半身の筋力に不安が残っていて、自転車の使用は事実上引退した。
自転車に乗ることはできるのだが、車道を走ると緊張するのか
「気疲れが」激しかったと言っていた母。
それを聞いた私も、母に自転車使用を控えるように促した。

働くことがリハビリ・人と接することがリハビリ。
大好きな職場で、大好きな仲間たちとさもない話をするだけで
良い刺激がもらえていた。

抗がん剤治療前に、頭部放射線治療を受けている母にとって
脳に刺激のない生活は、アルツハイマーや痴ほう症を誘発
させてしまう危険性もあった。

担当医師からは「末期の肺がん」なので予後は短い為、
「好きなことをやらせてあげてください」と言われていた。

趣味に走るか、仕事に走るか・・・気にしていたところでもあり、
当時は母の意志を尊重することに集中していた。

復帰後の勤務時間について
以前は5時間勤務でしたが、復帰後は2時間勤務に変更。

午前10時出勤して、お昼の12時には退勤するペースで開始。
復帰直後ということもあり、体力に懸念があった母は、
長時間勤務は避けて、短時間勤務で調子を見ながら仕事を
させてもらうことになった。

こうしてステージWの肺がんという大病を患った母が
職場復帰という一つの目標を達成した。

癌治療患者の職場復帰には
本人の強い意志と
職場の協力は欠かすことが出来ない

母は本当に良い会社に恵まれた


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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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