2020年04月15日
癌との闘い
何度思い返してみても
答えも出なければ
救いの言葉さえ見当たらない。
母親が肺がんで他界して5年目、
癌に怯えながら生きるという
生涯ストレスを感じ続ける道の上を
今でも歩いている。
途中何度も脇道に逸れてみたけれど
どうしても大通りに戻ってしまう。
それは未だ母親の苦しむ姿が
強く脳裏に焼き付いているから、と感じる。
母親はそもそもで
自分自身が癌を患っているかも知れない、
などという疑いを持った事があっただろうか
あったとすれば、母親の癌との闘いは
そこから始まったとも考えられる。
はたまた入院後、自分が癌であると
知らされてからだろうか。
それとも、手術や抗がん剤治療のタイミング
からだろうか。
身体が辛い時だけが闘いではないということ
それくらいしか想像が働かない。
癌を患った人にしかわからない苦しみ。
不安…
独りで居るときとそうでないとき
母はどのように過ごしていたのだろうか。
痛みと息苦しさとが続いていたことは
知っていても、それはすべてではなく
ほんの一部。
母の癌との本当の闘いを知らない。
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