2018年01月22日
ふりかえり
〜母の病名〜
◎非小細胞肺がん(肺腺癌)⇒ステージ4
母の受けた放射線治療内訳は以下の通り
◎放射線照射部位 ⇒ 頭部全照射
◎放射線量と放射線照射回数
・総放射線量=30Gy(単位:グレイ)
・1回の治療で受ける放射線量⇒3Gy(単位:グレイ)
・放射線治療回数⇒計10回
・放射線治療(照射)時間⇒1回の治療につき「5分」
◎その他
・頭部全体に対する放射線照射の為、放射線治療中に顔面が被爆しないように
顔面保護するための専用マスクを制作した。
〜母が放射線治療を受けた経緯〜
頭部に腫瘍が発見されたことをきっかけに、精密検査で肺腫瘍も確認。
ステージWであることも判明。
医師団が総合的に考慮した結果、頭部の腫瘍摘出手術+放射線治療
を優先することを決定。
母の副作用は以下の通り
★吐き気・嘔吐
・1日の中で不定期に数回来る吐き気の症状はあるが、
嘔吐までは至らない、比較的軽度の吐き気のみ。
★脱毛
・放射線治療の影響が大きく、ニット帽及びウィッグは必需品となった。
★味覚障害
・味やにおいに過敏になり、白米・肉類・牛乳・チーズ
については身体が受け付けない状況は、退院以降も数か月続いた。
★食欲の低下
・吐き気や味覚障害の影響もあり、病院で出された食事はほとんど食べれない。
ただ、なぜか朝食だけは90%以上の確率で完食できた。
朝食はパン食だった。焼き立てで美味しいと言っていた。
母が受けた化学治療について
◎抗がん剤治療
・がん治療の一つに、薬を使う治療として化学療法があります。
主に抗がん剤やホルモン剤を使用し、その治療方法としては
「注射」や「飲み薬」での投与方法になるそうです。
母の場合は「抗がん剤を注射(点滴)」による治療。
母の受けた抗がん剤の治療法名
アリムタ + カルボプラチン 療法
起こりうる副作用
◎アレルギー症状
・かゆみ
・じんましん
・発熱
・息苦しさ
・血圧の低下など
◎点滴部位の血管の痛みや炎症
◎点滴部位周囲の皮膚の炎症
◎骨髄抑制
・白血球減少
・ヘモグロビン減少
・血小板減少
◎吐き気・嘔吐
その他
◎倦怠感
◎味覚障害
◎口内炎
◎便秘
◎脱毛
◎手足のしびれなど・・・
放射線治療終了後、インフルエンザ感染もあり
開始が予定より一週間ほど遅れた抗がん剤治療の副作用は
放射線治療の副作用と重なり、区別・判別が難しい。
特に、吐き気、味覚障害、口内炎、脱毛、が当てはまる。
母にとって抗がん剤治療が負担となっていたことに違いはない。
その証拠に、母は抗がん剤治療の継続を拒んだ。
放射線治療と抗がん剤治療を合わせて6か月。
無治療となってから、他界するまで5か月。
母が肺がんと闘った日々を生涯忘れることはない。
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◎非小細胞肺がん(肺腺癌)⇒ステージ4
母の受けた放射線治療内訳は以下の通り
◎放射線照射部位 ⇒ 頭部全照射
◎放射線量と放射線照射回数
・総放射線量=30Gy(単位:グレイ)
・1回の治療で受ける放射線量⇒3Gy(単位:グレイ)
・放射線治療回数⇒計10回
・放射線治療(照射)時間⇒1回の治療につき「5分」
◎その他
・頭部全体に対する放射線照射の為、放射線治療中に顔面が被爆しないように
顔面保護するための専用マスクを制作した。
〜母が放射線治療を受けた経緯〜
頭部に腫瘍が発見されたことをきっかけに、精密検査で肺腫瘍も確認。
ステージWであることも判明。
医師団が総合的に考慮した結果、頭部の腫瘍摘出手術+放射線治療
を優先することを決定。
母の副作用は以下の通り
★吐き気・嘔吐
・1日の中で不定期に数回来る吐き気の症状はあるが、
嘔吐までは至らない、比較的軽度の吐き気のみ。
★脱毛
・放射線治療の影響が大きく、ニット帽及びウィッグは必需品となった。
★味覚障害
・味やにおいに過敏になり、白米・肉類・牛乳・チーズ
については身体が受け付けない状況は、退院以降も数か月続いた。
★食欲の低下
・吐き気や味覚障害の影響もあり、病院で出された食事はほとんど食べれない。
ただ、なぜか朝食だけは90%以上の確率で完食できた。
朝食はパン食だった。焼き立てで美味しいと言っていた。
母が受けた化学治療について
◎抗がん剤治療
・がん治療の一つに、薬を使う治療として化学療法があります。
主に抗がん剤やホルモン剤を使用し、その治療方法としては
「注射」や「飲み薬」での投与方法になるそうです。
母の場合は「抗がん剤を注射(点滴)」による治療。
母の受けた抗がん剤の治療法名
アリムタ + カルボプラチン 療法
起こりうる副作用
◎アレルギー症状
・かゆみ
・じんましん
・発熱
・息苦しさ
・血圧の低下など
◎点滴部位の血管の痛みや炎症
◎点滴部位周囲の皮膚の炎症
◎骨髄抑制
・白血球減少
・ヘモグロビン減少
・血小板減少
◎吐き気・嘔吐
その他
◎倦怠感
◎味覚障害
◎口内炎
◎便秘
◎脱毛
◎手足のしびれなど・・・
放射線治療終了後、インフルエンザ感染もあり
開始が予定より一週間ほど遅れた抗がん剤治療の副作用は
放射線治療の副作用と重なり、区別・判別が難しい。
特に、吐き気、味覚障害、口内炎、脱毛、が当てはまる。
母にとって抗がん剤治療が負担となっていたことに違いはない。
その証拠に、母は抗がん剤治療の継続を拒んだ。
放射線治療と抗がん剤治療を合わせて6か月。
無治療となってから、他界するまで5か月。
母が肺がんと闘った日々を生涯忘れることはない。
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いつもありがとうございます。
連続でも、単発でも、コメントを頂けることに感謝です。
まりあさんのお母様は長期間リウマチを患っていたのですね。
とても辛い病気と伺っております。
まりあさんも辛かったですね・・・。
リウマチ治療と癌治療の関係について、まったく知りませんでした。
ホント・・・色々と勉強になります。
余命一年弱の宣告が、三か月ですか。
何と言っていいか、言葉が見つかりません。
母の場合は無治療なら2〜3か月。
治療すれば1年〜1年半ということでした。
闘病する母と約1年、共に過ごすことができただけでも
幸せなことなのですね。
文中にありました
>死という哀しい結果が出た後から振り返ってみると、当時色々悩んで最良と信じて選んだ行動も的外れだった事が多々ありました。
という文面・・・全く同じ思いを抱えています。
皆同じようなことを胸に秘めているのですね。
by satorich
お仕事、お父様の介護と大車輪でいらっしゃったお母様...、癌に対しても積極治療の全てを尽くされたんですね。
私の母は、長年リウマチを患っていた為、癌発見時点で一切積極治療が出来ないと宣告されました。
選択の余地なく無治療になりましたが、ステージ4ながらも、亡くなる前日まで、
「息苦しいけど、痛くはないよ。これから痛くなるのかなぁ〜?」
こんな風に言っていた位、癌の壮絶な苦痛は知覚しないまま眠る様に旅立ちました。
最初一年弱と宣告されていた余命でしたが、三ヶ月で力尽きた母。
死という哀しい結果が出た後から振り返ってみると、当時色々悩んで最良と信じて選んだ行動も的外れだった事が多々ありました。
お母様は人生も闘病もやり尽くされた方だった様にお見受けいたします。
お母様、私の両親共に苦痛のない世界で安らかで過ごしていると信じたいです。
拙いコメント失礼致しました。