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2016年01月18日

モルヒネの投与量がカギ

末期の肺がんで再入院、即日危篤
母が再入院したその日に危篤となったことはまだ記憶に新しい。
入院すれば自宅でいるよりは症状が緩和出来るであろう・・・
そんな予測をしていたのも束の間、母はそのまま危篤状態に
陥ってしまたのです。

そこからは何が何だかわからないまま時間が過ぎて行きました。
母が苦しみもがく姿・・・今でも思い出してしまいますが、
思い出したくない記憶の一つでもあります。

人の命の儚(はかな)さと、命の強さを同時に感じた
貴重な経験であったとも思っています。

母を苦しませた要因の一つに、入院当日に母の担当医が
不在であったことがあげられます。
おそらくは、再入院初日に担当医がいたら、モルヒネ投与の
処置の仕方がいい意味で変わっていたと推測できます。

しかし・・・人生に、あの時〇〇〇だったら、〇〇〇していたら
はありません。

今回の母の死から得た私なりの教訓も、
ひょっとしたらこのブログ記事を読んでくれた方々の中に
参考にしてくれたり、必要な情報だったりとして扱ってもらえる
かもしれないと考えています。

母の死を無駄にしたくない・・・ありきたりのセリフを使っていますが
身内の死を経験した私にとって、この言葉の意味がとても良くわかります。


モルヒネ投与量

モルヒネの投与については、家族がカギを握っています。
投与をお願いする時も、打つタイミングも処方量も、
家族の了解が必要です。

最初から多量のモルヒネを投与するとショック死する場合も
あるとの説明も頂きました。
私は少量から様子を見る方法でお願いしました。

しかし、結果論ですが、この判断が母を苦しめる要因となった
ことも確かな事実です。
徐々に量を増やし続けても、効きそうで効き切らないモルヒネ。

前もって、真剣に主治医と細かい打合せでも出来るものなら
しておけば良かったと後悔したほどです。

母を12時間以上も余計に苦しめてしまったことは
悔やんでも悔やみきれない過去の一つとなり、
今後の私のトラウマのようなものとなって一生
心に棲みつくことでしょう・・・。


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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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