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2019年05月20日

体育祭の団練習

体育祭が次の日曜日に迫ってきた。
各団、練習に一生懸命である。
中心になっているのは高2。この学年リーダーとして、高1以下、中1までを引っ張っていく。

聞くところによると、夜22時頃からリーダー会議もやっているらしい。
その方法はLINEなのだそうだ。
朝練の予定もLINEで流れたりしていて、スマホを持っていない中学生が困惑している。

最近は、ネット上でLINE配信のビジネス講演会なども行われる時代だから、珍しいことではないが、やはり学校現場であることを考えると、驚きを禁じ得ない。

団の練習のメインは、応援合戦時に行われる団毎のパフォーマンスだ。
全学年でダンスを中心とした演技を行う。
彼等は、音楽を編集し、振り付けを考え、全体バランスや見栄えを考慮して、3分間のパフォーマンスに命をかける。
当然、時間オーバーしたら減点。もっとお優秀な団演技に与えら得る応援賞は遠のいていく。

各段ともクオリティは高いが、これを集団演技するわけで、まだまだ合わせるのに時間がかかりそうだ。

だが私は、体育祭当日、この本番を見ていつも涙を流す。
彼等が創った、思いのこもった演技に感動するのだ。

撮影担当の私は、毎年涙を流しながらカメラのファインダーを覗いている。

大人からの指示ではなく、すべて自分たちで創り上げる中に、創造性とリーダーシップが培われるのだ。だから、やり遂げたときの達成感は半端ではない。

表彰式で泣き出すのは、高2だけではない。
後輩たちは、その涙を見て、自分たちも泣き、いつかやってくるリーダー学年を思い描くのだ。

「笑顔で踊って下さい!」
女子のリーダーが叫ぶ。
「笑顔で踊ってくれないと、私が変顔しないといけないので、笑顔でお願いします!」
別のリーダーが笑いをそそる。

団のメンバーは、その後笑顔で踊り出した。

最近では、自分の割り当てられた団に、思いを入れ込み、生徒と一緒になって動くことはなくなった。

彼等の雄姿を、嬉しく見ているだけになったように思う。

本番だけ見ても感動するが、途中のドラマを知っていると、その感動はさらに大きくなる。
一大イベントまで、あともう少しだ。
















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