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2019年05月09日

そっと手を差し伸べる

新居のネット回線工事が決まっていたので、朝の授業だけをして早退させてもらった。
当初の時間割では午後に授業はなかったのだが、時間割作業を別の先生に引き継いだら、午後にも授業が入り、結局他の先生に代講を頼むことになってしまった。

明日から春季大会で、金土と授業ができないので、さすがに三連続の自習はまずかろう、とお願いしたのだ。

以前ならば、「何としても授業」、という授業優先の生活をしていたが、最近はそういう思いは消えた。
「自分が自分が…」、という嫌らしい自己顕示欲が薄れてきたのか、それとも冷めてしまったのか、真偽のほどは分からないが、どちらも真実だろう。

9年ぶりに担任が外れたので、教室掃除からトイレ掃除になった。
密かに、「トイレ掃除にして欲しいな…」、と思っていたのだが、その通りになって、毎日楽しく掃除をしている。

いわゆる不浄の部分が、ピカピカになるのは、この上なく嬉しい。
入ってきた人も、ぱっと雰囲気が変わっているのが分かるだろう。
よく見れば、やるべきことは限りなくあり、毎日の10分間では、とてもとても終わらない。
担当箇所が終わりブラブラしている生徒は、広い視野と観察眼がないのだ。
そんな人間観察もしつつ、彼らを諭すこともできる。
中1から中3までの縦割りの班編制も面白い。

「学校の様子を知るには、生徒の昇降口とトイレを見ればいい」、というのは、今の時代でも健在だろう。昨今は、さすがにトイレの汚い学校はなくなったが、その波動というか、雰囲気は感じることができる。

若い担任を見ていても、あれこれ余計な忠告することもやめている。
彼らの成長を見ているということもあるが、やはり「自分のやり方」でやらせてみたい、と思ったからだ。

思えば、「かくあるべし」、という押しつけばかりだったように思う。
もっと、信じられる人になりたかった、と今は反省しきりである。

若手がしくじったら、そっと手を差しのばし、フォローすればいいのだ。
そんなに目くじら立てることもない。

人は失敗という経験を通して、成長していくものだ。

工事に時間がかかったので、今日は畑の手入れや、種まきなどもできた。
土がいいので、よく育つだろう。
こちらも、手をかけすぎず、そっと手を差し伸べるくらいがちょうど良いのだろう。

うまく収穫できたら、皆にお裾分けしよう。
今は、それがささやかな楽しみ…。














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