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2023年06月09日

中総体

この地域では、この大会を『中総体』と呼ぶ。
中体連(学体連)主催の、全国大会までつながる、中3にとっては最後の大会である。
ほとんどの部活は、この大会で中3が引退する。

かつては7月20日以降、夏休みに入ってから行われていた大会であるが、昨今の夏の暑さにより、日程がだんだんと前倒しになった。梅雨明け直後の酷暑がひどく、熱中症でバタバタ倒れる生徒や教員が激増したからだ。高校のスポーツ界で、もっとも屈強であろうと思われる高校野球の球児ですら、最近は開会式で倒れる生徒がいる…。

ここ数年、コロナ禍で不自由な大会を強いられたが、今年ようやく通常の体制に戻った。戻ったのだが、今年から私の県では、春の大会が廃止されたので、それに伴って、総体がぐーんと前倒しになって、今日6月9日になったのだ。

夏休みの初めに大会があった頃と比べると、大幅前倒しだ。
多くの生徒が涙を流し、悔しがっただろう。

上位大会に進出できるのはごく僅かだ。

そんな大会だったが、私はコロナ明けの生徒は大会には連れて行かなかった。
本人には申し訳ないが、幸い、7月にも出場出いる大会があり、他の部員へのさらなる感染を怖れ、大事を取ったのだ。彼が発症した際、部内で別の発症者が出てしまってのだ。
大会がどうなるか分からない中、同一のバスで出掛け、バス内で食事を取るなど、そうした環境で、彼を連れて行くことができなかったのだ。

教育現場では、一律にできないことが必ず起こりうる。
個別に対応しなくてはならないのだが、このことがクレームにつながってしまうこともある。
私は彼には最大限の配慮をしたつもりだが、どうだろう。

たくさんの生徒をお預かりしている以上、いろいろなことが起こる。
ものごとは杓子定規にはいかないのだ。

大会後、私の専門部では飲み会が行われる。

職務上、私は参加することはできないが、彼等の気持ちも分かる。
教員だって、リフレッシュしたいのだ。

だが、このところじわじわとコロナ発症者が増えている中、ちょっと複雑な心境にもなる。
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