ぽむふも日記

　
「 ここが盲腸です 」

先生がモニターを一緒に見れるよう、私のほうに向けてくれた。

へー、そうなのかー。
「 ここから出口に戻りながらみていきます 」

「 ありましたね、これが・・・６ｍｍ 」「 カシャ！ 」
写真撮る音だー。

そこには、薄もも色の球体がぽっこり。
あまりにきれいな球体、かわいい。
そうそうにポリープ発見、しかも６ｍｍときた。

カメラはぐるぐる回る？
なんつーか、モニター見ていてもよくわからん。
粘液が出てくると気泡になって、ポリープ様になる。

これを洗い流しながら、吸引しながら進む、というか、戻るというか・・・
この機材を巧みに操作している先生は、消化器内科の先生です。

内科の先生って聴診器当ててるだけじゃないのね。
モニターを凝視しつつ内視鏡を巧みに操作しつつ・・・
やべっ、先生、かっこよすぎ　(*´▽｀*)

「 ああ、ここの これは２ｍｍ 」
「 う〜ん、これ。これは新芽ってとこか。」
「 ああ、ここにも。これも新芽 」
「 これは・・・４ｍｍ 」
「 まあ、こんな感じのとか 」
平べったいところだけれど、模様のようなものが見える。

思った以上に何やかんやあって ＼(＠o＠)／

「 モニターは見えなくなるけど、左のほうに体を向けてください 」
すかさず、待機していた看護師さんが来て、体位変換を手伝ってくれる。
ふっ、想像しないようにしていたけど、
このシチュエーション！笑っておくんなさいまし。

向き変えるの、一人では難しいのです。
なにせ、お尻から・・・・・(*^▽^*)

クスッ。

開始の時と同じ体制に戻ったわけです。出口が近いのですね。
そのとき先生が「 ああ、これだ。これが原因だな 」
何かを見て納得してますねえ。

「 おわりました。後は看護師から 」

看護師さん登場「 はーい、お疲れさまでした。では先ほどの更衣室で着替えた後、検査着と汚れものは専用のゴミ箱に入れて、あちら、あの椅子に座ってお待ちくださいね 。」

着替えて待っていると呼ばれたよ。
「 出血の原因はこれでしょう。 」
モニターを見せてもらうと、おおお！
今まで見たものとちょっと違うやつがいた。
片側とがっているのはどうなの？わからん。
「 ここ、色が変わっているのが分かりますよね。
こっちはつるっとした色で、こっち側は模様がついたようになっている、
これはもとのポリープと、後から別で大きくなった云々かんぬん・・・ 」
こんなんだったかな、忘れちゃった。

そしてこれは１０ｍｍだ。

癌化している可能性がある。もし癌だとしても早期癌で、進行がんではない状態。
切除すれば大丈夫。

という結論で、来月１２月に１泊入院です。
この１０ｍｍと、６ｍｍのと、できるようだったら４ｍｍのも採ってくれるそうです。

また、あの下剤を飲むのかー　(>_<)
たまらない話 ＼(^o^)／　
　

　
病院についた。午後1：30。
再来受付を済ませてから、トイレに寄った。
どうだろうと思いながらも便器に座ると・・・出たよ！
水様便。ほぼ水。だが、まだ、完璧ではない、う〜 (~_~;)
　
予約の時間までまだあるが、ここまでかな、と覚悟を決めて（うんこが透明にならない）消化器内科受付にいき、予約票を渡す。
体温計と当日の問診票を渡された。
体温はズルできないように体温計に刻まれる。
コロナ渦だからの対応なのだろうか？

それらを記入し受付に渡す。

椅子に座って待っていると、明らかに病院のスタッフだろう男子が受付に来た。
何かファイルを持っているが、「 予約って、午前中だけですか？ 」
「 はい、そうです 」受付嬢は、きっぱりと答える。
「 あ〜、そうですか。あ〜、わかりました。 」ぺこっと頭を下げて帰る男子。

ふむ、社内検診みたいなやつかな？自分で予約を取るんだー！
暇なので勝手な想像してみた。

しばらく待った後、検査室に入れてもらえた。

更衣室に入る前に説明を受ける。
「 検査中はこのバスケットに荷物と服を入れ移動してください。肩に、腸の動きを止める注射をしますから、肩を出しやすいようにしておいてください。 」

私はすかさず、半そでTシャツと、日焼け防止用のアームカバーのジョイント部を見せる。
「 OKです 」

ふっ。
病院の検査室は空調効いてて寒いんだよ！
肌の露出は極力避けたい私、冷え性なので寒くてうんこ、漏らすよ！嘘じゃない。

検査着として、ハーフパンツもらった。
お尻の穴あたりに切れ目のある仕様、なるほど。

いよいよ、検査台の上。

注射を打たれて横たわる私。
左向きでお尻を少し突き出すような体制を看護師さんが作ってくれた。

時間です！

先生登場。先日の内科の先生です。
「 はい、ではちょっと冷たいですよー。 」
あ〜、特にこれといった挨拶もなく始まった大腸内視鏡検査。

事前に聞いておいたこと。
今回は見るだけであるということ。
「 切る 」ことに気を取られてしまうと、見ることに集中できず、見落とすこともあるかも。
ということで、見る、に集中し、見つかったものに対して今後、どう対処するか後で話し合うそうです。

ふむ。

私は、それがいい。私自身、過集中するタイプなので集中を支持します。

はーい、カメラ、入りまーす。
結構きついぜ、うんこ出そう。
「 先生、何か出そうです 」とりあえず言ってみた。
「 出口付近なのでそう感じるのですよ、出そうなものは出してかまいませんから」

だが、しかし・・・でない・・・

途中、看護師さんに、体の向きを変えてもらいながら、お腹、圧迫してもらいながら・・・
最終到達地点までカメラは行けたようだ。


　　

　
大腸がん検診（２）の続き
　
う〜ん、夜中に起こされるのは嫌だから、この下剤、日中に使えないかな。
睡眠時間を削られるのは嫌だー！

さて次は。
え〜、ムーベン配合液５００ML 。これを１５００ｍｌの水で薄めて飲むべし。
付属の計量カップがあるので作り方は簡単。
カップに線が引いてあるので液を下の赤い線まで入れ、あと上の青い線まで水を入れれば出来上がり。
おおっと、8時過ぎてしまった。
8:00　から飲み始めて　10:00 時 までに飲み終わるように指示が出ている。

もう飲み始めねば。
だが、初めの２〜３杯は１５分以上かけろと書いてあります。
２時間で２０００ｍｌを飲むには・・・
ほかの人たちはどうやって飲んでいるのだろう。

この１５分かけろ、ってのもどうだろう。
１８０ｍｌを１５分。ひとくち１５ｍｌとして１２口。
９００秒を１２口でわったら７５秒。ひとくち１分１５秒か。

２〜３杯ってどっち？

こんなこと考える私、hoge hoge？　(*^▽^*)

とりあえず、時計見ながら１杯目を飲んで、次、２杯目、って思ったら、２杯目はこれから作るのよー！
飲んでいる間に次の分を作っておくべきだったのね。
なるほど。

１杯目にかけた時間が２０分近くになってしまった。

そんなこんなで１L飲むのに１時間３０分かかってしまった。
残り１Lを３０分で飲む。
う〜、バランス悪い。

時間をかけすぎると効果が出ない、とかって書いてあるし、
前半、遅すぎた？
何も出る兆候ないし。
不安症候群だよ、あー心配だー心配だーもうだめだー！

kuso---!


いやいや、あの下剤の辛さを無にするわけにはいかない。
とにかく飲むだよ。

７杯目を飲んでいる途中で、来たよー待望の便意！
１回目の排便 ９：３５。
割ときれい。かんなで削った薄皮みたいなブツが浮いている程度。
下剤が効いたな。

だが、その後８杯目、９杯目変わらず。
お腹が張ってきただけ。
１０杯目ですが、10.1杯で終了となりました。
（ 計算上は１１.1杯の予定でした ）
９：58　飲み干しました。

10：00　です。
時間内に終了しましたけどこの後は何が起こるのやら、おこらないやら。
起こってほしいのだよ。

お？
やべっ！ぷにって、
トイレだー！

2回目の排便。
便といえるかどうか、便とは？
とにかく出たぞ。

その後は 2〜5分間隔で出続ける。
ほぼ水分なのですぐ終わる。
トイレから戻っても、もう来たかー。トイレに行く。
ときどき、ぷにっと出るのでパッドを下着に取り付けましたよ。
年ですかね、しまりが悪くなるのって、ホホ。

9回目までがそんな調子でしたが、11回目以降、
間隔がのび、15分に１回くらいとなりました。

まだカスが出るです。
『 透明な水のような便になるまで水分を摂れ 』と指示出てます。
ネット情報ですけど、便が残っていると中止になるって書いてあって不安でいてもたってもいられない。
が、とりあえず水を飲む。１５０ｃｃくらいかな。
出たら飲む、を繰り返すこと・・・１３時くらいまで。

回数は１０：４７に１１回目。それ以降は記録めんどくさくなってやめちった。
透明な水のような便って、どんだけ澄んだ便！それはもはや便とは言えないのではないでしょうか。
便とは？

13時。便とトイレと水補給の合間に身支度を整えて、いざ、出発。
途中でもらすかしら　(*^▽^*)

　
11/3 （木）検査前日、食事制限。病院の売店で買った『 検査食 』というものを食べた。
朝食、さけフレーク入りおかゆ ( レトルト ）と乾燥豆腐入り味噌汁（ 粉末インスタント ）を
10：30 ころ食べてみた。
普段から朝食は食べないのでこの時間まで普段通りにコーヒーを飲んで過ごしていた。
コーヒーといってもインスタントコーヒーだがな。
こいつに脱脂粉乳を入れて飲んでいる。おいしいとは言えない飲み物だが、
空腹の午前中なら飲めるんだよ。

なぜ、おいしくもないものを飲むのか、理由はいろいろ重なって・・・
でもこのコーヒーの飲み方も、もうおしまい。
このインスタントコーヒーの製造法がどうも体によろしくないようなので、この袋を最後とします。

コーヒーはさておき、この検査食。
おかゆは赤ちゃんの離乳食か病用の流動食と似ていますね。
説明書によると、脂肪分と食物繊維を極力抑えた食事ということのようです。
脂肪と繊維。
体に良いとか悪いとかは関係なくて、検査の邪魔になるかならないか、が重要なのですね。
かといって、体に悪いものはさすがに食べさせられない。

お値段、聞かずに買ってしまいましたが、税込み 1,620 円 でした。
う〜、需要と供給のバランス込みってか？

お味は美味しかったです。出汁が効いている。

昼食は中華風おかゆと澄まし汁。
おやつにソフトクッキー4本と粉ジュース2袋ピーチとリンゴ。
クッキーはココア味でおいしかったですけど、ジュースはう〜ん。

最後の晩餐
コーンポタージュ。う〜む、もっちゃりです。
病院から避けてと言われた食材：きのこ、海藻、種のある果物、ごま。

そして 21時に下剤を飲むよう指示があったのでそれに従い、下剤を飲んだのでした。
下剤の効果が翌日に出る、早い人は夜のうちにでる、というので夜更かしせずに23時、就寝。

うぉー、腹があーーー、枕もとの時計は午前1時！
早すぎだろーが！糞ーーー！
心からの叫びっす。

結果、もっちゃり。
でも腹痛は止まず、30分ほどかをしかめて、痛みに耐えて。
動けるようになったので再び寝床に戻ったです。
第２波、午前6時。水分多し。

トイレから戻ってまた寝た。
昨夜のワインの影響だろうか、まだ眠い。
アルコール禁止って言われたないからボトル1/２飲んでたよ。
繊維も脂肪も入ってないぜよ。

7:30 アラームで目覚め、起き上がった瞬間に、便意。
　

今どきは『 検便 』とか言わないのだろうか？
昭和 (戦後）の母ですが、世代間の言語のギャップとか考えてしまう・・・
まあ、どうでもいいけど。

自身の体で生成したブツである便。

2年前は写真撮りまくったのだが、今回はめんどくさくなったで、
撮らずに検査キットに指定された分だけ採っただ。

2年前にはうまく採れなかったので結果が今一つだったのよね。
陰性ってやつで、いいんだけど、私的には納得できない結果だったわけで、

今回は便の採り方、結果がどうでようと納得できるよう、最善を尽くしたぜ！
ニョニョニョーっと出た便に対して、検査キットのスティックを縦縦横横まんべんなく撫でまわし、
便の回収口を汚すことない量を目視で吟味し・・・
めんどくさいです！

だいたい便をとるところからして、実にめんどくさい！

個室でですが、私は便器の外で出しました。
良い結果を出すにはブツと対峙。
真っ正面から向き合いました、私ですから＼(^o^)／

家に100均で買った円柱のゴミ箱がありましたので、
そいつに白のレジ袋を仕込み、簡易おまるを作りました。
その中に便、出しました　ホホホ。

昭和な時代の検便は、新聞紙を広げて、そこに排便して、ヘラでケースに入れてましたよね？
宅ではそうでしたが・・・

情報が少なすぎる。
大腸がん検診に限っては、強制的にやらせたほうがいい！
やりたい人だけ、とか、うんこみたいなこと言ってるから
大腸がんで死亡する人が増えるんだよ。
真に国民のこと思うなら、うんこ強制で採る法案可決しろ！

ちょっと便フェチの私　(*^▽^*)

前置きが長くなりましたが、重要性を認識しながらも去年はやってないです。
ごめんなさい　(>_<)

そして今年。
＼(^o^)／　出ましたよ、結果　＼(^o^)／




便潜血　陽性　ヒャッホイー　＼(^o^)／

２〜３日練ったほうが良い結果になるかも。

実は便秘でした。かたい便が腸壁を傷付けてしまったのか？

それはさておき
医療機関の休診日とか考慮しないといけないですから、
これもめんどくさいですけど、二日連続でなくても良いということだったので
2回目は休診日を挟んで、休診明けの日に提出しました。

これもめんどくさいですから、実施する人の少ない要因か？






紹介状をもらって大きな病院の内視鏡検査の予約、取ってきました。

画像は下剤2種と、検査食1日分です。

が、内視鏡検査の前段階で命を落とす人がいるようです。
腸の中を空っぽにする下剤、これが命取りでして、
糞ずまりの人は腸が破裂してしまうそうな・・・
気を付けてくださいね。

大腸内視鏡検査、11月4日　決行です！

＼(^o^)／