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青木ヶ原樹海に行って来た!(5)

山梨・青木ヶ原の西湖野鳥の森公園に到着。

緑色のフェンスの内では学生さんたちが走り回っている。元気だ、素晴らしい。

我々はフェンスをぐるっと回る形で歩き続け、資料等展示館の正面に出た。
「この水、飲めます」っだったか、書かれた札が施設の前の水道の蛇口付近につけられていた。
ありがとうございます。さっそく空になったペットボトルに汲ませていただきました。

ちょうど良い木陰にちょうど良くベンチがあるじゃないか。
森の駅 風穴で調達した「富士宮やきそば」をいただきまーす。
ずっとパックに入れられていたのに、べちゃべちゃしていない!
肉も野菜も入っているし、麺は食べ応えがある、おいしい!
ごちそうさまでした。

野鳥の森公園なのだから、野鳥を見ればよいのに広い芝生の上を、走り回る学生さんたちをボケーっと眺めてしまっていた。しばらくして学生さんたちは集合し、ミーティングして、駐車場のバスに乗り込んでいった。

さて、我々も行動に移るか。施設館内のトイレを借りた。ここ以降の樹海にトイレはない。
出発、14時を過ぎていた。

「あん?」しょっぱなから道が分からない。標識はあるのだが図がジグザグでよくわからん。
取り敢えずまっすぐっぽい方の道を行く。樹海の中らしい景色になってきたので正解だろう。
ホント、樹海っぽい雰囲気になってきた。午後2時を回ったせいか?

今までの森の様子と全く違っている。赤紫の光、日が傾いた感じ。そのうちに陽の光が入ってこなくなって、じとーっと湿気に満ちた森になっていた。先ほどまでの森と木々の種類が違うのか?雰囲気が変わってしまってちょびっと怖い。薄暗さにこの湿気、なんともいい味をかもしだしている。樹海、なめてたわ。

怖さも含めワクワクするけれど、日の落ちる前に抜け出さねば。想像すると怖い。
ひたすら歩く。歩道も溶岩の出っ張りだらけ、思った以上に足を取られる。
転ばないように注意しながら一歩を確実に踏み出す。

散策とかいうレベルじゃない。トレッキングといってよいのでしょうか?
平地だと思うのだが、小さく登り、小さく下りを繰り返す。太い木の根をこえたり、大きな溶岩の上から下へ降り、また上に上がり、とか歩幅が一定じゃないのでこれがまた足に腰にこたえる。
が、体幹が鍛えられている感じがして、楽しいー \(^o^)/
今の私のミッション_転ばないように歩く!
どこに足を置けば一番良いか、その次の足はどこに置くか、ってずっと歩きながら目を使って頭を使って足の裏の感覚を使って歩くの面白い。普段の生活では、ほとんどそんなこと意識しないから。
樹海、来てよかったー!

そうやって歩いているうちに、県道710号線に出た。\(^o^)/
(つづく)

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