2013年06月09日
9時の方向
自転車で近所の ちょっと大きな公園脇を走っていた。そこで
食料品の買い出しに行く途中の私は ちょっと小さな出来事に遭遇した。
ここに来るまでにも 他人様の家の庭木などを ゆっくりと眺めながら ぬらりくらり ペダルをこいで来たのだが この公園脇の道も同様に なんかいい感じ などと思いながら 別世界のような公園を横目で見ながら流した。
公園の木々は ゆったりとしたスペースに 葉を茂らせた枝を思い切り伸ばし おかげで 公園全体が 木陰となっている。
真夏には葉も今よりさらに茂り その存在が大きな意義を持つことになるだろう。
今現在 木漏れ日が揺れている
素敵!
そんな公園の中央辺りに おや?
三脚を立てて写真を撮っている人がいる。
よく見れば まわりに 2〜3人 ではあるが 人だかり。
なんだろう 気になる けど・・・
私の目的は 食料品の買い出しだ。
それに もう大人だし 野次馬ってのも 恥ずかしい年頃だし・・・
と ぐだぐだ考えている間に 公園も通り過ぎようとしている
ああ! もしかしたらすっごいスクープかも。 だったら 後で後悔するぞ!
ええぃ 座標変更だ おお? これは 道草ってヤツかい?
急ぐ旅でもないので 何を撮っているのか確かめてみるかと 私は自転車を押して 公園の中に入って行った。
野鳥の巣 でした。 いるらしいよ
普段 鳴き声を聞いたり 飛んでいる姿を見たりしても 特に気にならないけど 巣を見るって 日常的じゃないので 神聖なものに思えます。
見慣れて無いだけなのでしょうけれど 見慣れない方がいい。
慣れは 思いあがりの心を生むから。
人は生きてる けど 野鳥も生きて 巣を作り 子育てしている。
世界は 人だけのものじゃない ってことを思い出させられました。
道草食って 正解。 いいもの見られたもんね ヽ(^o^)丿
日常の中の 非日常ってところが いいんだよな
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