2013年01月21日
専門職のサガ...。
昨晩深夜、吉本の芸人の小藪(呼び捨てですみません。そう呼ぶほうが自然なので)と同じ小学校だったということが判明。そうか...ほな一緒に校歌歌えるなあと思って。吉本新喜劇の彼が好きやったですが。
顔見たい人は「小藪(こやぶ)」で検索したらすぐでてきます。彼は、わたしより少おーーーし若い。だから小学校の入学したての彼のクラスに上級生として牛乳を運んだりもしてたかもしれない。
就活にくすぶってるわたしは、そんなことをしてPCに向かいながらやらなければならないことを避けてまして...。(何してんねん!というmyだんなの声が聞こえそう)同郷の若い人をネタにしてしまい申し訳ないです。
さわやかな天気の月曜、ずっとjob seek(仕事探し)してまして、求人の情報をノートに書きとめ、どっから履歴書を送っていこうかなと思案している一日やった。
さて、明かしますとわたしはこっち(NZ)でソーシャルワーカーになりたいんよね。
話は以前のブログにもどり、オーストラリアから戻ったわたしは専門職に就くべく再度大学に入り直した。専攻は社会福祉学。四大卒だったので幸い3年時に編入できたので2回目(厳密に言えば3回目の大学生)の大学生活は2年で済んだ。
オーストラリアにいたとき、わたしは学生でかろうじて大学院(文学部社会事業学科)に入学できたのだが、あろうことかソーシャルワーカーになるのなら学部(Barchelor)卒業してないとだめよ(大学院でてたってだめ)みたいなよくわからないことを言われて、永住セミナーというものにも出席して情報を集めた結果、専門職としてのキャリアが大事ということを身につまされた。
大学院に入るまでいろいろあって、くたびれて結局永住権に結びつかないって聞いてかなり疲弊して体調くずして帰国した。大学院は中退だったが、そしてめげず帰国後翌春日本国内で某大社会福祉学部に入学した。当時20代後半。
そんで卒業して再び就活。キツかった。マジできつかった。今なんてもっとキツイと思うけど。
30になったすぐの新卒(っていわんけど)の就活。受けるとこ落ちまくって。大阪にこだわらず東京や奈良とか受けまくった。ソーシャルワーカーになるってこのときも決めてたし、でも公務員ってだいたい27、8歳くらいまでしか受験資格ないからすでに社会福祉協議会ってとこは受けられへんかったし、一番行きたかった児童相談所なんかも当然公務員の領域やったから論外。
卒論が「子どもの虐待」やったからやっぱり子ども分野がよくって。そんでもソーシャルワーカーっていうたら年齢関係なく就けるのは医療分野しか残ってなかった。究極の選択で医療機関に就職した。
日本では医療機関でのソーシャルワーカーって略してMSW(Medical Social Worker)っていうたりするんですが、実際のところこれもなかなか就職口がない。MSWでの口はすぐになかったけど、医療機関の事務から入職した。うまくいけばSWになれるかもって期待して。そんで2年と待たずSWになったんよね。
でもさ、あとあとまた記したいけど、日本でソーシャルワーカーっていっても「?(何それ?)」という返答が90%。専門的に勉強して、国家資格取っても社会的な認知度は残念ながら低い。わたしもその一人やった。
特に医療機関では資格がモノをいう。大学出ていようがあまり関係なく(医者・薬剤師のぞいて)、ヒエラルキーが確立されている。医者、薬剤師、看護師、放射線技師、理学療法士....というように。そして診療報酬の取れない職種は、不採算部門なので患者のためになっても「もうけ」にならないと「何する人?」に値する。
わたしの職種はまさに「何する人?」やった。ただ、不採算部門でも医療機関にMSWを配置しているところはまだいい。まだ医療機関での社会福祉職が重要視されているということなので。[ちなみにMSWは『13歳のハローワーク』にも載っている。(これはうれしかった)]
2000年以降、ソーシャルワーカーは働いている機関(医療、障害、老人など)に問わず、「ソーシャルワーカー」という職種のくくりになっている。なのであまりMSWという言い方もしなくなってきているのが現状。そしてわたしも現場でずっとこだわっているのは、社会福祉専門職ということである。
舞台はNZにもどり、永住を目指すという結論からいうとNZの移民局のだす「長期的に技能が不足している職業リスト」(英語でなんていうか忘れた)にソーシャルワーカー、略して「SW」は随分前からリストに載っていたから永住先に選んだということ。
NZで生まれ育った専門職はもっと資格が生かせて給料のいい国に移住するそうである。なので例えば医療機関に属する専門職が長期的に不足しているという理由は簡単に頷ける。わかりやすい例は..医者とか看護師とか。
だから長期技能者不足リストにSWもそれに入っているから、つまりSWという職種にこだわりそんで永住権を取るうえではNZが最適の国やったということである。
付け加えながら、こっちに来て「日本ではSWしてた」っていうと、「へえーそーなん。大変な仕事やね」という返答がすんなりくるのだけど、日本国内で自己紹介すると「SWってなんですか」から始まる。ま、想定内なので、なんなくないですが。なのでkiwi(ニュージーランド人)の反応に、「SWでがんばっててよかったなあ」って思うわたしなのでありました。
つづきはまた今度。
専門的な話でわかりづらいかと思いますが、
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顔見たい人は「小藪(こやぶ)」で検索したらすぐでてきます。彼は、わたしより少おーーーし若い。だから小学校の入学したての彼のクラスに上級生として牛乳を運んだりもしてたかもしれない。
就活にくすぶってるわたしは、そんなことをしてPCに向かいながらやらなければならないことを避けてまして...。(何してんねん!というmyだんなの声が聞こえそう)同郷の若い人をネタにしてしまい申し訳ないです。
さわやかな天気の月曜、ずっとjob seek(仕事探し)してまして、求人の情報をノートに書きとめ、どっから履歴書を送っていこうかなと思案している一日やった。
さて、明かしますとわたしはこっち(NZ)でソーシャルワーカーになりたいんよね。
話は以前のブログにもどり、オーストラリアから戻ったわたしは専門職に就くべく再度大学に入り直した。専攻は社会福祉学。四大卒だったので幸い3年時に編入できたので2回目(厳密に言えば3回目の大学生)の大学生活は2年で済んだ。
オーストラリアにいたとき、わたしは学生でかろうじて大学院(文学部社会事業学科)に入学できたのだが、あろうことかソーシャルワーカーになるのなら学部(Barchelor)卒業してないとだめよ(大学院でてたってだめ)みたいなよくわからないことを言われて、永住セミナーというものにも出席して情報を集めた結果、専門職としてのキャリアが大事ということを身につまされた。
大学院に入るまでいろいろあって、くたびれて結局永住権に結びつかないって聞いてかなり疲弊して体調くずして帰国した。大学院は中退だったが、そしてめげず帰国後翌春日本国内で某大社会福祉学部に入学した。当時20代後半。
そんで卒業して再び就活。キツかった。マジできつかった。今なんてもっとキツイと思うけど。
30になったすぐの新卒(っていわんけど)の就活。受けるとこ落ちまくって。大阪にこだわらず東京や奈良とか受けまくった。ソーシャルワーカーになるってこのときも決めてたし、でも公務員ってだいたい27、8歳くらいまでしか受験資格ないからすでに社会福祉協議会ってとこは受けられへんかったし、一番行きたかった児童相談所なんかも当然公務員の領域やったから論外。
卒論が「子どもの虐待」やったからやっぱり子ども分野がよくって。そんでもソーシャルワーカーっていうたら年齢関係なく就けるのは医療分野しか残ってなかった。究極の選択で医療機関に就職した。
日本では医療機関でのソーシャルワーカーって略してMSW(Medical Social Worker)っていうたりするんですが、実際のところこれもなかなか就職口がない。MSWでの口はすぐになかったけど、医療機関の事務から入職した。うまくいけばSWになれるかもって期待して。そんで2年と待たずSWになったんよね。
でもさ、あとあとまた記したいけど、日本でソーシャルワーカーっていっても「?(何それ?)」という返答が90%。専門的に勉強して、国家資格取っても社会的な認知度は残念ながら低い。わたしもその一人やった。
特に医療機関では資格がモノをいう。大学出ていようがあまり関係なく(医者・薬剤師のぞいて)、ヒエラルキーが確立されている。医者、薬剤師、看護師、放射線技師、理学療法士....というように。そして診療報酬の取れない職種は、不採算部門なので患者のためになっても「もうけ」にならないと「何する人?」に値する。
わたしの職種はまさに「何する人?」やった。ただ、不採算部門でも医療機関にMSWを配置しているところはまだいい。まだ医療機関での社会福祉職が重要視されているということなので。[ちなみにMSWは『13歳のハローワーク』にも載っている。(これはうれしかった)]
2000年以降、ソーシャルワーカーは働いている機関(医療、障害、老人など)に問わず、「ソーシャルワーカー」という職種のくくりになっている。なのであまりMSWという言い方もしなくなってきているのが現状。そしてわたしも現場でずっとこだわっているのは、社会福祉専門職ということである。
舞台はNZにもどり、永住を目指すという結論からいうとNZの移民局のだす「長期的に技能が不足している職業リスト」(英語でなんていうか忘れた)にソーシャルワーカー、略して「SW」は随分前からリストに載っていたから永住先に選んだということ。
NZで生まれ育った専門職はもっと資格が生かせて給料のいい国に移住するそうである。なので例えば医療機関に属する専門職が長期的に不足しているという理由は簡単に頷ける。わかりやすい例は..医者とか看護師とか。
だから長期技能者不足リストにSWもそれに入っているから、つまりSWという職種にこだわりそんで永住権を取るうえではNZが最適の国やったということである。
付け加えながら、こっちに来て「日本ではSWしてた」っていうと、「へえーそーなん。大変な仕事やね」という返答がすんなりくるのだけど、日本国内で自己紹介すると「SWってなんですか」から始まる。ま、想定内なので、なんなくないですが。なのでkiwi(ニュージーランド人)の反応に、「SWでがんばっててよかったなあ」って思うわたしなのでありました。
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