2012年06月12日
独り言から見るマネージャー病と精神科医とセックス依存症
私の目の前に座っている人が、独り言が多くて笑ってしまう。
突然、
「ん〜」
「あれ〜」
「これは〜」
「gwe9zmbfd;:yi=i//・・・」
たまに意味不明な事を言っている。
そして、笑っている。
「今のは独り言ですか？それとも私に向かって言ってますか？」
「独り言なので、気にしないでください。」
気になるっちゅうねん！
元銀行マンで、おだやかで、良い人なのだが、
独り言が多いのは、本人も自覚しているので、
私が何も言わなくても、
「今のは独り言なので、気にしないでください」
自己申告も、たまにある。
たまに街中で、ブツブツと独り言を言いながら
歩いている人を見かける。
電話中なのかなと思って、手元を見ると携帯を持っていない。
怒っているのか、怒鳴っていたりする。
または、歌を歌っている人も見かける。
自転車に乗って、歌を歌いながら、
颯爽と、通り過ぎていく。
車の中で大声で歌っているのだろう、口をパクパクしている。
ガラス越しに目が合うと、今まで大きな口を開けていたのが、
突然口を閉じ、何事もなかったかのように、煙草を口にくわえる。
私の事だ。
マネージャー病というのがある。
芸能人のマネージャーがなる病ではない。
いわゆる管理職の人がなりやすい、ストレス症候群だ。
あまり聞かない名前だと思うが、
本人も症状に気が付かない事が多いため、
日本では、あまりいないように見えるが、実際は多いと思う。
その症状の中に独り言がある。
アメリカでは、かかりつけの精神科医がいる人は多い。
何かあれば精神科へ通い、カウンセリングを受ける。
日本と違い、精神科医のもとへ行くのにそれほど抵抗が無く、
むしろ、行かない方がおかしいとさえ言われる。
アメリカは、危ない人が多い？のと、
色々な人種の人がいるため、精神科の必要性が
他国に比べて高いのだろうと思う。
何でもかんでも精神科による診断があり、
例えば、
あのタイガー・ウッズの診断名が、セックス依存症。
日本で初めて、セックス依存症なる症状が、
公式？に認知されたと思うが、
セックス依存症に苦しむ？または悩んでいる人は、
アメリカだけで、２４００万人いると言われている。
単にHが好きと言うだけの様な気がするが・・・
日本は島国なので、よそ者が入ってくるとすぐにわかるが、
その分、排他的で、何も言わなくてもわかりあえる、
という村意識のせいで、超能力が求められる。
いずれにしても、独り言が多いのは、
マネージャー病かもしれないし、
もしくは、もっと重篤な病気なのかもしれないが、
単に、さみしがり屋さんなのかもしれない。
それは、私にはわからないが、
少なくとも、目の前で独り言を言われると、
うるさいのは、間違いない。
