この手の話は過去にも書いたと思いますが、この記事をネタに少し。

爆問・太田、テレ朝入社式で「皆さんの作るものが話題の中心。ネットはハイエナのように後追いしてるだけ」 場内拍手
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1835075.html

　ネットが看過できないほど影響力を持ち始めた頃から、テレビや新聞などはネットを悪者に仕立てようと躍起になっている印象を受けます。とにかく「ネット社会の闇」「ネット犯罪」「匿名の恐怖」などなど、ネガティブな話題を積極的に取り上げていました。（ちなみに「ディス／コネクト」って映画はネットを考えるうえでオススメです）

　そのくせ自分たちはネットをどうにか利用しようとしたり、頼り切ってる番組も散見される。うがった見方ではありますが、自分たちのコントロールのもとに置ければ善、そうでなければ悪と言うような感じがします。


　これは個人的な感覚でもありますが、ネットって正体不明の怪物ではなく多少無責任ではありますが個々人の意識の集合体。もちろん、流れに大きく左右され愚かな行動に出る事も多くありますし、動きが速すぎるのところもありますが一般人（市井？庶民？愚民？）の意見が反映されたもの。

　当然、ネットにつながる様な人たちによる世論になりがちですが（笑）。


　そう考えると、そもそも太田さんの「ネットがどうこう言ってますけど…」って話のつながりは唐突でトンチンカンな感じがしますし、対立軸に置くものでもないんはずですが。思うにネット（私の考えでは偏りはあるものの世論）から受ける批判や、そこで発揮される才能に対する畏怖の念ではないか？と。

　あらためて題名の「テレビとネット」、これは対立するものではない…が、やっぱりこのテレビマンに対する太鼓持ち発言がネットで流れ、会場のテレビ会社の関係者以外に反感を持たれる構図も彼にとっては脅威なのかもしれませんが（笑）。


　最後に。現在の仕事でさんざん苦労した作業が日の目を見ない運命にあった事を知らされ、軽く疾走したくなっています。

　絶対に５月の契約延長はゴネてやる！！