とりあえずこの記事を。

張本氏がカズに“引退勧告”　ネットで批判が続出
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150412-00000015-nksports-ent

　まぁ、Twitterでもつぶやきましたが、テレビでの問題発言の状況説明にネットの反応を添えただけのコピペ記事。事実のみを伝える事のみを主題とするならこれで完成するんでしょうが、楽な仕事だなぁ（笑）。

　とりあえず今回のターゲットはこのコメントを出した張本氏なんで、軌道修正。張本氏、ダブルスタンダードで思慮の浅い発言は毎度の事なんでこれをあげつらうのもあまり意味が無いでしょう。今回の発言が彼の信念に基づくものなら、（もう引退した選手たちですが）レギュラーの力を失いながらも連続試合出場を続けていた野球選手や、疑惑の勝ち越しを繰り返してた万年大関にも言うべきだったのになぁ。

　他にも過去のダブルスタンダード発言を紹介、批判した事もありましたが、最大の問題は「門外漢の発言」であり、同時に番組がそれを承知でコメントを求めると言う事。そしてこの問題は今回の番組だけでなくニュース番組で経済評論家に教育問題を語らせたり、元スポーツ選手に国際問題を語らせたり。

　もちろん門外漢だからこその発言を求める場合もあるでしょうし、それが有意な場合もありますが、視聴者が「拝聴」すべきコメントはやはり専門家から得られるんじゃないかと思います。

　それを踏まえたうえで見る側も誰が何に対して発言したものかを十分に理解したうえで受け取るべきです。特に専門家でありながら、その根底にある思想を持っているが故に曲がったものの見方をし、そこに誘導しようとする人もいるんで要注意。あと、"奇を衒（てら）った"発言をするコメンテーターも（笑）。


　改めて今回の張本氏の発言に対する（私の考える）正しい対応としては発言の内容にではなく、その発言から読み取れる張本氏の思想や知識の幅を推し量るべきではないでしょうか。ですので、これからも氏は野球以外でも同様の発言を続けるでしょうし、野球にしても偏った発言するでしょう。

　いちいち目くじらを立てる必要もないかも。


　そして氏を参考にし、報道番組に出てくるコメンテーターの資質を図る方法に転用できるかもしれません。