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2015年04月26日
「マジック・イン・ムーンライト」見てきました
 本日はガラにもなく恋愛ものですが、同時に「マジシャン VS ペテン師」の構図に惹かれてこの映画をチョイスしました。とりあえず最近の私の映画鑑賞の傾向からは大きく異なるため、バイオレンスやエロティックなシーンは一切ありません(笑)。





 イギリス人の売れっ子マジシャン、スタンリーはいわゆる「超能力バスター」として霊能者や超能力者のインチキを見抜くスペシャリストとしても知られており、その彼が美人占い師(霊能者)のソフィと対決すべくコートダジュールへ向かう…と言うストーリー。

 個人的な興味はやはりマジシャンによるペテン師への制裁(?)の流れですが…今回も恒例の【感想:Start】〜【感想:End】に。この間にネタバレの可能性がありますんでご注意を。

【感想:Start】

 いきなりですが、映画の冒頭でスタンリーをハワードが口説くシーンでバックに「Mack The Knife」が流れていましたが、時代は1926年(だったと記憶)。その当時に発表されてた曲かなぁ?と疑問に感じつつも東洋人に扮した主人公は「オキト」をイメージしてるんだろうなぁ…とか、ゾウを消すシーンなどを見てニヤリとしてしまいました(笑)。時はマジックの黄金期!

詳しい話はこの本に載ってます↓



 過去にもマジシャンや科学者が超能力者や霊能力者と対峙する映画ってのは積極的に見るようにしていますが、恋愛要素を対決する者同士でやるってのはちょっと斬新。しかし、恋愛要素が強く、期待する謎解きシーンがお粗末すぎる。

 ある程度、インチキのトリックを見破り相手を追い詰めるって流れがこの手の映画の醍醐味なんですが、それが全くと言って良いほどありません。むしろ一旦は霊能力を認め、それでいながら逆転するって流れが消化不良だったので、監督もテーマのメインは恋愛であり霊能やマジックはその味付け程度にしか扱っていなかったのが個人的には残念。

 結果、主人公とヒロインが“たまたま”それぞれの立場だっただけで、その対立構造や対決の図式は何でもよかったのかな?とすら思ってしまった。例えば学者と宗教家とか、技術者と環境保護活動家とかでも良かったのでは?と。

 まぁ、全体としては唐突な終わり方をした印象はありますが、まずまずって感じの映画でした。ただ、霊との交信で「音を鳴らす」ところの種明かしくらいはやらないと、知らない人には分かりにくかったんじゃないかと思います。(フォックス姉妹が元ネタなんでしょうが)

【感想:End】

 最後に。今日、映画を見たのは久々に北九州でしたが、見た映画館はお初の場所。いやいや、小倉を離れて30年近くなるんだなぁ…と思いながら、何だかんだで25年ぶりくらいにモノレールに乗ったり老舗のラーメン屋に行ったりと、満足とまではいきませんでしたが楽しんできました。

 あと、春から夏向けの新しい帽子を買いたかったんですが、新しい鞄を購入したんで良しとするか。ってか、明日も休日出勤なんで、その帰りに物色してみるか。


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