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2014年04月30日
くだらない面接に接した場合
 この覚書の読者ならご存知と思いますが、私、プロジェクト単位で職場が変わる雇われSEですんで、長いスパンなら年単位ですが、短いと3ヶ月おきくらいで面接を受けます。また、一つのプロジェクトで面接が1回とは限りませんし、面接を受けたプロジェクトでも必ずしも条件が一致するわけではありませんから、場合によっては結構な回数、面接を受けることがあります。

 もちろん、実務的と言うか、即戦力を募集する上にプロジェクト単位での付き合いでしかないわけですから、求められる能力や資質も全然比較にならないんで、この世でこんな面接が行われているなんて信じられない…と言うのが正直な感想です。

面接官「リンゴは英語で?」俺「アップル」面接官「平凡ですね」 こんな時、面接のプロが模範解答を解説
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1795179.html

 この記事だけでなく、世にある「圧迫面接」なんてのも含めて新入社員の採用に関わる面接に限ったことと思われますが、(これは完全に個人的な意見ですが)面接官が個性的な人材を探し出すことを強要され、苦肉の策でいろんな手を考えていきついたものかもしれません。

 ただ、(これまた個人的な意見ですが)こんな手で面接をしてる会社、どうしてもブラック臭しかしない。


 憶測になりますが、学生が就職活動をする時に「想定問答」を用意し、それにそつなく答えるテクニックだけを手にした連中をふるいにかけるにはどうすれば良いか?そこから本末転倒とも言うような状況がこれらのキテレツな面接を生み出したように思われます。


 で、身も蓋もない書きますが、そんな面接を経て採用した新人が1ヶ月(下手すりゃ1週間)経たずに会社を辞めたりする。そいつらを面接した面接官ってのはどんな質問をし、どんな回答を得たのか、心底知りたい(笑)。

 私が面接をする立場になったことはほとんどありませんが、私の考える本当の資質はこっちの質問に「どう答えるか」とか「どんな反応を示すか」よりも、「どんな質問をしてくるか」に依るものだと考えています。真剣にその職場で仕事をしようと思えば質問が出てくるはずですし、かなり具体的に仕事をする自分を想定しないと質問も出てこない。

 面接官側から「なにか質問がありませんか?」に対し「別にありません」と答える様な新人ほど、仕事をし始めて「こんなはずじゃなかった」とか言うんじゃなかろうか。

 まぁ、かなり偏見と経験のみに頼った視野の狭い文章で申し訳ありませんが(笑)。



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