今日、昨年12月から入っていたプロジェクトの契約が終了しました。全ての仕事を終え、引継ぎもいちおう終了。いや、いちおうってのは資料の引継ぎと説明をしていた時、それを聞いていたM氏が「スクリーンセーバーモード」になっていました。

　ちなみに解説すると、眠気から白目をむいてフラフラしている状態を私は「スクリーンセーバーモード」と呼んでいます。マウスを少し動かすと正気に戻るあたりも状態が良く似ているんで。更にいよいよ徹夜作業などが続いた場合、イスに丸まって寝ている状態は「アイコン化」と呼んでいます。こちらは突かないと起動しません（笑）。

　閑話休題。全ての仕事を終えた後、最後の儀式が待っています。これ、私にとってはかなりツライ作業ですが･･･今までの作業で慣れ親しんできた数々のファイルやツールとのお別れ。つまりは個人の資産の入っているサーバおよびローカルマシンのディレクトリおよびファイルの全削除。

　もちろん、有用なファイルや便利な自作ツールは置き土産として引き継ぎましたが、その他の本当に雑多なファイルは完全にハードディスクから永久に削除されます。

　今では何も見ずにブラインドタッチで打ち込める特定ファイルのフルディレクトリ名や定番のコマンドも、プロジェクト参加直後はよく分からず、その都度調べるのが面倒なのでコマンド集としてテキストファイルに貼り付けデスクトップに置く。しかし、そのファイルも最後にアクセスしたのはもう半年も前だったり･･･と削除していくファイル１つ１つってのは大袈裟ですが、やっぱり思い出がある。

　特に今回、プロジェクト半ばにして逝ってしまった（？）G君、彼とのファイルのやり取りや作業指示のメール、彼の作った「まったく相手に伝わらない資料」など、結構思い入れと言うか、簡単にデリートボタンを押しにくいファイルたち。

　まぁ、前にも書きましたが、私の仕事は（極論すれば）最後に「お前はもういらない」って言われて完了。いつまでも必要とされるって事はシステムが完了していない証拠だし。分かりやすく例えると、注文住宅を建てた後、そこで暮らし始めてるにも関わらず、家を建てた大工さんと連絡が取れる状態じゃないと不安･･･ってなったらダメでしょ？

　若干の躊躇の後、全削除完了。これで私の仕事は終わりました。


　ある程度感傷的になるのも仕方ないけど、明日からは･･･プチ無職です（笑）。

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