問題発覚後、アッサリと白旗が揚がりました。

番組撮影用にブログ自作　テレ朝の情報バラエティー
http://www.asahi.com/national/update/0111/TKY200901110158.html

　これに対してネットは仕事が速い（笑）

「情報整理バラエティー ウソバスター! 」で仕込みﾌﾞﾛｸﾞ発覚まとめ
http://www19.atwiki.jp/usobuster/pages/1.html

　で、昨日の深夜に見てみたんですが、番組全体を通しても常識に対する「ウソ判定」が雑でした。

　例えば「ピラニアは人を襲うことはない」と言う話も、体に傷を負ってアマゾン川に入ると襲われるでしょうし、冷え性対策に靴下を履いて寝るのは逆効果としながらも、効果のある靴下を紹介。つまりはこれらの話を根拠に「ピラニアは人を襲う」「冷え性対策に靴下を履いて寝る」はウソ常識としていました。（他にも「虫は光に集まる」はウソとし、正確には紫外線です！とか言う詭弁を使ってたなぁ）

　しかし、「寝る時にヒツジを数えると眠れる」をホントとしながらも、数える事に一生懸命になると逆効果とか言い出す。これ、（先ほどの虫の例を考えると）「別にヒツジでなくても良いんでウソ！」としても良いはずですし。

　それを踏まえてブログを紹介したコーナーでは、「ねつ造ブログ」をわざわざ映す必要もない程度しか出てなかったのに。まぁ、ねつ造ではなく「同じ情報を元にスタッフが『再現』した」って事であれば、それはそれで「無断転載」って事だし。どっちにしろ、申し開きできないんじゃない？

　更に言えば「爪楊枝のミゾは･･･」ってネタはバッチリ正解がネットでも拾えるのに、あえて間違いを優先させる。これも広い意味でねつ造じゃねぇ？

　例えば「おすぎとピーコは本当は三つ子で、もう一人は神津カンナ」って事を“常識”としてブログに書いたとして、「これはウソ」と言っても完全なマッチ・ポンプ。ココまであからさまな冗談ならまだしも、ネットの有用性を無視した（むしろ貶めた？）番組作りって･･･


　それにしても最近のテレビ番組には「ネットに対する愛憎の念」が見え隠れします。その辺りをいずれ。

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