昨日のネタの続き。相撲ジャーナリストの中澤潔氏が八百長を思わせるエピソードをテレビ番組で公表したことについて。それについて中澤氏にはメディアから消えることを意見しました。

　私の完璧な幻想なのでしょうが、「ジャーナリスト」とは真実を追い求める人たちの事だと思っていましたが、何年も前から八百長の事実を知っていながら、それまでさんざん八百長が話題に上がっても知らぬぞんぜぬをつらぬき、証拠が出てきたら「実はですねぇ…」と得意げに話し出す。人間としても軽蔑すべき行為だと思います。

　職業柄、相撲協会を敵に回すわけには行かないとの見方もあるでしょうが、それなら提灯持ちに徹して今回も徹底して心中するくらいの気概を見せて欲しいところですが、手のひらを返すような腐りきった態度にはがっかりです。

　これまで「相撲ジャーナリスト」なんていなくて、新聞社や雑誌社所属の大相撲広報部と言うのが正しい表現でしょう。が、中澤氏のエピソードなんて雑談から聞き取ったような内容ですんで、イメージ的には身内に話した内部情報。これをリークしたって感じですねぇ。

　さて、今回は十両力士が八百長に関わったとされますが、当然幕内力士も関わっているのは火を見るよりも明らか。少なくとも「俺は知らない」って言える力士はいないんじゃないでしょうか。

　そもそも十両を経験しなければ幕内には昇れません。その間に八百長が効く相手かどうかは話を持ちかけられるはずです。そこで断固として断る力士もいるかもしれませんが、互助会（八百長仲間）からは敵視されるはず。そんな時期を経験しているはずの連中が今までダンマリですか。

　ついでに中澤氏のエピソード。優勝まで手が届こうとする平幕力士はその時点で八百長だとは思っていない。それを仕掛けたのは先輩と相手力士…ということは確実に幕内にも八百長が蔓延していることに他なりません。我が福岡の郷土の誇りと称される魁皇。私から言わせればこれほど恥ずかしい大関もいませんが、2006年以降の31場所中、（休み＝負けとして）8勝7敗が15場所、9勝6敗が8場所。最高で10勝が2場所しかない。更にその前年、前々年までは勝敗に思いっきりばらつきがあるのに…

　最後にもう一度やくみつる氏。昔から八百長がある事を薄々感じていながら、日本相撲協会外部委員の時にはそのことには触れずにいたんでしょうか。

　今まで一言も声を上げず、むしろ強烈な擁護を続けていたクセに、こうなってから何だかんだ言い出すクソ相撲ファンとクソ相撲ジャーナリスト。多くは年上ですが、心底軽蔑します。

{a8.net http://books.livedoor.com/item/3295978}{a8.net http://books.livedoor.com/item/3643519}

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