正確には昨日の土曜に見に行きましたがこの「ＲＥＤ」、「Retired（引退した）」「Extremely（超）」「Dangerous（危険人物）」の略で、引退した元ＣＩＡのエージェントが否応なしに命を狙われながらも、その黒幕相手に勝負を仕掛ける…といういかにもアメリカ的な映画です。

　で、今回の評価としては…辛口でゴメンなさい。40点くらいかな？

　評価のツボが私と近いおすぎさんがこの映画を評価していたとか言う話を聞き、楽しみにしていたんですが…多分、仕事で大量に映画を見る人と素人の違いで差が開いたのかな？では恒例の【感想：Start】〜【感想：End】で。この間にネタバレの可能性があります。

【感想：Start】

　この映画、厳しい表現になりますが「雛形映画」と表現しましょうか。ストーリーの一部一部が様々な映画を髣髴とさせるものばかりで、ハラハラドキドキが必要なはずのストーリーが退屈なものになっています。もっとも、爆笑シーンは一切ないのにパロディ映画の要素もふんだんにあるため、コンセプトがお笑いなのかもしれませんが、それならばもっと明確に笑わせて欲しかった。

　命を狙われるプロセスは「コンドル」、リタイアした人間が一線に復帰するってのは「スペース・カウボーイ」（もっとも、この映画もアルマゲドンの焼き直しっぽいし）、ヒロインの巻き込み方は「ボーンボーン・アイデンティティー」…と、すぐに思いついた映画を出しただけで、今挙げた切り口だけでもいくつも類似映画があるし…。

　総じて言えば、１〜２ヶ月もすれば「そう言えば、そんな映画もあったなぁ…」ってな感じの映画ではなかろうか。毒にも薬にもならない映画ってところで、年間に数本しか見ない人か、100本以上見てて映画の類似なんかがいちいち気にならない人なら楽しめるかもしれません。

　まぁ、ケチばかりつけてるのも悪いんで良かったところを挙げると、かなりイッてしまった主人公の元同僚で宿敵役だったジョン・マルコヴィッチの怪演は特筆ものです。あと、ヒロインのサラ役を演じているメアリー＝ルイーズ・パーカーが山本モナに見えてしまったのは私だけか？

【感想：End】

　最後に。「ザ・タウン」を見に行くかどうか、非常に悩みどころ。どうもドラマ的に見せる映画は判断が難しいなぁ…


{a8.net http://www.dmm.com/mono/dvd/-/detail/=/cid=n_600tbd1066}{a8.net http://tenant.depart.livedoor.com/t/asahirecord/item4729799.html?lid=af0501}

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