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2018年04月18日

 岸寄りが遅れているのか精進川河口海岸



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  2回目の釣行もサクラの音沙汰無し

 16日の釣行先は、今年2回目の蘭越・精進川河口海岸。釣具店を始め新聞やブログなどの情報から、次第に北上してきたサクラマスを狙って赴いた。
 前回は3月21日に釣行したが、何しろ初めての場所で勝手が分からずお手上げ状態。ただ尻別川河口までの海岸線は、急深あり遠浅ありと魅力に富んでいて、そうした場所を丹念に探れば釣果が得られるとの感触を得た。
2018y04m18d_111355862.jpg

 現地に着いたのは午前5時。多少波のある海岸には、平日にも関わらず10人ほどのアングラーが竿を出していた。それも、精進川河口の右側に集中、尻別川方向の左の海岸には誰もいない。
 
 その中から、3人の釣人が竿を出していた、サクラマスが岸寄りしていれば、間違いなく回遊するだろうと思われる精進川河口から少し離れた、右側の急深ポイントに場所を設けた。

 この場所でアタリが来なければ、どのポイントに入っても釣果は得られないと思われる。初めはジグミノーで様子を見る。根がかりはしないが、ルアーは右からの強い潮に流される。
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 早く遅く、浅く深くとリトリーブを駆使して、ルアーに命を吹き込む。300メートルは離れているだろうか、一番遠い場所で竿を操るアングラーが活発に動いている。が、アタリではなさそう。

 また、横目で近場のアングラーの動きを観察、一人ぐらいアタリがあってもよさそうだが、それらしき兆候はない。ただ静かな時間が刻々と過ぎていくだけ。

 サクラマスは朝まずめが勝負で、これからの時間は難しいのだろうという8時になって、次第に釣人が少なくなってきた。
 何回ルアーをチェンジして、何度リトリーブを繰り返したのだろうか、自分にも全くアタリはこない。
 諦めと同時に、睡眠不足から次第に眠気が増してきてここで脱落。車に戻って仮眠をとったあと、西積丹のポイントをめぐった。

 というのも、いつも参考にしているプロショップかわぐちさんの釣果情報で、神恵内方面でサクラが上がっているとのこと。また、積丹先端の神崎や余別川河口海岸でも釣果があったという記事が載っていたことから、様子を伺った。
しかし、竿を出す気力も無くほとんど素通りして帰路についた。
 次回は、その神恵内方面か浜益を予定しているが・・・。


 釧路市が「音別のアメマス」をHPで再開


 釧路市では、3月8日より「2018音別のアメマス」のコンテンツをHPで公開した。以下、掲載されたHPの記事を抜粋。
音別川河口.jpg

 3月29日
 午後3時現在の気温8度で、これまで続いていた寒さが和らぎ、春のあたたかさ感じる1日だった。
「音別川河口」
 先週と比較し水量が多く、深さ30cmで見えなくなるほどの濁りがある。釣人の姿はない。
「音別橋上流」
 河口同様に先週と比較して水量は多く同様の濁りがある。こちらも釣人の姿はない。

 4月12日
 午後3時現在の気温7度で、天候もよく春の訪れを感じる1日。
「音別川河口」
 二週間前と同様に、水量が多いものの濁りは収まった。釣人が2名で、そのうち一人から話を聞いたところ、ぽつぽつ釣れているようでサイズは30〜40cmくらいとのこと。
「音別橋上流」
 二週間前と比較して、水量が少なく水も澄んでいるが、釣人の姿はない。
音別川橋上流.jpg




写真@Aサクラマスで知られる精進川河口海岸の全景。平日にも関わらず10名ほどのアングラーが竿をだしていたが、釣果は上がっていないようだB4月12日の釧路の音別川河口C同音別橋上流の様子


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2018年04月13日

来岸でようやくアメマスが



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 トラウトの岸寄りが進む東積丹

 4月11日、12日は久しぶりの連休。当初は、今年に入っての釣行で天候に恵まれたことのない浜益を計画。しかし、またもや強風と高波の予報。
  11日は諦めて、12日に再度浜益への釣行を決めた。ところが、12日も道央の日本海方面は強風が吹き荒れるとの予報。こんなときの浜益は、これまでの経験から波が高くて釣りにならない。
2018y04m13d_092315986.jpg


 それに比べて南風の裏側にあたる積丹は、他の地域よりも少しは益しだろう、と小雨が降り強風の残る札幌を午前1時半に出発。目指したのは美国の海岸。
 ここは20日ほど前に訪れたが、いくら粘ってもヒットには恵まれなかった。その後、ブログ仲間のkojiさん(このヘン釣れマスか)と、友人のにっしーさんが釣行して、サクラマスをヒットさせた。さすがです!!

 札幌を余りにも早く出たために、美国に着いたのは4時少し前。途中の海岸はほとんど波のない凪ぎ状態だった。一体天気予報はどうなっているのか。

 真っ暗な海岸の駐車場には、すでに2台の車が止っていた。本来ならば、少し明るくなってから海岸に降りるのだが、街灯の明かりを頼りに、いそいそと波間に立ちこむ。方向を確認しながら、初めはミノーを打ち込んでのスローリトリーブ。

 周りが明るくなるにつれてジグミノー、ジグとルアーをチェンジする。ようやく、右手の厚苫岬の先端から真っ赤な太陽が昇ってきた。
 右、左、真中とルアーを全ての方向に打ち込むが反応はない。ただ、巻き上げたルアーのトレブルフックに、小海老や大なごがしばしば刺さる。なので、トラウトの捕食するベイトは豊富なはずだが・・・。

 結局、4時間波間に立ち込んだが、一度のアタリもなく次の目的地の来岸海岸に移動。
 手前の野塚海岸・ゼロワンドは、白波の立ついつもの光景。その点、両側を岬に覆われている来岸海岸はうねりはあるが波はまったくない。
2018y04m13d_092547188.jpg

 この場所での釣りは、今年に入って4度目になる。アメマスの岸寄りを確認するセンサー的な役割として、いつもきびなご餌のウキ釣りも併用してきた。これまでの釣行では、そのセンサーに全く反応はしなかったが、今回はどうか。
 
 まず、海岸から沖に流れる潮にウキ釣り仕掛けを投入。それを置き竿にして、ルアーの準備を進めている時に、ウキが消し込まれた。慌てて合わせを入れると、30センチほどのホッケが付いていた。


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 ルアーロッドには、ホッケも狙える30グラムのメタルジグをつけて遠投。その20分後に待望のアタリが。右左に暴れるので、ホッケではないことは分かっていた。

そして、この場所ではサクラマスはほとんどこない。予想通りにアメマスが上がってきた。この場所での今年第1号は、手の平の計測で50センチ余り。ようやく岸寄りが進んだようだ。
 続いてウキ釣りにもアタリが。今度は40センチ強のアメマス。そして、その30分後にジグにも同じようなサイズがヒット。
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 その後、潮が止ったのかアタリは遠のいて、いずれの竿にも音沙汰なし。うねりが高くなったと感じた1時間後に、ようやくウキにアタリが。今度はかなり暴れる。ようやく手前まで寄せて、引き上げようとしたアメマスは、60センチは有に越えていそうな大物。
 だが、針が唇1枚にしか掛かっていない危険な状態。タモを持ってこなかったことが災いして、ばれてしまった。

 今年は、この積丹でアメマスやサクラマスの岸寄りがいつ見られるのか、見当が付かなかった。季節は正直なもので、どんな厳しい冬であっても、必ず春は来る。それを今回の釣行で実感できた。

 さて、次は浜益だ。

写真@美国海岸の日の出。真っ赤な太陽が雲間から顔を出したA積丹・来岸海岸の様子。ウキ釣りにきたホッケBCジグにきた50センチ前後とウキ釣りにきた40センチ強のアメマス


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2018年04月05日

 天候悪化で浜益から静内海岸に変更



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翌日は千歳川中流でブラウンを狙う


 4月最初の釣行先に浜益海岸を予定していた。その4月3日は、道北から道央の日本海にかけて、強風注意報が出される生憎の天候。せっかくの休みを無駄にしたくないので、強風や時化の心配がない日高方面に向かった。
2018y04m05d_111554349.jpg

 目指した先は今年3回目の新冠川河口海岸。ところが、新冠川の流れは雪代の混じった濃い褐色。濁りの強い川水の流れ出た海岸は、沖合い100メートル付近まで土色に染まり、とても釣りにはならない。

 途中の鵡川や門別川、厚別川も同様で、それらの流れ出る海岸は青と褐色のツートンカラーだった。
 あらためて、新冠の隣の静内川河口海岸に向かう事にした。静内海岸が同じ状態ならば、苫小牧東港に行くつもりだ。

 静内川も、他の川と同じように強い褐色の流れだが、河口から少し離れた海岸では濁りが薄く、ルアー釣りには問題がなさそう。そして波も1メートルほどと、波間に立ちこんでロッドを操るのに苦労はいらなかった。

 海岸では、所々に離岸流が発生していた。その離岸流の先にミノーを打ち込んでみたが、何回やっても反応はない。今度は、波の立たない沖合いの深場にジグを打ち込んだが、それにもアタリはこない。

 先ほどまで気づかなかったが、広い海岸を見渡すとどこにも釣人の姿は見えない。この場所が悪いのか、それともまだシーズンに入っていないのか。
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 結局、7時半から3時間ほど粘ったものの、一度のアタリもなく撤退。途中の門別漁港の様子を見ながら、苫小牧東港に向かった。
 いつものフェンス前には、見覚えのある2組の釣人がフライと投げ釣り、たらし釣りを行なっていた。フェンスの手前にも、2組が投げ釣りを行なっていたが、これまでの平日と比べても釣人の数は少ない。
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 今回は、前回のようなウキ釣りとルアーの二刀流ではなく、ルアーだけでアメマスを狙ってみた。
 フェンス前のフライとたらし釣りの釣人には、30〜40分おきにアタリがきている。しかし、その半分以上は40〜50センチ級のうぐい。アメマスの姿は少なくなってきているようだ。

 その常連に話を聞くと、「サクラマスは1月から港内に入っているが、極僅かだ」という。本格化するのはこれからのようだ。

 いつも来ている釣人がこのような釣果なので、ルアー釣りには当然釣果がなかった。しかし、自分も1月からこの場所に入っているのに、サクラマスがヒットした姿は確認していない。釣った人は、よほどの幸運に恵まれたのだろう。

  今年初めての千歳川中流域

 これが4月3日の出来事。翌4日も昼までならば時間がある。そこで、札幌から1時間以内で行ける千歳川中流を目指した。
 長都川が千歳川に流れ出る長都大橋付近は、この時期放流した鮭の稚魚を捕食するブラウントラウトが集まる。それを分かっている釣人は、平日でも日の出とともに川に立ち込む。今回自分が現地に着いたのは午前8時半。大きく出遅れてしまった。

 朝まずめの釣りを終えた常連の姿はすでに無かったが、旭川ナンバーの車できた釣人が長都川との出会いで無心に竿を振っていた。また、橋の下の対岸にも2人組の釣人が新たに竿を出した。
 自分も、橋の下流に場所を据えて、橋脚横を目がけてミノーを打ち込む。久しぶりの川のルアー釣りに緊張感が募る。
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 下流の少し深い流芯脇で跳ねが起きた。音からして30センチ前後だろう。その場所へ丹念に小型のミノーやスプーンを打ち込み、誘いをかける。が、反応しない。さらに、ミノーを打ち込んだすぐ横でまたライズが発生。やつらは一体なにを捕食しているのいだろう。

 こんなときは、ドライフライを流せば反応があるはず。ところが、車の中にはショアトラウト対象のルアーしか備えていない。その後も何度かライズは起きたが、ルアーには最後まで反応しなかった。

写真@A静内川河口海岸の様子。雰囲気は漂うが、まだ早かったようだB途中で寄った門別漁港C長都大橋から見た千歳川中流域。長都川との出会いでルアーロッドを振るアングラーが見えるD小さなライズが頻発するがルアーには反応しなかった

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2018年03月29日

古平川海岸と積丹・入舸の磯に釣行



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 ショアトラウトの姿確認出来ず

 道央圏のショアトラウト釣行では、新聞の釣り欄よりも各地の釣果を掲載した釣具店のHPを、いつも参考にしている。特に、余市・プロショップ川口さんのHPは、島牧から積丹、余市、小樽、石狩と自分がよく行くポイントでの新しい情報が載せられており、随分役に立っている。

 その川口さんでも、岩内や積丹、美国、古平海岸など、道央日本海の今年に入ってからのトラウト類の釣果はほとんど掲載されていない。多分、客から情報が入ってこないのだろう。こうした状況なので、自分が赴いた道央の海岸線で釣果が上がらないのも当然なのかもしれない。
2018y03m29d_110711892.jpg

 ただ、ブログを通して交流させていただいているkojiさんからは、浜益に続いて24日に美国海岸でアメマスがヒットしたとの情報がブログに上げられているので、アメマスの岸寄りが進んでいるのは間違いないだろう。

 ショアトラウトを求めて、自分も27日に道央圏の2つの海岸に釣行した。とは言っても、今回は釣果よりも様子を探るのが目的。向かった先は、古平川河口と積丹・入舸漁港の外海。サクラマスと、ジグによるホッケ釣りの可能性を求めた。

 古平川河口は、サクラマスの早場として知られており、4月中旬からは狭い海岸に多くのアングラーが押し寄せる。それはまるで秋の鮭釣りのようで、夜通し待機しなければ場所取りが難しい。
2018y03m29d_110546008.jpg

 今回は、まだサクラマスの岸寄りが始まっていないことから、容易に入ることができた。それでも、現地に到着した5時半には、波間に立ち込んでいる先行者がいた。そのアングラーは、河口とテトラポットの間のポイントで熱心にミノーを打ち込んでいた。

 邪魔にならないように、離れた河口周辺に場所を構えて、古平川の流れ出しがブレイクする沖合いにジグミノーの遠投を繰り返した。

 この海岸は遠浅で、尚且つ海草が繁殖しているために、ルアーを巻き上げるたびに昆布などが絡みつく。ミノーを少しでも沈めよう物ならば、今度は根がかりが起こり、ルアーを失う破目となる。先行者も苦労しているようで、見ている限りアタリは確認できなかった。
 
 海岸は多少波のある程度で、サクラマスがいれば跳ねも簡単に確認できる。しかしそうした動きはなく、アタリのないまま時は淡々と過ぎて、いつの間にか先行者の姿が見えなくなった。

 波間に立ちこんでから2時間ほど経過した頃、沖合いの古平川の流れ出しがブレイクする地点でまたもや根がかり。幸いに海草だったようで、ミノーはスルスル戻ってくる。

手前まで巻き上げると、ルアーに20センチほどのホッケが付いていた。反応らしい反応が無いのもホッケらしいが、ホッケがいたことに気を取り直して再度ミノーを投入するも、その後ヒットはしない。
S3750001.JPG

 この場所を諦めて、今度はジグでホッケを狙うために積丹・入舸へ。アメマスも期待できるが、まずは40センチ級のホッケを目指した。
  この場所では、いつもいりか川の流れ出る港内で竿を出してきたが、今回は外海の岩場に場所を構えてジグを遠投。ホッケのアタリを探る。この岩場には、数組の投げ釣りの釣人が竿を出していたが、狙いはカレイかホッケだろう。
S3750008.JPG



 ジグは時折海面下の岩で根がかりするが、それさえ気をつければ、しっかりと泳がせることができる。だが、魚は回遊してしていないようで、ルアーには全く反応がない。 投げ釣りに興じている周りの釣人にもアタリはきていないようだ。

 さすがに、ここまでひどいと諦めの心境が強まる。しばらくの間、海岸線での釣行を控えたほうが良いのかもしれない。

写真は@A古平川の流れ出る古平海岸の様子。遠浅で、巻き上げたルアーに海草が付着するBCホッケのポイントとして知られる積丹・入舸漁港の外海。投げ釣りの釣人にもアタリはなく、岸寄りが遅れているようだ

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2018年03月23日

道央の日本海で低迷続く



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浜益初釣行後、精進川河口海岸へ

 ブログを通じて親しくさせていただいているkojiさんから、浜益釣行のコメントを頂いた。今年初めてのアメマスの釣果があったことが書かれており、kojiさんのブログ[「この辺つれマスか」(https://blog.goo.ne.jp/qqxq4xvdsongocnnejp)にもそのときの記事が掲載されている。

 実は、私もその前日の20日に浜益へ釣行した。いつもの年と比べると浜益の初釣行はかなり遅くなったが、今年3回目の浜益行で、ようやく竿を出すことができた。
2018y03m21d_112024998.jpg

 それまでの2回の釣行は、大時化と強風で釣りにならず、泣く泣く海岸を後にした。今回竿を出したとはいえ、大波が押し寄せる半分時化状態で、時折吹雪に変わる悪天候。辛うじて、波の死んでいる場所を探してルアーを打ち込んが、釣果はゼロ。5時間粘ってもアタリは1回もこなかった。だから、今回のkojiさんの更新記事には希望を感じている。
 浜益は天候予測の難しい場所だが、これからは時化も少なくなると思う。いつもの年と同じように、足げく通うことになるだろう。
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 そして、22日には道央圏屈指のサクラマス有力スポット、精進川河口海岸に初めて釣行した。前回の更新ブログで、アラジンさんから頂いた「精進川河口にいってきました」とのコメントが気になり、今回の釣行となった。走行時間は、札幌から中山峠経由で3時間ほど。積丹の先端に行く時間とそれほど変わらなかった。

 この海岸は、サクラマスの早場として札幌から出かけられるアングラーが多く、今回も平日だというのに、午前6時には3〜4人のアングラーが海岸で竿を出していた。
 初めてこの場所で竿を出した感想は、「やけに浜益海岸に似ているな」ということ。海岸線はどこも同じように見えるが、それがために全く違和感はなかった。
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 当日は風や波の全くない凪状態。いつもは、どのような状況なのか分からないが、凪いだ海面をルアーがスルスルと飛んでいくのが気持ち良い。自分は、精進川の流れ出しに近い場所に竿を出したが、遠くに見える先行者はアタリがなく苦戦している模様。

 これだけ凪いでいると、サクラマスのハネを見つけやすいはずだが、海面にはそうした動きは見られない。また、ミノーやジグを追う魚の姿も確認できなかった。 
 昼前まで粘ったが、結局この日は見ている限り誰の竿にもアタリは来なかったようだ。
 午後からは、北上して泊村の兜千畳敷を目指すことにした。

 ところが、兜千畳敷はカレイやホッケを狙う釣人で一杯。とてもルアーを打ち込むスペースはない。諦めて向かった先はサクラマスの有力ポイントの珊内。珊内川の河口は、季節になるとサクラマスが回遊するが、根がかりが激しくいつも苦戦を強いられている。なので、初めに漁港内の様子を見て移動を考えることにした。

 サクラマスが回遊していれば、港内でも子サクラが見えるはず。また、アメマスも港内を回遊することが多いと、地元の漁師さんから聞いている。しかし、打ち込んだルアーを追ってくる魚は皆無。入ったタイミングが悪いのか、それともまだ時期が早いのか。
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 さらに北上を続けて、今度は積丹最先端の余別来岸海岸へ。この日は東積丹も凪状態で、波はほとんどない。余別来岸漁港の外海で、きびなご餌のウキ釣りを行なった。
 この場所では、今年に入ってまだ1度もアタリはないが、アメマスやホッケが岸寄りしていれば、釣果が期待できる。だが、ウキは1時間経ってもピクリともしない。

 自分がせっかちなのか、それとも岸寄りが遅れているのか、低迷脱出の糸口が見つからない。

写真@20日に釣行した大波の押し寄せる浜益海岸。釣人の姿はないAB初めて訪れた精進川河口海岸。画面右が精進川の流れ出し。雰囲気は良いが、魚の気配はなかったCいつもの余別来岸漁港の外海。ウキ釣りに絞ったがアタリはこなかった

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2018年03月17日

3月に入って初めての積丹釣行



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来岸と美国・小泊海岸に出掛けたが・・・

 3月に入って2回目の釣行先は、前回予告した積丹。同じ日本海の浜益でなかったのは、天候の問題から。同じような天気でも、積丹と浜益とではその現れ方が大きく異なる。
 風が少しでもあると、2枚波、3枚波となって押し寄せる浜益と、波が高くても逃場のある積丹とでは、伴うリスクが違ってくる。だから浜益に釣行する場合は、ある程度の覚悟を決めていかないと後悔することになる。
 今回の積丹釣行は、そうした危惧を避けるためのもので、浜益には近いうちに赴く予定を立てている。
2018y03m17d_123844882.jpg


 さて、昨年のブログを読んでみると、2月、3月は交互に積丹と浜益への釣行を繰り返し、その2ヶ月間で合わせて10回を越える釣行数になった。

これだけ赴いているのに、釣果はというとほとんど上がっていない。残念だが、ブログはほとんどが完敗の記事で埋め尽くされていた。

 実は、積丹には今年も1月、2月に何度か訪れた。そしてその釣行日は、決まって吹雪や時化などの悪天候となった。なので、今回ようやく竿を出せることを嬉しく感じた。これで釣果が伴えば言うこと無しなのだが・・・・。
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 釣行先の来岸漁港の外海は、いつも以上に風が強く吹いていたが波は殆ど無い。潮の動きも止まっているようで、海底が見通せるほど澄み切っていた。

 漁港から、テトラポット伝いに外海の岩場に降りて場所を確保。1本の竿は置き竿にして、きびなご餌のウキ釣りに使用。その傍らでルアーロッドをフルスィング。ジグミノーを海岸方面や沖合いに向けて打ち込む。

 釣りを開始してから2時間が経過、時折陽の射す天気には恵まれたが、肝心のアタリは何れの竿にも来ない。ルアーはジグミノーからミノー、メタルジグ、スプーンなど総動員したが反応はない。

 アメマスばかりではなく、岩内方面ではホッケの岸寄りも進んでいるとの事。積丹でも上がってもおかしく無いはず、と頭を傾げて時間ばかりが過ぎていく。

 一度のアタリもなく3時間が経過、いよいよ痺れを切らして移動することに。向かった先は帰り道の途中にある美国・小泊海岸。夏は海水浴場となる遠浅の狭いワンドだ。

 ここでは、初冬に遠投でアメマスを何度かヒットさせたことがあり、季節によってはサクラマスも期待できる場所。ある程度の風があっても、それほど荒れることのないサーフで、いつも釣人の姿は絶えない。
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 アメマスが回遊していれば、高い確率でヒットするはずと期待が募る。気持ちよくルアーは飛んでいくが、どの方向に投げても魚は追ってこない。最近注目のGS下ポイントを含めてアタリはこなかった。
 ここでも2時間ほど粘ったが、まったく手ごたえはなく3月の積丹釣行は黒星スタートとなった。

 尚、人気ポイントの積丹・野塚ゼロワンドにも釣人の姿はなかった。岸寄りはまだ早いのだろうか。

写真@Aようやく天候に恵まれた積丹・来岸海岸だが・・・B波が穏やかな美国・小泊海岸。ルアーは気持ちよく飛んでいくが、アタリはこなかった

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2018年03月09日

日高路を走行してポイント探し



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 苫小牧東港以外はまだ時期が早いのか

 3月に入ってからの記録的な暴風雪と親戚の不幸が重なり、この1週間は釣りのことは全く考えられない状態だった。せっかく、VOXYさんからブログにコメントを寄せていただいたのに返答も出来なかった。VOXYさん、すいませんでした。
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 それでも7日には落ち着きを取り戻し、太平洋方面の天気も回復したことから、様子見がてら日高路へと足を伸ばした。行先は新冠川の河口海岸と静内川河口海岸。いずれも、季節になれば海アメやサクラマスだけではなく、スチールヘッドやシートラウトも期待できるとのこと。

 これまで、春のアメマス狙いで襟裳方面の幌満川河口は大昔に訪ねたことがあり、新冠川の河口海岸も今年2月に一度訪れているが、静内川の河口海岸は初めて。

 初めに向かった静内川の河口海岸は、波は穏やかでロッドを振るには問題がないが、静内川から流れ出る雪代により強い濁りが混じり、ルアー釣りは難しい状況。そのせいか、平日の午前9時ということもあるが、海岸にはアングラーの姿は全く見えない。
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 なので、河口に一番近い入船漁港に場所を移して、港内でルアーを試してみものの、ルアーを追う魚の姿は確認できなかった。次に向かったのは、静内川よりも小さい新冠川。新冠川でも雪代は始まっていたが、海岸の透明度は静内川よりも高く、魚さえいればルアーに反応するはず。

 その期待を込めて、ジグミノーをフルスィング。しかし、巻き上げたルアーには何回投じても海草が付着するだけ。ここでも昼前まで粘ったが、結局アタリは得られなかった。
 そしてさらに、日高門別漁港と鵡川漁港に向かった。いずれもアメマスの実績がある港だが、どうやっても魚の姿は確認できなかった。
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 そこで考えたのは、「道央圏では、太平洋側のアメマスは日本海よりも遅れてスタートするのでは」ということ。ショアトラウト釣行に取り組んでから4年目に入るが、サーフでこの時期に釣果があったのは積丹や浜益の日本海側だけ。
 港湾も太平洋方面では苫小牧東港だけで、日高門別漁港や鵡川漁港は4月に入ってからの実績。そうならば、太平洋方面はまだ早いということになる。

 その苫小牧東港に、帰りしな立ち寄ってみた。火力発電所のフェンス前には、餌釣りやフライ、ルアーなどの様々な方法でアメマスを狙う釣人であふれていた。とくに多かったのがフライフィッシャー。
 きびなごなどを餌にした、たらし釣りやウキ釣りの人も目に付くが、アタリの多かったのは大型サビキに海老などの餌を付けたサビキ釣り。
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 見ている間に30センチ前後のアメマスのヒットが続くが、不思議なものでこれまで好調だったフライにはアタリがこない。そして、アメマスは小型化しているように見える。そろそろサクラマスの出番か、シーズンも新たな段階に差し掛かったのかもしれない。

 次回の釣行は日本海方面を予定しているが、時化の日が多くて積丹と浜益のいずれにしょうか迷っている。

写真@静内川河口のそばにある入船漁港A新冠川の河口海岸B鵡川漁港C多くの釣人で賑わう苫小牧東港のフェンス前

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2018年02月27日

島牧あめますダービー、大詰め迎える



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 2月22日までの最長記録は76センチ

 昨年12月1日に開幕した「2018あめますダービーin島牧大会」も、残すところ4週間余りとなった。
 今年の冬は、例年になく大荒れの日が続いたが、島牧海岸も凪ぎが数えるほどしかなかった。そうした状況から、登録釣果も大幅に減少した。
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 2月22日段階での釣果記録は前回の半分ほどの86件。それも、12月1日から1月15日までに64件が集中、1月16日から2月22日の間は22件と急下降した。

 ルアーとフライを比較すると、ルアーがL&J(レディース&ジュニア)部門も含めて67件、フライが同19件と、ルアーが圧倒している。ただ、2月だけの件数はルアーが4件に対してフライ10件と、フライが急上昇している。
 こうした中で、70センチ越えの大型あめますの登録件数は11件に上り、型は悪くはない。ここまでのルアーの最長は、1月4日に渡邊智之氏が千走でヒットさせた76センチ。またフライは、2月22日に五十嵐誉氏の73センチが最長。(場所の記載無し)

 ヒットした場所は、千走(海岸、漁港)が25件、赤灯、レスト前、生コン下、エネオス裏、江ノ島の海岸ラインが22件、大平8件、18番7件、モッタ海岸3件、その他21件という内容。
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 開幕当初は、大平川の河口や海岸でヒットが相次いだが、凪ぎの日は江ノ島海岸一帯、時化の日は千走というように次第に範囲が全域に広がってきた。
 とくに千走は、時化の逃場として入釣した釣人が多く、結果的に登録件数が上昇した。
 
 ちなみにルアーのヒットパターンは「アスリート」が一番多く、次いで「ウミアメリミテッド」「タイド」「岡ジグ」「カブキメタル」などとなっている。
 また、フライはストリーマーが中心だが、ウーリーバガーやチャーリーといったパターンでもヒットしている。

 写真は時化の続く島牧・江ノ島海岸と千走漁港の様子(いずれも2月25日のライブカメラから)と、ここまで最長の渡邊智之氏が千走でヒットさせた76センチのあめます

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2018年02月23日

苫東でようやく海アメ初日



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  なぜかルアーは見向きもされず

 何度もブログに書いたが、今年に入ってからの釣行でまだ釣果に恵まれていない。最後に釣果があったのは昨年12月中旬の苫小牧東港。ウキ釣りのウキを外した、たらし釣りでヒットした30センチほどのアメマスだった。
 これまでのショアトラウト釣行と比較すると、こんなに長い時間釣果の得られなかったことはない。
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2月21日の休日は、何とか今年の初日を出すことを優先して、ヒットの可能性の高い苫小牧東港に行くことにした。とは言っても、苫東は今回で今年5回目の釣行。それまでの4回は、他の釣人の釣ったアメマスの姿は見るものの、自分の竿には一度もアタリがこなかった。

 それなのに今回も懲りずに釣行したのは、苫小牧東港でのアメマス活性化の気配を感じたことから。前回更新した私のブログを読んでいただくと、その意味がお分かりになると思う。

 今回用意したのは、ウキ釣り仕掛け2セットとルアーロッド。一番気がかりだったのは入るポイント。この選択を間違えれば、前回の二の前となるのは目に見えている。
そのため、まだ釣人の来ない5時前に現地入りするため、札幌を3時に発った。そして、火力発電所前に着いたのは、まだ闇に閉ざされた4時20分。
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 満天の空には多くの星が瞬き、対岸のフェリー乗場の明かりが海面一帯に漂う毛あらしの奥に見え隠れする。
車の外に出ると、風は無いものの防寒服を通してマイナス15℃シーの冷気が伝わってくる。
 ここで夜明けを待つために暫しの仮眠を、と考えていた矢先に隣に車が止まった。どうやらルアー釣りの釣人のようで、フェンスにルアーロッドを並べて、自分と同じように夜明けを待つようだ。

 1時間ほどの仮眠のあと、まだ薄暗い闇を通して周りを見ると、フェンス前には4〜5台の車が。それも自分の車の傍に集まっていた。そして海面を覆いつくしていた毛あらしは、対岸の明かりを隠すほどの激しい舞を見せる。
 さらに気温が下がったせいか、竿をセットをしていても寒気が手袋を突き抜けて伝わってくる。そのたびに車内に逃げ込み、ヒーターで手を暖める始末。
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 6時になって昇った太陽の光を、海上で発生した毛あらしが妨げる幻想的なシーンが目の前に広がる。あまりにも現実離れした光景から我を取り戻し、ルアーロッドとともに並べたウキ釣りの竿に気を集中。
 そして、その隣でルアーロッドを振り抜く。ルアーは、毛あらしを突き破って飛んでいくが、どこまで行ったのか着地点は確認できない。

 ようやくたらし釣りの竿にアタリがきたのは8時過ぎ。周りには数えるだけでも14〜15台の車が止まっていた。前回のブログに載せたフライフィッシャーもその一人だが、殆どがウキ釣りとたらし釣りの釣人。
 その先陣を切って、自分の竿にヒットかかったのは30センチ越えのアメマス。小さくても今年第1号、感謝して丁重にリリースした。
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 その後、上昇した気温で活性したのか、周りの釣人の竿にアタリが相次ぐ。ウキ釣りやたらし釣りの竿に掛かるのはアメマスばかりだが、タモを入れなければ上がらないほどの大物も。ただ不思議なのは、前回あれだけ爆釣モードだったフライにはアタリがこなかったこと。
 また、これだけ餌釣りにヒットしているのに、ルアーには全くアタリはなかった。

結局、今回の釣果はたらし釣りにきた30センチ強と50センチ余りのアメマス2匹。この釣果には満足していないが、初日が出たことにホットして、10時半に帰路に着いた。
 苫小牧東港は、これからサクラマスも期待できる季節を迎える。今年は何度通うことになるだろうか。
 尚、今回の釣行をビデオで撮影しました。近いうちにyoutubeに投稿する予定です。よかったら見てください。

写真は@毛あらしの舞う幻想的な苫小牧東港ABヒットした今年1号、2号の海アメマスCあちこちで大型のアメマスがヒット


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2018年02月15日

新冠川河口から苫小牧東港へ



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 フライに60センチ級のアメマス

 今年に入って7回目の釣行先は苫小牧東港。本来の目的地は、新冠川の河口海岸だった。この新冠川河口は、2月8日に一度訪れていた。その時は釣果はなかったものの、魚の気配を感じて「今度こそは」と意気込んでの釣行。
 
 ところが今回は、前回とは異なり凍てつく−10度の海岸に雪が舞い、濁りの入った高い波が砂浜の奥まで押し寄せていた。
 それでも諦めきれずに竿を出すが、投じたミノーは強風に押し戻されて手前の波に揉まれるだけ。

 そもそも、この新冠川河口海岸の釣行は、ブログにコメントを寄せていただいている「亀さん」からの「日高門別漁港よりも、新冠川海岸のほうが期待が持てる」というアドバイスから。他の釣人の話によると、この場所ではサクラマスやアメマスのほか、スチールヘッドやシートラウトも期待できるとの事。
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 まだ時期が早いのか、前回は魚の姿を確認できなかったが、タイミングさえ合えばヒットの可能性は高そう、ということから2月13日に2度目の釣行に赴いた。

 ただ今回は、記したように悪条件のもと全く釣りにはならなかった。仕方なく向かった先は、帰路の途中にある日高門別漁港。しかし、ここも強風が吹き荒れ、肌を突き刺す寒気に嫌気がさして早々と退却。最終的に着いた先が苫小牧東港だった。

 苫小牧東港は、今年に入って3回目の釣行だが、未だ釣果が出ていない。ポツリポツリと常連の釣人の姿は見えるが、そうした人たちも苦戦しているようで、前回、前々回と魚をヒットさせた姿をほとんど見ていない。だから今回は、この場所を避けたかったのだが・・・。
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 2月13日も、発電所前のフェンスにはいつもの常連の釣人が5〜6人ほど竿を出していた。しかし、フェンスの端に並べられたウキ釣りやたらし釣りの竿は、ピクリともしない。
 自分もその傍でジグやミノーを投じるが、一度もアタリはない。だから、この場所でルアー釣りを行なっている人が誰もいないことに納得できた。

 竿をだしてから2時間ほど経過した午前11時頃、フエンスの端に陣取り、フライを打ち込んでいた釣人の竿が大きくしなった。そして、ネットに入ったのは60センチはあろうかというアメマス。

 それを契機に、フライには40センチ強から50センチ越えのアメマスが次々にヒット、2時間ほどで二桁の釣果と爆釣モードに入った。それなのに、餌釣りの竿やルアーには全く反応がなく、ただ横目でヒットの続くフライ釣りを眺めているだけ。
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 フライの釣人とは逆方向の、フェンスの端でウキ釣りを行なっていた釣人が、たまりかねてフライ釣りの横に大移動。竿をセットしてからすぐに大きなアタリがきた。何とかネットに収まったのは、50センチ余りのアメマスだった。

 この苫小牧東港のフェンス前は、発電所の温水排出口に近い場所が有利と聞いていたが、今回はまさにその通りになった。
 しかし、40センチ越えがアベレージサイズ化しているにも関わらず、ルアーへの反応は鈍い。自分の竿には一度のアタリもない。
 これで、ウキ釣りの用意をしていればそれなりの釣果があったはず、と思っても後の祭り。
次回訪れるときには、アメマスの活性がさらに高まっているはず。その時には、多くの釣人で賑わっているかもしれない。

写真@強風が吹き荒れる新冠川河口海岸の様子A苫小牧東港でフライにきた60センチ越えのアメマスBCD40センチから50センチ越えのアメマスがフライにきているのに、ルアーと餌釣りにアタリはこない

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