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2018年06月08日
回復なったか、オショロコマの棲む渓流
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大氾濫から4年が経過したが・・・
自分の渓流への釣行は、そこに棲息する魚種や、魚を取り巻く河川の環境を見極める目的で向かうことが多い。
例えば1昨年は、札幌近郊でオショロコマの棲息する場所を探し歩いた。また昨年は、尺やまめを求めて噴火湾に流れ込む河川や浜益近隣の渓流、あるいは静内川や新冠川といった日高方面に赴いた。
一方で、大雨や土砂崩れで環境の一変した河川の、その後の状況を取り上げたりもしている。
今回の渓流も、その目的から釣行した。それは、道内の渓流釣りの人々の心の底に未だに残る4年前の悪夢。上流部の堰堤、砂防ダム、橋脚の決壊と、広範囲の土地の氾濫を招いた記録的な大雨は、濁流となって水路を大きく捻じ曲げ、沢山の魚を下流に押し流した。
その結果、堰堤や砂防ダムなどにより、下流域からの遡上が不可能な河川では、魚の姿が一時的に見られなくなった。
特にこの中では、札幌近郊のオショロコマの棲息する渓流に注意を払ってきた。
この川には、大雨による大氾濫の後、何度か訪れたが、上流から流れ着いた岩や砂利、倒木が河岸の両脇に堆積した痛々しい姿が未だに残されている。並行して走っていた林道は寸断したままで、今も手付かずのままだ。
果たして魚は回復しているのだろうか、その答えを求めての今回の釣行。
6月7日は、オショロコマの棲息する札幌近郊の渓流も、朝から青空が広がって午前7時の温度計は12度を指していた。
それでも水温は8度と、山岳渓流特有の低温でドライフライに反応するのかぎりぎりのところ。入渓地点は、林道を一跨ぎして下った上流域。
川の両岸には、堰堤のコンクリートの残骸が見えるが、中心部は決壊したままの素通し状態。下流から遡上した魚の障害には、なりようがない。
まずは、ここからフライを投じる。ポイントらしいポイントのないザラ瀬が続き、時折現れる岩陰や落ち込みにカディスを流す。極力流れの遅い瀬脇や淵を落とし場所としたが、100メートルほど釣り上がっても反応はない。
ようやく魚の姿を確認したのは、大岩の下の水深のある落ち込みから。流れに巻き込まれて水中を漂うカディスに、赤い斑点がはっきりしない、10センチほどのオショロコマがスレがかりした。
小さくても、オショロコマが棲息していたことにほっとして、さらに釣り上がる。しばらくして、水深のある平瀬が現れた。上流部からフライを流すと、すぐにフライが引き込まれる。今度は、赤い斑点のはっきりした15〜6センチのオショロコマ。
このサイズの棲息は、大雨による氾濫を避けたことからだろう。
さらに同じ場所からのヒットが続いた。上流部に見えた早瀬からも飛び出すほど、魚影は回復しているかに思えた。
しかし、決壊を免れた1メートルほどの堰堤から上流では、フライはピクリともしない。200メートルほどして、今度は更に背の高い堰堤が現れた。堰堤の落ち込みにフライを投じても反応はない。堰堤と堰堤の間には、オショロコマが棲息できなかったのだろう。
この最後の堰堤を昇り、上流に向かう。川幅は一段と狭くなり、両岸を崖が覆う。この先は、崖が切れて再び岩だらけの渓相のはず。最後の堰堤から、アタリが遠のいていることもあり、ここで折り返した。
オショロコマが回復していたことにほっとしたが、上流域で姿が見えなくなったのも事実。複雑な心境で、オショロコマの棲む渓流を後にした。
写真@上流から流された岩や砂利、倒木が残る痛々しい流れA最後の堰堤では魚影が確認できなかったB崖が覆う上流域の景観CDようやく姿を見せたオショロコマ
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2018年06月04日
ショアトラウトから渓流魚へ
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初夏の小樽内川上流を行く
ルアーによるショアトラウト釣行に替わり、6月からはフライによる渓流釣行をレポートする。
渓流は、海と違って魚の再生力に限界がある。それがために、ブログで川の名前を明記して釣行記を掲載した途端、非難の嵐が巻き起こる。その渓流に通い詰めている釣人にとっては、死活問題だからだろう。
要は釣人の心構えの問題なのだが、自分もこれまで固有名詞を出した上でリリースの呼びかけを行なってきた。ところがある出来事を切っ掛けに、小さな渓流での釣行記は固有名詞を載せないことにした。
場所を特定できないようにすることは、一方で記事を捏造する事も可能だ。それでなくても、極めて現実感に欠ける内容となる。そこら辺のさじ加減をうまく出来ないか、と迷った末に思いついたのがブログを読まれている方たちとの相互通信。
ブログのコメント欄に、氏名とメールアドレス、キャッチ&リリースの実行を記載してもらう代わりに、ブログに掲載した河川の情報を伝えることにした。当然コメント欄に送られた内容は、ブログに載ることはない。こうした取り組みで、何人かの読者に情報を伝えることができた。
その場しのぎで情報を引き出そうとする人は、こんなに手間のかかることはしないだろう、との考えからだ。もしご希望の方がおられたら、この手続きを経てコメント欄に連絡ください。
また、固有名詞も、基本的に渓流釣りの新刊本に掲載されている有名河川は、すでにその存在が知られているとの考えから、一部の川を除いて掲載することにした。
今回更新する小樽内川は、札幌市街から1時間圏と近いのにも関わらず、本格的な渓流釣りの楽しめる川として、フライやルアー、餌釣りの釣人から人気を集めてきた。さっぽろ湖に流れ出る下流域、国際スキー場手前の中流域、そして春香山登山道に沿って流れる上流域と3つのポイントに分類できる。
チヤラ瀬やザラ瀬、滑床、大渕小渕、小滝やフリーストーンといったそれぞれ別の顔を持ち、棲息する魚種も微妙に異なっている。特に、流れ出るさっぽろ湖は、いとうやブラウンも棲息するといった話もあり、休日は大物狙いの釣人で溢れている。
自分がいつも入渓するのは、春香山の登山道に沿った上流部。この時期、高山をバックに持つ山岳渓流は、雪代が納まり切れず、増水と低い水温で釣りにならないのが実状。
これに対して小樽内川の流れ出る春香山は、ハイキングがてらに登れるほど標高が低い。そのため、森を流れる涌水河川とまではいかないが、水温の上昇は早い。今回の釣行でも8℃と、立ちこんでも寒さを感じなかった。
入渓したのは5月30日。この冬、朝里峠を経由して何度も小樽に向かったが、そのたびに小樽内川に目を向けてきた。つい半月前には、雪代による増水で溢れかえっていたのに、5月下旬には水位も落ち着き、上流では遡行が可能となった。
今回も春香山の登山口から、4キロ先の崖下のポイントを目指す。途中で1台の乗用車が林道脇に止まっていた。2人組の釣人らしいが、挨拶もそこそこに上流へ向かう。なぜか、足を進める毎にブヨほどの黒くて小さな羽虫が増えてきて、顔といわず体中にまとわりつく。どうやら大量発生しているようだ。
たまらず、林道の左に流れる小樽内川に非難。予定よりも随分はやく入渓してしまった。仕方なく、ここから竿を出したが、淵や倒木の下、早瀬など、いつもは魚の溜まっている場所なのに反応がない。
「まだ水温が低くて活性していないのか」と、少し落胆しながら遡行を続ける。アタリが出たのは入渓した地点から20分先の場所。蛇行しているために距離換算ができないが、多分200メートルも昇っていないはず。
ヒットしたのは、#10のカディスには小さすぎる15センチほどの岩魚で、すぐにバレた。その後に再び沈黙が続く。2匹目をようやく手にしたのは、入渓から30分後。20センチを越える岩魚だった。この場所からアタリが頻発するが、4回に3回はバラす。
この日の天気予報は、午後から石狩中部に雷注意報が出されたほか、夕立などの警戒もアナウンスされた。なので、どうしても昼前までには脱渓しなければならない。ところが、入渓地点の沈黙が嘘のように、昇り詰めるほどアタリが増えてくる。そして、ヒットしたのは全て岩魚だった。
それにしても、なぜあの場所からアタリが出たのだろう、と思いついたのはやはり釣人の存在。アタリの出てきた地点は、林道からも離れて、藪こぎでもしなければ入渓できない場所。また、下流から釣り上がるにしても距離がありすぎる。
先ほどの2人釣連れがそこまで遡行したのか、あるいは前日に多くの釣人が入ったのか、どちらかだろう。
結局この日は、釣りを昼で切り上げた。やはり山の中の雷は怖い。そして、いくら鉄砲水の心配のない小樽内川とはいえ、徒歩で1時間以上をかけて戻るのは辛い。ショアトラウト釣行は厳しい釣果が続いたが、今回の釣行で渓流フライは先行きの明るさを感じている。
写真@A小樽内川上流の景観。岩魚はすでに本番を迎えたBC上り詰めるほどに魚影が増し、逃げられた魚も数知れず
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2018年05月31日
今季最後のショアトラウト釣行
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「何もいいことのなかった」浜益海岸で閉幕
29日も浜益に釣行した。浜益に赴いたのは、今年に入って8回目となる。釣行のスタートは2月下旬、それからほぼ3ヶ月間で、数だけはこなした。
肝心の釣果はというと、小型アメマスとウグイ多数。それに、中型のカジカ1匹という昨年以上の惨敗。
目的のサクラマスは、他の釣人の釣ったシーンさえも確認できなかった。(1度だけ、毘砂別川河口で50センチ前後の魚がヒットした姿を遠くから目撃した。ただ、釣った後の乱暴な扱いから、ウグイではなかったかと思う)
釣行した感触から言えば、今季の浜益を含めた道央日本海のショアトラウト釣行は、非常に厳しい年だったように思う。サクラだけではなく、アメマスも少なくなってきているように感じる。
そうした中でも、ブログを通して交流させていただいているkojiさんとお仲間のにっしーさんは、浜益、美国で確実に釣果を上げている。
自分を含めた、サクラマスを手にすることの出来なかった釣人と、どこがどう違うのか。一度張り付いて、教えを乞いたいと願っていたが、今季のショアトラウト釣行は今回でタイムアップとなった。
29日の浜益海岸には、平日だというのに夜明け前から釣人が続々と海岸に降りてくる。毘砂別川河口から浜益よりの崖下ポイントまで、20人はいるだろうか。
その中でも、人気の毘砂別生活館前の浜には10人近くが集まっていた。また、kojiさんに教えてもらった新しいポイントには、夫婦らしきペアーのほか2人の釣人が狭いポイントの中で竿を出していた。その中に、私も仲間入りさせていただいた。
当日の天候は、風もなく波はこれ以上は望めないというほどの穏やかさ。大きく振り出したロッドから、ルアーが気持ちよく海上を飛んでいく。時化の続いた2月、3月の浜益海岸を経験した者としては、逆に物足りなさを感じるほどだ。
ただ、現実に帰れば、穏やかな海面を割って飛び出る魚はどこにもいない。ボイルはもとより、跳ねも見られないところから、今日の潮回りは良くはないのだろう。
何のアタリもないまま、2時間ほど新しいポイントで竿を出した後、他の釣人の様子を窺いながら毘砂別川河口方向に移動。すれ違う釣人のロッドが撓うシーンは、全く見られなかった。
未明からの釣行で疲れたのか、何人かの釣人はコンクリートの護岸に座ったまま居眠りしたり、諦めて帰り支度をしている。 自分も車に戻って仮眠をとっていると、入れ替わりに何台かの車が入ってきた。
さすがに、陽が真上近くになった9時頃には釣人の姿が減ったが、それでも10人近くが頑張っている。同時刻、自分にとって今季最後となるだろう、「何もいいことがなかった」浜益海岸に別れを告げた。
1月からスタートした今年のショアトラウト釣行は、積丹の各海岸、苫小牧東港、新冠川河口海岸、静内川河口海岸、精進川河口海岸、それに浜益海岸と、回数で言えばブログにアップしていない分も含めて30数回に上る。
よく出掛けたものと、自分でも感心している。これに釣果が伴えば最高なのだろうが、そうは問屋が卸さない。これも自分の持っている運命なのだろう。
kojiさん、voxyさん、アラジンさん、釣り命さん、かめさん、お世話になりました。また来年仲良くして下さい!!
次回は、雪代の落ち着いた渓流でのフライ釣行をレポートする。第1回は「春の小樽内川でドライフライ」を予定。
写真@A5月29日の浜益海岸の様子。風や波もなく、コンディションは最高だったが・・・B毘砂別川河口付近。奥に見える岩場には、ひらめを狙ったアングラーも
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2018年05月26日
出遅れた浜益海岸を諦めて渓流へ
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増水が解消されずフライに無反応
帯状疱疹が癒えて初めての休日となった24日だが、この日は私用で釣行する時間が取れない。幸い、次の日は夕方からの仕事。午前4時のスタートだと半日は稼げるはず。ところが、日頃の疲れが溜まっていたせいか、4時の出発予定が寝坊して7時に繰り下がった。この時間では、予定していた浜益海岸での釣果はかなり難しい。
それでも、2時間かけて浜益に向かったが、予想したとおりこの時間帯の広い海岸には3〜4人の釣人しか残っていない。
今回竿を出したのは、いつもの毘砂別市街地近辺ではなく、浜益市街に近い崖下ポイント。だが、初めから結果を決めていたら、幸運に見放されるの例えどおり、アタリは来るはずもなく1時間ほどで竿を収めた。
代わりに向かったのは、昨年から開拓を進めた道央圏北部の新しいフライポイント。例えば群別川、幌川、千代志別川、床丹川といった小中河川の上流部。ただ、この時期はまだ雪代が残っており、いずれの河川も増水でポイントを探すのが難しい。
ようやく入渓出来たのは幌川支流。この川は、ヤマメだけを取り上げれば本流の幌川よりも濃いという。
まだ解禁前でリリースが鉄則だが、その心配はなかった。
最盛期ならば間違いなくアタリが来るだろう、流れの緩やかな淵回りにフライを投じても、うんともすんとも言わない。
入渓地点から段差のある流れを100メートルほど遡行したが、一度のアタリもない。やはり、水温が6度前後ではドライには反応しないのだろう。
次に向かったのは、雄冬と幌の中間に位置する小渓流。河口から100メートルほど上流に集落があり、その前後の区間は三面壁。入渓は、集落の外れにある橋の下から。
そこから三面壁が解消されて、大岩小岩で作る自然河川となる。さすがにこの時期は水量が多く、細い流れの夏の景色とは全く異なった表情を見せる。
それでも、先ほどの幌川支流とは比べものにならないほど流れが緩やかで、フリーストーンの作る絶好の淵や釜が点在。そこにドライフライを投じるが、どの場所からも反応はない。
水温が幌川支流と変わらず、まだフライを追うほどには活性していないのだろう。
川面を眺めていると、小滝の下の深い釜の底から、浮上したヤマメや岩魚がドライフライに飛びつくイメージが鮮明に浮かんできた。この渓流には、夏に再び訪れたいと思った瞬間だ。
しかし、ここでもアタリはなく1時間ほどで切り上げて帰路についた。途中の浜益海岸を覗いてみたが、すでに釣人の姿はなくなっていた。
写真@濁りが入って釣りが難しくなった浜益海岸A幌川支流の清冽な流れB河口から三面壁が続くが、上流は原始河川の様相の小渓流
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2018年05月21日
今年初の渓流ドライフライ釣行
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千歳川支流でブラウン活性化
19日は折角の休みだというのに、5日ほど前から帯状発疹を発病して何処へも行くことが出来なかった。
ただ、ウィークエンドの釣行は、釣人のあまり行かない場所と決めていたことと、雨模様の天気ということもあり、それほど落胆することはなかった。
しかし翌20日は、昨日の雨が嘘のように早朝から晴れ渡っていた。そこで、午後から仕事を抱えているが、近場ならば無理をしないで行ける、とまだ病気が治ってもいないのに千歳川支流の渓流に釣行した。
千歳川本流の今年の初釣りは今月初めに行なったが、渓流のフライ釣行は今回が初めて。午前7時に中流域から入渓、若干濁りの入っている流れだが、水温は10℃とドライフライでも反応はあるはず。
蛇行の連続する流れには、魚の潜んでいそうな淵が点在。はやる気持ちを抑えて、ここぞというポイントが作られている橋の下流から遡行を開始。
ところが、水温は問題ないはずなのに反応はない。次々に現れる倒木で作られる淵や、水深のある平瀬からもフライを追いかける魚の姿は見えない。
頭を傾げながら遡行を続けるが、入渓地点から100メートルほど上流の小渕でようやく魚を確認。それも、尺は軽く越えていそうな黒い魚影で、魚種までは確認できなかった。
その場所からようやくドライフライに反応が。最初にヒットしたのは、蛇行した流れの遅い淵の中から飛び出た20センチのブラウン。続いて、先ほどよりも小さなブラウンが同じ場所でヒットした。
その後は、ここぞというポイントからブラウンが飛び出し、中には0・6号のティペットを切って逃げた大物も。
この程度の淵は下流に幾らでもあったのに、なぜこの場所から上流で釣果が出てきたのだろうか。多分この場所に入った釣人が、橋の下の限られた場所にしか竿を出さなかったせいなのだろう。
ということは、これから上流は期待できるのでは、と勝手に想いを募らせる。
この川の最上流には何度も入ったことはあるが、この中流域から遡行するのは初めてのこと。事前に地図を確認していなかったこともあるが、奥深い景色が続くことに不安が募り、思いっきり熊鈴を振り回す。
その不安が払拭されたのは、川に沿って走る林道を確認できたこと。山菜取りらしき車が砂煙を上げて走り去った。その姿を見てほっとしたと同時に、ならば行けるところまで行ってみようと、元気がでてきた。
本日一番の大物は、そのすぐあとの大曲と倒木の交差した”お祭り広場”と呼んでもいいようなポイントから飛び出た。最初は20センチほどのブラウンがヒットしたが、同じ場所から今度は30センチ越えのブラウンが。ティペットを0・8号に換えたことが功を奏して、暴れる魚を何とかキャッチすることができた。
結局この日の釣果は、17〜8センチから30センチのブラウンが7匹とバラシが2回。大物の姿が消えたこの川の釣果としては、まずまずだったのでは。粘れば40センチ越えも可能かもしれない。ただ、アメマスの姿が見えなかったのは気がかりだ。
写真@千歳川支流の渓流で今年初のドライフライ釣行Aまるで原始河川のような様相の流れBこの日はブラウンだけがヒット。20センチ前後からC30センチがドライフライに食いついた
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2018年05月11日
精進川と神恵内、浜益海岸へ2日間の釣行A
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5月10日更新ブログについての謝罪
前回のブログで取り上げた神恵内・古宇川河口海岸について、「5月1日から河口規制が行なわれている」とのコメントをいただきました。
ご指摘のとおり、古宇川河口は5月1日から8月31日まで期間、河口の両サイド(左右海岸300メートル)、沖合(300メートル)で規制が行なわれています。
今回は運良く釣果がありませんでしたが、ブログを発信している者としての責任を痛感しております。ここに謝罪いたします。本当に申し訳ありませんでした。
また、コメントを寄せて頂きました「何時も楽しく拝見しています」さんに感謝を申し上げます。
ホラー好きのフライマン主宰者 bukki
浜益海岸、水温上昇で昼前からウグイが頻発
連休2日目の釣行先は、今年5回目の浜益海岸。これまでの釣行では全く釣果が得られず、いつも悔し涙にくれて現地を後にした。
ここまで浜益に入れ込むのは、それなりの訳がある。今は活動範囲を広げているショアトラウト釣行だが、その楽しさを初めに教えてくれたのがこの浜益海岸だった。
それと、ブログを通して交流させていただいている、浜益の主「kojiさん」との出会いも大きい。今回は、もしかしたら1年ぶりに再会できるかもしれない。
午前2時に札幌を出発、現地入りはまだ暗い3時半。しかし、いつもの駐車場所にはすでに2台の車が。そして1人の釣人は、目の前の海岸を降りて、暗闇の中で竿を振っている。
辺りが白々としたしてきた4時頃には、広い海岸に釣人が点在しているのが確認できた。自分は準備に手間が掛かって出遅れてしまい、入ろうとしたポイントには3人のアングラーが陣取っていた。
仕方なく別のポイントで竿を出したが、何の為に札幌を早く出たのか、意味がなくなった。それだけ浜益海岸は、ポイントによる釣果の差が大きい。
陽の昇った4時半過ぎには、左右の広い海岸で10名近くが竿を出していた。中でも人気スポットには3〜4人が張り付き、その場所を動こうとはしない。
これまでの釣行と比べて、風や波の状態はすこぶる良好だ。たとえアタリがなくても、希望を与えてくれる。それだけ、これまでの釣行は時化や強風に災いされた。
竿を出してから1時間が経過、さらに釣人は増えてきたが、誰にもアタリは来ていないようだ。少しづつポイントを、初めに入ろうとした場所に移動。そこにはまだ3人の釣人が頑張っていた。
その内の1人が、50センチはあろうかという魚をヒットさせた。話を聞く為に近づいて見ると、その釣人は「kojiさん」だった。1年ぶりの再会で、ひとしきり近況を語りあう。
「kojiさん」の活躍は、ブログ「このへん釣れマスか」で拝見、今年もここまで、美国でサクラマスを3〜4本上げているのは知っていた。そして昨日(8日)も、この場所でサクラマスをヒットさせたという。ちなみに先ほどヒットしたのは50センチ越えのウグイだった。
その後アタリが来ないので、もうひとつの釣行場所として考えていた千代志別川河口に移動。ここでも釣果は無く、幌川河口、群別川河口と覗いて、再び11時頃に浜益海岸へ。すでにkojiさんを始め釣人の姿はなく、初めに入ろうとしたポイントを独り占めに。
この時間になると釣果は難しいと考え、遠投ではなく手前の深場をミノーで狙うことにした。が、アタリがないので小型のスプーンにチェンジ。それが功を奏してアタリは頻発するが、ヒットするのはウグイばかり。1時間ほどで、20センチから50センチのウグイが5匹と、30センチ越えのカジカが1匹スプーンに付いてきた。
さすがに午後に入ると、ショアトラウトのアタリは難しいだろう、と納竿。車の中で帰り支度をしていると、先ほどまで入っていたポイントで大きな魚の跳ねが見られた。残念だがすでに帰路モードに切り替わり、後ろ髪を引かれながら浜益を後にした。
写真@A9日の浜益海岸の様子BC昼前にヒットの相次いだウグイDスプーンでヒットした30センチ級のカジカ
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2018年05月10日
精進川と神恵内、浜益海岸へ2日間の釣行@
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いまだサクラの姿は確認できず
ゴールデンウィーク明けの8、9日の2日間、道央日本海にサクラマスを求めて釣行した。初日は、尻別川の流れ出る精進川河口海岸と西積丹、2日目は浜益海岸という、道央の北と南のエリアで竿を出した。
釣果はというと、これまでの低迷を引き継いだ厳しい内容だったが、ブログを読まれている皆さんに、釣行の参考になりそうな話をいくつか散りばめた。記事が長くなりそうなので、2回にわたって掲載する。
8日の精進川河口海岸は、札幌を2時半に出て5時前に到着。着いた時は、すでに遠くを見通せるほどの明るさ。海岸には、精進川を挟んだ右左の1キロの区間、10人近くが竿を出していた。
精進川海岸への釣行は今回で3回目となるが、過去2回は情けないことに一度のアタリもない。それだけではなく、他の人のヒットシーンも皆無。
そんな中で、4月末のブログに「原付カスタム」さんから「早朝に他の釣り人がサクラマスを3本あげた」とのコメント。
それならば、ようやく岸寄りが進んだのだろう、と今回の釣行となった。結果から言うと、3回目の釣行も敢え無く沈没。
海岸にいた釣人の誰一人にも、ヒットした様子は見られなかった。
そんな状況だから、午前7時には投げ釣りの人を残してルアーマンはほとんどいなくなった。自分も見切りをつけて、次の目的地の神恵内・古宇川河口に向かう。
サクラは朝まずめが勝負。この時間になると、ほとんど期待できないのは分かっている。しかし折角の連休、釣行した形跡だけでも記録したかった。古宇川は雪代により水量は多いが、海岸は風はなく波も1メートルほど。立ち込んで竿を振るには問題はなかった。
川の流れがブレークする50メートル先に、ジグミノーやミノーをを打ち込む。アタリがないので、さらに打ち込む範囲を広げるが、やはり沈黙。(古宇川河口は、5月1日から河口規制に入っています。このチェックを忘れてしまいました。すいません)
1時間ほどで切り上げ、さらに北上して今度は珊内川河口へ。河口の周辺は、海草が生い繫り根がかりが激しい。なので、少し離れた岩場から、沖に向けてルアーを投じる。
50メートルほど飛ばすと、ほとんど根がかりはしないが、すでに太陽は真上に近い。朝まずめならば、違った結果になっていたのだろうと思いながら、アタリのなかった河口を諦めて漁港内へ。
ほとんど無理筋だが、港内でサクラを狙う。昨年は、児サクラがよくルアーを追ったが、今回はどうか。8グラムのスプーンを港内に投じると、15センチほどの魚が追ってくが、途中でUターン。多分児サクラだろうが、ルアーを小さくしてもヒットはしなかった。
外防波堤の内側には、5〜6人の釣り人が長竿をもって、海面を眺めながら右往左往。港内に入ってきたイカを狙っているようだ。
時間は正午を過ぎて完全に諦めモード。最後に、積丹先端の余別来岸漁港で児サクラの入り込みを調べる。
珊内漁港と同じようにスプーンを打ち込むと、キラキラ輝く15センチほどの児サクラがルアーを追ってくる。そして同じように途中でUターンしてヒットはしない。
ここには、遡上を待つアメマスも溜まっているはずだが、その姿は見えない。もうすでに川を昇ったのだろうか。
写真@A朝5時の精進川河口の様子。海岸全体で10人近くが竿を出していたが、ヒットした姿は見られなかったB神恵内・宇古川の河口で竿を出すが、ここでもアタリはこなかったC珊内川河口の横の岩場からルアーを打ち込む
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2018年05月07日
今年初の千歳川フライ釣行
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連休中が祟ったのか極貧釣果
仕事休みが不定期な自分には、ゴールデンウィークは関係のない世界の話。しかし、仕事休みがそれと重なると逆に邪魔でしょうがなくなる。
というのも、この時期の釣行は時間ばかりがかかり、着いたら着いたで竿の出すところがないほどの混雑ぶり。ならば、始めから釣行を諦めたほうが無難。ましてや、世間の勤め人はせっかく取れた連休なのだから、せめてこの時期ぐらいは譲ったほうが良い。
それでなくても、この時期の釣行には良い思いではない。何年か前のゴールデンウェークに浜益に釣行した。現地に着いて見ると、毘砂別から浜益市外にかけての国道沿いにびっしりと駐車車両。関係のない一般通行車両を巻き込んで大混乱が起きていた。
その時の驚きもあり、どうしても釣りに行きたいときは、朝早い時間にあまり釣人の入らない近場に行くようにした。
今回もその例に倣い、休みとなった4日のみどりの日は、今季初のフライ釣行として千歳川上流でウェットフライを計画した。当然、まだヤマメは解禁されていないので、これまで通りヒットすれば全てリリースする。
千歳川上流では、毎年この時期にウェットフライ釣行を行なってきた。過去の経験から水量や水流、水温、魚影、ポイントなどはある程度把握、これまではそこそこの釣果を上げてきた。だから今回も、ある程度の期待を持って臨んだのだが・・・。
札幌近郊のゴールデンウィーク後半は、どんよりとした曇り空が続いて雨もちらつく生憎の天気。千歳もそれは変わりなく、肌寒い1日となった。
こうした天気だからなのか、あるいは朝の5時半という早い時間のせいか、4日の千歳川上流には釣人の姿は見えない。
早速、いつものポイントに降り、ビーズヘッドニンフを流して様子を窺う。小さな羽虫が飛び回っているが、それを狙ってのライズは見られない。ドライフライはまだまだ先のようだ。
タイプ2のシンキングラインを、ダウンクロスストリームでラインをスウィング。廻り終わる寸前にリトリーブという、ウェットフライの手法を使って釣り下る。が、いつもはすぐに反応するのに、何度スウィングさせても反応はない。魚の活性が鈍いというよりも、魚自体がいないようだ。
まさか、この連休中に多くの釣人が入って、根こそぎキープした訳ではないだろう。頭をひねりながら竿を出すが、50メートルほど来てもそれは替わらない。
ようやく、流芯脇の水深のある場所でアタリがきた。引きの強さから、ヤマメではなくブラウンだろうと考えたが、ヒットしたのは20センチほどのウグイ。ウグイがかかるくらいなら、ヤマメやブラウンが来てもおかしくない水温のはずだが・・・。
さらに釣り下るが、その後はウグイのアタリさえない。ヤマメのアタリが来たのは、それから50メートルほど下った、川の流れが二股に分かれる地点。
10センチほどの型で、換えたばかりのソフトハックルにヒットした。続いて同じようなサイズがヒット、これから期待できると思ったのも束の間、後が続かない。
結局この日の釣果はこれだけ。決して早いとは思わないが、余りの貧果に先行きの不安を感じた釣行となった。
写真は@A千歳川上流のいつものポイントで立ち込むが・・・B始めにヒットしたのはウグイCヤマメもヒットしたが、この日はこれで終わり
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2018年04月26日
東積丹でサクラ探しの釣行
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美国、余別、来岸、古平を廻るが・・・
25日の釣行先は神恵内方面を計画。古平から当丸峠経由で行くために、深夜2時半に札幌を出発、古平には4時ちょっと前に到着した。ここで少し気になっていた、古平川河口を覗いてから目的地に行くことにした。
古平川河口横の駐車スペースには、すでに3台の車が待機。そのうちの1台は、早々と海岸に降りる準備をしていた。
街灯越しで見る海岸はべた凪ぎで、流れ込む古平川の音だけが響きわたっていた。ここで少し竿を出してみたいと思ったが、周りが明るくなる時間には、さらに釣人が集まることが予想される。混雑が苦手なのでこれはパス。
そこで、隣の美国海岸はどうだろうと、当初の神恵内への釣行がいつの間にか変更になってしまった。
美国海岸の駐車場にも3台の車が駐車。どうも、明るくなってから美国川の導流堤に行く釣人のようだ。
まだ暗闇が支配する中、海面すれすれに朝焼けが出始める。陽の昇る前に、海岸の端に場所を据えて今日の釣りを開始。暗くて波間の状況は分からないので、始めはスローリトリーブのためにミノーを使用。明るくなってからジグミノーやジグを使うことにした。
海は、これまでここでは見たことのないほどの干潮。いつもは、海に沈んでいるテトラポットの先端も顔を出していた。
次第に周りが見通せるほどの明るさとなるが、海面には何の変化も見られない。ようやく陽が昇って潮も少しづつ満ちてきた。が、投じたルアーにかかるのは海草ぐらいのもの。竿を出してから、かれこれ3時間が経過。せめて、跳ねが見られればやる気が出てくるのだが、な〜んにも反応はない。
時間は、まだ午前7時とはかなり早いが、次の場所に移動することに。この段階では、神恵内方面はすっかり忘れ去られた。
目指したのは、余別川の流れ出る余別漁港中防波堤。防波堤には、3人組の釣人が外防波堤方向に竿を出していた。カレイやホッケを狙っているようだ。
ここからは、余別川河口横の岩場で竿を出している3〜4人の釣人の姿が確認できる。さらにその左の浪打際にも3人ほどの釣人が。平日なのに、いつも以上にすごい人気ぶりだ。
防波堤の50メートルほど先で、余別川の流れはブレークして方向を変える。その流れの端を目標にジグを投じた。ミノーでは、流れに押しやられるからだ。魚がいれば反応があるはず、と何度もルアーをチェンジ。沈めても根がかりはしないが、昆布が絡みつく。
開始から1時間ほどして、また海草が絡みついたような重さが。巻き上げると、20センチほどの極小アメマスが付いてきた。少し気をよくして粘るが、それ以降はアタリもこない。隣で、投げ釣りをしていた人達も不調のようだ。
2時間が経過して再び移動、今度は余別漁港隣の来岸漁港の外海だ。前回の釣行で、ジグとウキ釣りにアメマスがヒットした場所だ。しかし太陽は頭上に近い。そして、波の全くない凪ぎ状態で、底まで見通すことができる。案の定、1時間経ってもジグやウキ釣りには反応はなかった。
ならば、初めに行った古平川河口に寄ってみよう、と逆戻り。途中の野塚・ゼロワンドも波ひとつない。こんな姿はめったに見ることはないだろう。
古平川河口には誰もいない。それはそうだろう、時間はすでに12時を過ぎている。古平川の流れ出し横に場所を構え、20メートルほど先に立ち込んでジグミノーを投じる。だが、時折海草が絡みつくだけで、アタリはなく追ってくる魚の影も見えない。
いつの間にか、河口の左側に3人組の釣人が竿を出していた。
ルアーチェンジのために岸に戻り、何気なく海面を見ると、わずか10メートル先の浅瀬に、まるで鮭のように背びれを出した大きな魚が。
全体像は見えなかったが、それはすぐに深場に移動した。こんな浅瀬に、と驚くと同時に、浅瀬に対応できるミノーに変えてリトリーブを繰り返すが・・・。
対岸にいた3人組の姿も見えなくなり、今回も釣果はなかったとうな垂れながら帰路に着いた。
一体どこに行けば良いのだろうか。
写真@朝焼けの美国の海岸で第1投。干潮と凪ぎで苦戦するA余別川のブレークが見られる余別防波堤からルアーを投じたが・・・B前回アメマスのヒットが続いた余別漁港外海も今回は坊主C昼過ぎの古平川河口。凪ぎの海に跳ねは見られなかった
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2018年04月22日
条件に恵まれた浜益海岸だが・・・
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フライ、ウキ釣りにもアタリはこない
4月20日に1ヶ月ぶりで浜益海岸へ釣行した。前回釣行の3月20日では、長く続いた時化がようやく収まったものの、風と高波が残され、竿を出す場所が限られた。それもあって、当日は釣果どころかアタリも一切無く、悔しさだけが残った釣行となった。
今回はそのリベンジが目的。1ヶ月が経って状況が好転しているだろう、との期待から。現地に到着したのは、まだ黎明の午前3時半。少しの仮眠を取り、周りが白々としてきた4時過ぎに海岸に下りた。
車の中からは気がつかなかったが、2人のアングラーが右側の小さなワンド状のポイントに。また、毘砂別川河口にも2人組が竿を出している姿がかすんで見える。
平日にもかかわらず、日の出とともに釣人が相次いで海岸に下り、ピークの午前7時には海岸一帯で15名を越えた。
海はといえば、打ち寄せる波の波長は長いが、今年これまでに見たことのないような穏やかな景色。
これならばハネも確認しやすいと思った反面、余りにも穏やか過ぎて潮回りが良くないのでは、と疑心も湧いた。
自分も、回りの状況が掴めやすい小ワンドに場所を構えた。近くには、ダブルハンドのフライマンと、この海岸では珍しいウキ釣りの釣人が並んで竿を出していた。
ウキ釣りの釣人は、初めてこの海岸で竿を出したとのこと。幸いにして波がなく、ウキのアタリが確認しやすいらしい。
そこに新たに現れたのは、島牧・アメマスダービーの前年度グランドチャンピオン・森本氏。三者三様の釣り方を横目にしながらの釣りとなった。
昨年の浜益海岸は、3月初めにサクラマスの群れが入り、4月にはサクラマスを手にした多くの釣人がいた。それと比べて、今年の状況が掴めない。
隣あわせに竿を出していた地元のフライマンに話を聞いてみると、「先週、60センチと40センチ強のサクラマスがヒットしたのを目撃した」とのこと。ただ、地元の釣人でもサクラマスを手にした人は稀で、本格的に岸寄りが進んでいる訳ではないようだ。
竿を出してから2時間が経過。まだ誰の竿にもアタリはこない。遠く見渡しても、ヒットした気配が無いまま、時間だけが過ぎていく。せめて、ウキ釣りにでもアタリがくれば、モチベーションが高まるのだが。
「餌つりにもアタリがないのだから、今日は魚がいないのだろう」と、フライマン。あまりの低迷ぶりに、午前9時過ぎには海岸から釣人の姿が消えた。
ようやく条件に恵まれた浜益釣行だったが、どうあがいても自然現象には勝てない。
さて、次はどこに行こうか。
写真@まだ日の昇らない時間から海岸に下りたが・・・A自分の隣でフライとウキ釣りの釣人が竿を出していたB波も無く好条件に恵まれたが、魚の気配はない
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