2014年07月03日
オショロコマの棲息を確認
7月1日に掲載した、千歳川上流でのやまめ、ブラウン釣りを終えた帰り道、4月3日付けブログ「札幌近郊のオショロコマ」に載せたオショロコマの棲む川に立ち寄った。この川に向かう国道脇の林道入口には、いつも釣人の車が止まっている。魚道の無い砂防ダムから堰堤までの1キロメートルの間だけで生命をつなげて来た、この区間のオショロコマが無事に棲息しているのかこの目で確かめたかった。
林道沿いに延びるこの区間は、林道入口から1キロほど下流にある強大な砂防ダムが下流から遡上する魚の行く手を阻み、さらにこの上流には魚道の無い堰堤が設けられている。また、巨大な砂防ダムから僅か2キロの区間に砂防ダム、堰堤が6基設けられていて、そのうち3基には魚道がない。最近設けられた上流域の堰堤には魚道はあるが、この区間に棲むオショロコマにとっては遡上ができるわけではなく、何の意味も無い。
この川を知る釣人にとって、20センチ越えのオショロコマが釣れた記憶はふた昔の彼方にある。今はせいぜい10センチにも満たない魚が残っているだけ。その魚でさえも、棲息の危機に見舞われている。釣ったオショロコマを持ち帰る釣人が居る限り、そう遠くない時期に危険水域に達するだろう。そのためにも、魚道のない古い砂防ダムや堰堤に、魚道を設けてもらいたいと願うのは、自分ひとりではないはず。
山岳渓流の姿を残す砂防ダムと堰堤の中間に竿を出して様子を見た。川底から水面を漂うメイフライにアタックするオショロコマが見える。何度かフライを送り込むと、10センチ足らずのかわいいオショロコマが食いついた。手の中では、オショロコマ独特の細かく体を振るわせる反応を見せる。その後もひとつのポイントで1匹、全体で10匹ほど釣れた。型が小さくなり、以前のように1箇所で何匹も釣れることはなくなったが、無事に棲息していたことが何よりも嬉しかった。
あらためてお願いします。この区間のオショロコマの棲息数は限られています。もし行かれることがあったら、持ち帰らないでもらいたい。
無事にこの川で棲息していたオショロコマ(写真左)。砂防ダムと堰堤の中間山岳渓流の景観が残されていた(同右)
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林道沿いに延びるこの区間は、林道入口から1キロほど下流にある強大な砂防ダムが下流から遡上する魚の行く手を阻み、さらにこの上流には魚道の無い堰堤が設けられている。また、巨大な砂防ダムから僅か2キロの区間に砂防ダム、堰堤が6基設けられていて、そのうち3基には魚道がない。最近設けられた上流域の堰堤には魚道はあるが、この区間に棲むオショロコマにとっては遡上ができるわけではなく、何の意味も無い。
この川を知る釣人にとって、20センチ越えのオショロコマが釣れた記憶はふた昔の彼方にある。今はせいぜい10センチにも満たない魚が残っているだけ。その魚でさえも、棲息の危機に見舞われている。釣ったオショロコマを持ち帰る釣人が居る限り、そう遠くない時期に危険水域に達するだろう。そのためにも、魚道のない古い砂防ダムや堰堤に、魚道を設けてもらいたいと願うのは、自分ひとりではないはず。
山岳渓流の姿を残す砂防ダムと堰堤の中間に竿を出して様子を見た。川底から水面を漂うメイフライにアタックするオショロコマが見える。何度かフライを送り込むと、10センチ足らずのかわいいオショロコマが食いついた。手の中では、オショロコマ独特の細かく体を振るわせる反応を見せる。その後もひとつのポイントで1匹、全体で10匹ほど釣れた。型が小さくなり、以前のように1箇所で何匹も釣れることはなくなったが、無事に棲息していたことが何よりも嬉しかった。
あらためてお願いします。この区間のオショロコマの棲息数は限られています。もし行かれることがあったら、持ち帰らないでもらいたい。
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