2017年07月22日
目に余るブログ情報の悪用
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今後は固有名詞を記載しない方向に
ブログ「ホラー好きのフライマン」の釣行記は、釣りのポイント場面を克明に文字に転換して、読まれる方をその場にいるような感覚にすることを目指してきた。いわゆる、リアル感を重視してきたことからだ。
そもそも、なぜ現実感を前面に押し出しているのかというと、ネットを通して手軽に見ることのできる、釣りポイントのガイド役を果たせないか、といことから。現実感を重視した場合、入釣した川や湖、海の名前、そしてどこから入るのか、といった具体的な記述は欠かせない。
過去に、自分が初めて入った場所で、どこがポイントかも分からず、結局ポイント探しで1日が暮れたという経験を何度もした。
そうした体験を、貴重な休みに釣行される釣人に味わってもらいたくはない。場所と入釣ポイントを記すことで、その手間が省けるのでは、という思いから、このブログは3年前にスタートした。
ただ、約束事は一点だけ。それは、回復力のない川や渓流ではリリースを徹底すること。
ゴミの持ち帰りや火の始末などは、社会人として当たり前の行為で、敢えて書く必要もない。しかし、リリースについては、どうしても守ってもらえるよう、何度も記事に載せてきた
これに対して、ブログで取り上げた特定ポイントの常連釣人からの反発は大きかった。一番多いのは「なぜ川の名前の載せるのか」という、固有名詞の問題。「ブログに書かれたら場所が荒れる」、あるいは「具体的な入釣ポイントまで書く必要があるのか」という、批判も多く寄せられた。
はじめは、いちいちコメントに返信したが、切がないので無視することにした。
ところが、昨年あたりから、ほとんど釣人の入らないような場所を取り上げた、ブログやYOUTUBEを見た釣人が、その場所に入り込んで魚を全て持ち帰ったような形跡があることに気づいた。
流域の短い渓流では、その影響を受けて魚影が極端に薄くなった。中には、YOUTUBEに釣った魚をその場でさばくシーンを投稿する輩まで現れた。あれほど、この場所はリリースを優先するように訴えたのにもかかわらず。
最悪だったのは、先週訪れた白老の某渓流。悪路の林道を、RV車で長い時間走らなければたどり着けない場所だけに、それほど、釣人は入らないだろう、と思っていた。ところが、入渓地点の橋のふもとに、昨年はなかった踏み跡がくっきり。この場所は、山の奥深い渓流にも関わらず、25センチ前後の虹鱒が多く棲息していた。昨年初めて入って、魚影の濃さを実感した場所でもあった。
今回久しぶりに訪れて愕然とした。橋を中心に上流下流と竿をだしたが、15センチほどの虹鱒が1匹だけ。昨年とは魚影が雲泥の差だった。雪代や大雨の影響は、点在する岩や小滝の流れに変化がないことから、考えられない。そうすると、踏み跡を残した釣人が何日もかけて、釣った魚を全て持ち帰ったということだろう。
このようなことが重なって、これまで自分の思い込んでいた「釣人の良識」が足元から崩れるのを感じた。ほとんどの釣人は環境を考え、保全に勤めていると思う。しかし、一部の釣人の身勝手な行為のほうが影響力は大きい。
自分の書いた釣りポイントを記したブログが、持ち帰りの材料に使われることは、到底我慢できない。
なので、これからの更新ブログは、有名ポイントを除いて固有名詞を使わないようにします。
更新したブログについてのポイントデータが必要な方は、コメント欄にE-mailアドレスと必要としている情報を書き込んでください。そのコメントはブログに掲載しません。後ほど必要なデータを、「リリースを確約」されることを条件に、メールでお送りいたします。
よろしくお願い申し上げます。
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本当にありがたいです。
ご心配をおかけして申し訳ありません。
これからもよろしくお願い申し上げます。
以前に1、2度コメントさせて頂いたことのあるootakaです。
今でも毎回楽しく拝見しています。
この問題は深いですね。
匿名化は苦渋の決断だとお察しします。
イチ読者として、例え匿名化されても更新を楽しみにする気持ちに何ら変わりない事だけお伝えしたく投稿してみました。
今年は熊と遭遇する可能性が高まっている感じがするので気を付けて釣行下さいね。
ではまた。
今回の更新記事のコメントの中には、「固有名詞を載せないというならば、過去に遡って載せた記事の固有名詞を消すのが筋だ」「場が荒れたのは、あんたの責任だ」などとのとの感情優先の言葉もありました。
固有名詞を載せない事に決めたのは、そうした縄張り意識を持つ人たちのためではなく、自分の思いとは別の方向に記事が利用されたことへの怒りのためなのですが・・・。
その中で「地元の者」さんのコメントは、まだ整然とした内容で、こうした意見もあるということで掲載させていただきました。
羊蹄山付近には、あの大河やその支流と素晴らしい河川が揃っていてます。
私も、月に2〜3度はそのうちのひとつにお邪魔していますので、どこかで
お会いしているかもしれません。トヨタのRAV4を見つけたら声を掛けてください。
糠平のフジ川についてですが、音更川の上流には何度か入ったことがありますが、フジ川は
まだありません。
こうした情報も私としてはありがたいです。これからも、コメントをお願い申し上げます!!
「自分たちの釣り場を公開されて迷惑していました。よそ者が来て自分たちの魚を釣って行くからです。釣り場を公開しなくなるとのことで安心しました。自分たちだけで独占できるからです。」
と書けば良いのでは?
建前を長々と書く必要はないですよ。
決まった川にしか行かない私にとってこのblogはまさに狙い通りに「臨場感」のある疑似体験ができてとても楽しみです。
それだけに今回の決断に至る事件があるのは本当に残念です。いつか魚と釣り人の良心が回復するといいのですが。。。。
私はルアーマンで主に羊蹄山を眺めながら釣りを楽しんでおります。
たまに泊まりで糠平中心に釣りを楽しんでおります。
ポイントを非公開にするのであれば、逆にファンとして情報を贈る楽しみができたとも言えますね。
糠平のふじ川は行ったことありますでしょうか?
たまに拝見させてもらってました。
あなたがよく釣行に来ている地元の者です。
誰もが知っていて誰もが行ける川ならいいですが、あまり知られてないのに誰もが行けるように情報を公開するのはとても危険だと思っていました。
今後は河川名を出さないとのことで非常に安堵しております。
こちら、職業釣り師みたいな人いっぱいいます。あたなが載せてるような情報を漁るように探して、根こそぎ持っていく人もいます。だから、名前も写真も公開されるとそういう人ならすぐ場所を見つけられるでしょう。ネットで不特定多数の人が簡単に情報を手に入れられる時代です。ここ数年明らかに釣り人が増え、地元の詳しい者しか知らないようなとこにさえ管外ナンバーを見るようになりました。みんなが良心的な釣り人ならいいのですが、世の中そんな人ばかりじゃありません。いくらリリースを呼びかけたからといってそれが公表の免罪符にはならないと思います。結果としてこういうことになっているわけで、貴殿のブログが彼らの行動の片棒を担いだ形になったとも言えます。責任が取れるわけでもないのですから、もう少し想像力を働かせてブログというものを扱ってほしかったです。
地方ごとに色々な背景や事情があり、それらを踏まえた上で大事にしてる川で細々と楽しんでいたのです。秘密にしてるわけではなく、みんなが楽しめなくなるからこそ多くの人は晒さないんです。楽しみたければ自分の足で探したり、自分で人脈を広げて情報を得ればいいと思います。情報がなく釣りに行ったのに釣れなくても仕方ないでしょう。それも釣りの一部です。河川名が無くたって十分臨場感溢れる釣行記でしたよ。残念ながらあまりに心を痛めてましたので、コメントさせてもらいました。
それから、熊と車上荒らしと心無い輩には充分気をつけてくださいね。失礼します。
新潟は、猛暑と集中豪雨で厳しい夏となっているようですね。
北海道も先日には全国一の気温となるなど、異常な天候でした。
早く落ちつけば良いのですが。
以前からお約束していた、阿寒湖でのトラウトフィッシングを早く実現したいと思っています。
時間ができましたら、連絡ください。
今回の件で色々と気付いたことがありました。それを活かした上で、釣りのガイド役をしっかりこなしていきたいと思っています。
また、ブログへの訪問をお願いいたします。ありがとうございました!!
釣りへの個人の価値観が疎らなので 良識への期待ではなかなか難しいと感じました。これは、自然を対象とするスポーツ・娯楽全般に共通する事ですね。ダイビング業界も昔はその装備とスキルを悪用する輩が跋扈する時代がありました。今は0とは言いませんが、漁師以外のスピアフィッシングなどは少なくなり、新興国でさえ厳格なルールで運営されています。そろそろ釣りも個人の良識には任せられない時代に入った感じが致します。
以前お会いしてお話しした時に「お姉ちゃん」が「なぜ魚をもって帰ってこないの?」とbukkiさんに尋ねたところ、「渓流魚は釣り尽くされれば絶えてしまうからだよ」とおっしゃっていたことが思い出されました。川は海に比べて再生できる力が弱いため、全く同感で、私も鮎釣りと鮭漁獲調査を除き、ほぼ「キャッチ&リリース」しています。
私の地元でも以前よりマナーはずいぶんよくなってきていると思いますが、たまに唖然とするような状況を目にすることもあります。マナーの悪いのは年配者(特に「じっちゃん」)のような気がします。若者はマナーの良い人がほとんどです。将来に期待できそうですが、当面はポイントの「固有名詞」は記載しない方がよさそうですね。
「イカ職人なつ」というハンドルネームを見て、初めは誰だろうと思いましたが、なつさんだったのですね。今は、イカに入れ込まれているようでなによりです。
いろいろとご心配頂きまして、申し訳ありません。
あき缶さんのお仲間の方は、皆さん釣場の保全に勤められています。それを私も真似ていますが、なかなか実行するまでには至りません。
これから新しい形の釣行記を書いていきますが、果たしてどこまで読む方に伝わるのか。
励ましの言葉をありがとうございました!!
釣行先の名称を公開されたブログを運営されている、ということで、私と同じような苦労をされてきたのではないでしょうか。
千葉千太郎さんが、どのように考えられているのかは分かりませんが、釣行先を公開するということは、公開した場所に対して責任を持たなければならない、と私は考えていました。
だからこそ、ブログを読まれる方に、河川の保全をしつこいほどお願いしたわけです。
そうした思いが、全ての釣人に伝わらないことを今回思い知らされました。
それが、これからの釣行記での固有名詞を使わない理由です。
これからは、確かに現実感の欠けた釣行記となるでしょうね。
お久しぶりです。なつです。
なんだか、、、つらいですね😰 せっかく記事を丁寧に書かれているのに常識のない人のせいで、魚が消えてしまう。
自分だけなら大丈夫とか、少しぐらいならとか。釣れました自慢ばかりでうんざりですね。海釣りでも同じだと思います。
ゴミ問題もそうですね。自分だけ良ければの人達とか。悲しくなります。
もう、現地の名前は伏せて分からないくらいの風景で良いのではないでしょうか?
私も以前ゴミ拾い等しましたが、その後に行ってみたら同じくらいのゴミの山でした。逆にゴミ拾いしてると変な目で見られたりとか。
いつか、釣りも出来ない日が来ても誰も文句は言えないでしょう。
どうか素敵な釣りをなさってください。
長々とすみません💦
釣り人なら誰もが沢山魚を釣りたいという願望を持っています。ブログで釣果が見込める場所が分かればそこに行くという行為も至極自然な事ですし、そういう人の中にたまたまイート派がいたというだけでしょう。そりゃあ川にゴミを捨てたりする不届き者は論外ですけど、それ以外の事で人の釣りに他人がケチを付けるべきではないと私は思います。エサ釣りでもルアーでもフライでもリリース派でもイート派でも、それぞれがお互いの釣りの楽しみ方を尊重していく姿勢が大切だと思うんです。
それでも他人に自分の釣りスタイルを強要するほど魚が大事なら、最初から釣りなどするべきではありません。何故ならどれだけリリースを推奨し自然保護を謳おうが、釣りとは「エサだと思って喜んで食い付いた魚を針に掛けて傷を負わせ、呼吸もできない陸に引きづりあげる残酷な行為」だからです。真に魚の事を思うならば釣りなどしないのが一番でしょう。
色々気に障る点ばかりの文章で大変申し訳ありません。「こんな考えの馬鹿もいるんだな」くらいに思って頂けると幸いです。それでも失礼承知で最後に言わせてもらうと、「某川で尺ヤマメ」なんて記事を見ても、私は面白くも何ともありません。
ただ、感じるのは海釣りと川釣りの釣人の、釣場に対する意識の差です。川釣りの人の縄張り意識の強さは、海釣りにはないものです。それもこれも、魚場の回復力の違いなのでしょう。
それと、今回の問題ですが、釣人性善説を唱えていただけに、ショックは長引きそうです。又、一からの出直しです。
ありがとうございました!!
自分の釣り仲間の人にも川釣りをする人はいるのですが、やはり記事の通り、以前よりも魚が減って、ニジマスも全然来なくなったと言っていました。
大きな群れで入って来る青物の様な魚ならまた別かも知れませんが、やはり川のように海に比べて圧倒的に個体数が少ない方は個人個人の意識が重要になってくるかもしれないですね。
長文失礼しました