2017年07月15日
飛生川の小滝から上流を遡行
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毛敷生川も含め、猛暑の中で釣行
札幌は、7月3日以降14日までの10日間、連日夏日となったという。これは、7月としては20年ぶりの記録で、15日も更新する可能性が高い。
その記録の途中の13日に、白老の飛生川と毛敷生川に釣行した。後で分かったことだが、当日の札幌の気温は今年最高の33度、白老も26度を越えた。さらに直射日光下では、体感的に30度を越えたように思う。
河岸を覆う樹木に少しは遮られたとはいえ、夏の渓流釣りとしては非常に高い気温での釣行となった。事実、2つめの毛敷生川では、あまりの暑さで熱中症の兆候が現れ、遡行を断念する結果となった。
13日は、目的地の飛生川上流に午前4時半に到着。上流に架かる橋を下って、ランドマークともいえる小滝を目指した。時間的には、背中から陽が当たることから、フライを打ち込みながら遡行するには、絶好の条件だった。
この場所は、昨年8月14日以来の釣行。その時は、ドライフライやニンフでやまめを何匹か釣り上げたが、すべて小型で型ものは皆無。しかし、冷たく透き通った流れに癒されて、再度の釣行を誓った。
また、橋から300メートルほど上流にある小滝を登り、上流の様子を確認することも、今回の目的のひとつ。橋を降りて川岸を見渡すと、釣人らしい多くの足跡が残されていた。「こんなに上流なのにさすが人気河川」と思ったのは、まだ竿を出していなかったから。
次々に現れる、これはという淵や流れ出しにフライを投じるが、魚はいるのに針がかりがしない。魚がフライを叩いて沈めようとするが、銜えようとはしないのだ。
特に小滝の下の釜では、川底からフライに何度もアタックするのに食いつかない。これは、典型的なスレからきた行動で、あまりの魚のスレ具合にため息がでた。そこで、川岸に残された多くの足跡がだてではなかったと気づいた。
それでも、流芯や浅い早瀬に流し込んだメイフライに、10センチほどのやまめがヒットする。飛生川は、基本的に魚影の豊富な川なのに間違いはない。
今回の大きな目的は、小滝の上の渓相を確認することと魚影を探ること。なので、滝から下流での釣果は二の次にして、滝を登った。足場のない滝の上を這いずって登り切ると、目の前は水がサラサラと流れる、開けた滑床(なめとこ)。歩きやすいが、どこにもポイントらしきものが見えない。
そしてしばらく行くと、流れ込みや淵、倒木で築かれた落ち込みなどのポイントが現れた。下流とは随分と異なる流れで、これが下流ならば間違いなくやまめが群れを作っているはず。
ところが、いくらフライを打ち込んでも全く反応はない。その後も大淵や、流れの遅い水深のある平瀬、落ち込みといった有力ポイントが現れるが、魚の姿は見えない。
ようやくアタリがあったのは、瀬脇にある大岩の裏。フライに食いついたが、すぐにバレて魚種を確認するまでに至らなかった。型もそれほど大きくは無かったように感じる。
1匹もヒットしないまま、滝から500メートルほど釣り上がると、目の前に大きな淵が出現。その50メートルほど先には、小滝が連なっていた。その滝に行くためには、高巻をしなければ無理のようだ。それよりも、手前の大淵に魚はいるのか。何度もフライを投じてみたが、やはり反応がなかった。
ある渓流釣りのポイントを掲載した刊行本には、「下流にある小滝から上は、やまめから岩魚に変わる魚影の濃いポイント」と記されていた。だが、ここまで反応がなく、記事の内容に疑問を感じた。ただ、目の前の連続する小滝の上流には、型ものの岩魚が棲息しているのかもしれない。
更なる高巻きを諦めて、飛生川上流にある小滝の上の釣行を終えた。残念ながら、上流でのヒットシーンを映すことはできなかったが、渓相は美しく一見の価値はある。下流のやまめのヒットシーンや、この後に訪れた毛敷生川の釣行の模様も含めてビデオ撮影したので、近いうちに更新する予定。よかったらご覧になってください。
毛敷生川では、川に架かる鉄橋の下から入釣、500メートルほど釣り上がった。釣果はやまめが5匹ほどだったが、直射日光を遮るもののない遡行で熱中症寸前までいき、慌てて車に戻った。くれぐれも、夏の釣行では熱中症対策を忘れずに!!
写真は@やまめが限界の下流の小滝A滑床が続く小滝から上の渓相B500メートルほどして現れた大淵と小滝の連続C小滝の下流で釣れたやまめD毛敷生川の流れ
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ありがとうございます。
確かに、小滝の上流に測量した跡が見えました。
何でこんな場所で、と思いましたが、ダム建設のためだったのですね。
建設が始まったら、あの清冽な流れはどうなるのでしょう。
残念でなりません。