2018年10月12日
白老渓流に型ものヤマメを求めて
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鮭の遡上で下流域は釣りにならず
秋の深まりとともに釣行頻度が減少してきた。いつもながらこの時期の渓流釣行は難しく、狙いとするヤマメは型ものは抜かれて激減、新子や1歳魚しか相手をしてくれない。
ヤマメにこだわらずに大物を狙うには、どうしても虹鱒や岩魚、アメマスの河川となってしまう。その大物を求めて、これまで浜益川や余市川、尻別川、敷生川などに赴いてきた。
例えそこで返り討ちにあったとしても、それに懲りることはなかったはず。ところが、今年は胆振東部地震もあり、9月中は全く釣行することはなかった。そして今は、残りわずかな渓流シーズンなのにモチベーションが高まらない。
それでも何とか気力を振り絞って10月9日に赴いたのは、ヤマメの多く棲む白老の小渓流。
この時期の白老河川は、鮭の遡上シーズンにあたり、下流や中流域では必ずと言ってよいほど鮭と遭遇する。密漁と間違われるのも嫌なので、下流や中流には目もくれず、鮭の昇りきれない上流域に足を向けた。
この渓流では、何年か前の盛夏に黄金色に輝く25センチほどのヤマメを手にしたことがある。それ以来の釣行となるが、果たして今回はどうだろうか。
入渓したのは午前5時半。以前入った場所には鮭が群れていて、とても竿を出せる状況にない。しばらく行った上流に堰堤が設けられていた。鮭の遡上はここで終わっているようだ。
ただ、この堰堤から上流は一度も足を踏み入れたことがない。岩と倒木が作る山岳渓流の様相が強く、目的のヤマメはいなくても型ものの岩魚は棲息しているのかもしれない。
上流といっても、渓流と平行して林道が走っている。その分入渓は楽なはずで、必然的に魚影は薄いのではないだろうか。そうした先入観があったせいか、倒木の下の流れ込みや淵、平瀬に振り込んだ#10のカディスはピクリともしない。これだけ渓相が見事なのにと頭をひねるが、来ないものはこない。
あまりにもアタリがないために、カディスから#14のメイフライにチェンジ、川筋から外れたとろ場に落としてみると、ようやく川底から10センチ余りのヤマメが浮上して、フライに食いついた。
その後もヒットしたりバラしたりして、ヤマメの手ごたえは良くなったが、サイズは一向に大きくはならない。川には幾つもの支流が流れ込み、夏場ならばそこそこ大きな魚も期待できると思われるが、やはりこの時期は厳しいようだ。
結局、3時間ほどこの渓流に留まったが、釣り上げたヤマメは10匹ほど。15センチを超えるヤマメは1匹しかヒットしなかった。
まだ時間があるので、この近くを流れる飛生川の中流域に移動。今度はウェットフライで下流域に釣り下がることにした。
幸いなことに、この川への鮭の遡上は少なく、釣りを邪魔されることはなかったが、どう手を尽くしてもヒットするのは10センチ未満のヤマメばかり。この様子では、人気ポイントの連続する上流でもヒットするサイズは変わらないだろう、と早々に撤退した。
帰りしなに、鮭の遡上ぶりを見たくてウヨロ川に立ち寄った。橋の上から見る鮭は、昨年の今時期と比べると遡上数は多いものの、1昨年のような川を埋め尽す圧倒的なシーンは見ることができなかった。
写真@遡上する鮭の群れる渓流の下流域AB上流は里川と山岳渓流の混じりあった様相だが、釣れるのは小さなヤマメだかりCD
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