2019年07月26日
渇水を避けて白老の2つの渓流へ
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熊の目撃例多いヤマメ河川を遡行
今週末の天気は、金曜、土曜と全道的に雨になりそう。日曜日には回復する予報だが、河川の増水や濁りがどの程度残っているのか気になる。また、雨の量によっては渇水が解消されない可能性もあり、釣人にとっては釣行先の選択が難しいだろう。
6月からの渇水状況に対応して、この2か月間できるだけ水量の安定した河川に釣行してきた。
この結果分かったのは、流域の長い河川ほど、渇水の割合が小さいということ。
また、湧水河川も少雨の影響が少ない。札幌の小河川でいえば、厚別川や真駒内川などは酷い渇水にあるが、小樽内川や豊平川は影響が少ない。そして道央圏ということでは、尻別川や余内川、白老や日高の本流も釣行するには問題がなさそう。
もっとも、今回の降雨が渇水を解消すれば、釣行先の選定に苦労することが無くなる訳だが。
そういうことで7月25日の釣行も、できるだけ渇水の影響を受けることのない、またあまり入ったことのない河川を、ということで白老と苫小牧の堺にある二つの川に釣行した。
いずれも過去に1〜2度釣行しているが、ブログに載せたことがあるのは二つ目の川だけ。
二河川とも目的の河川が思わしくないために、ついでに入った川だが、釣果らしい釣果は得られていない。特に初めに入った川は、場所を間違えてまったく魚影の無いところに入渓したものだから、当時の記憶も疲労感しか残っていない。
また二つ目の川も、中流域の三面壁の直線化した場所で、ヤマメの稚魚しか釣れなかったという苦い思い出がある。
今回は、入渓ポイントなどしっかりと準備をしたつもりだったが、入る場所の少ない初めの川(写真@)で、再び中流域から入渓するといったミスを犯してしまった。
上流にある王子製紙の堰堤まで昇り、それから川通しで釣り上がろうとしたものの、アタリは皆無で幾ら遡行しても堰堤が見えてこない。
それも当然で、後で地図を調べると入った場所は堰堤の1キロ以上下流だった。何よりも、水量は豊富なのに小さなアタリさえ来なかったことのショックが大きかった。
仕方なくここを諦めて、隣に流れる二つ目の川に移動。(A)前に入ったことのあるポイントを通り過ぎ、かなり上流を目指す。そこは、直線化した流れから、ボサや河畔木が鬱蒼と繁る、自然河川に一変するポイント。
森が深く熊の目撃例が異常に多いことから、入り込んで釣り上がるには勇気のいる場所。なので、釣人といえどもそれほど入っていないはず、と見当をつける。
ここから上流ならば、ヤマメも中流よりは大きいだろう、との期待も。
釣り上がるとすぐに、スリット型の砂防ダムが姿を現した。
その下の小さなプールに大型化ディスを投じた。が、すぐに魚は寄ってくるものの、小さくてフライを銜えるほどの魚はいない。
砂防ダムを乗り越えてさらに上流へ。(B)火山灰底の蛇行する流れが続くが、それはどこかで見たような景色。思いついたのは苫小牧川上流。苫小牧川の流れをさらに太くして、河岸を広げたような渓観だ。
ただ、釣れるのは虹鱒ではなくヤマメだけ。最上流では岩魚も釣れるというが、この川の本命はヤマメだ。
最初の大型カディスのアタリは、大曲の連続した淵から。元気よく飛び出たのは15〜6センチのヤマメ。(C)これでもフライとの比較ではかなり小さいが、警戒心が薄いために食いついたものと思われる。
この場所からヒットが続く。上がってきたのは、同じような型のヤマメだが、時折20センチ近いサイズも。
流れは、倒木や崖下の淀み、淵の連続などさらに複雑化する。
そうしたポイントからもヒットが相次ぐ。
この上流に架かる橋まで遡行する計画だが、先が全く見通せない。(後で調べたら橋はこの地点から1キロ以上離れていた)
それなりに釣果があったことと、先が見えないことからこの地点で脱渓。
今回の釣果は15〜20センチのヤマメが10数匹。他の魚種はいなかったが、久しぶりに渓流を釣り上がったという満足感があった。
それにしても、初めに入った川の上流に向かう入渓ポイントは、林道と川が離れすぎていて探すのが難しかった。いずれの機会に再チャレンジしてみたい。
写真@初めに入った河川。流れは河岸の広い道東河川に似ているが、まったくアタリはこなかったAB二つ目の河川。スリット型の砂防ダムから上流に魅力的なポイントが連続するC上流の曲りの淵でヒットしたヤマメ。このサイズが多かった
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道南渓流の釣行記を読ませていただきました。
ヤマメといい、アメマス、岩魚と素晴らしい型の連続で、こんな場所もまだあるのかと、よだれがでました。
また新しいポイントの釣行記をお願いします。
楽しみにしております!
ヤマメ好きにはたまらない記事内容でした!
前記事の25cmのヤマメは圧巻です!
僕も記憶に残るヤマメちゃん釣りましたよ!
またまたオソロですね!笑
とりあえず、釣行お疲れ様でした!