ホラー好きのフライマン
アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2018年09月26日

「夏の尻別川本流でウェットフライ」を動画化



pan style="font-size:large;">
data-ad-slot="2867931466"-size:large;">
data-ad-format="auto">



  8月末の2度に渡る釣行をyoutubeに投稿


 8月末の2度に渡る尻別川本流への釣行で撮影したビデオを編集して、yuttubeに投降した。
 これまでの尻別川本流の釣行は、京極の寒別橋付近が中心だったが、今回はそれよりもかなり上流に赴いた。

 1回目は特別問題がなかったが、2回目は雨の後で当日も雨模様と厳しい環境。その釣行記は、8月28日と9月1日の更新ブログに掲載しているので、ご参考にご覧ください。

 今回は、曲がり淵と深い平瀬が交互する大場所の下流に築かれた長い平瀬が続いているポイント。対岸は深くえぐれていて、多分魚がたまっているだろう、考えてのこと。28日は上流の大場所を通り越して、直接このポイントで立ちこんだ。
 ウェットフライをダウンクロスストリームで泳がせて、釣り下りながら魚を誘う。最初に入った場所から10メートルほど下ったポイントで、この日初めてのアタリ。

 これはリトリーブの途中でバレてしまったが、続いてきたアタリはしっかりと虹鱒がヒット、20センチほどと小ぶりな、がら結構暴れる。
 その後もバラシが続いて、手元まで寄せることができたのは、同じサイズの虹鱒3匹と25センチ余りのヤマメ。
8月31日の2回目の釣行は、前日まで雨が降り続いたために濁りが入った最悪のコンディション。

 この日は上流の大場所から攻めたが、増水ときつい濁りで早々に退去。次に向かった先は、前回と同じ下流の平瀬。ここでも強い濁りに悩まされたが、何とか20センチほどの虹鱒をヒットさせることができた。




にほんブログ村 釣りブログ フライフィッシングへ
にほんブログ村
にほんブログ村 釣りブログ 北海道釣行記へ
にほんブログ村
にほんブログ村 小説ブログ ホラー・怪奇小説へ
にほんブログ村


トラウトフィッシング ブログランキングへ





2018年09月17日

真夏の日高渓流でドライフライ



pan style="font-size:large;">
data-ad-slot="2867931466"-size:large;">
data-ad-format="auto">



 今年の釣行記を動画で発信@
 
 前回更新したブログで予告したとおり、当分の間、新たな釣行記は休ませていただきます。その代わりに、今年釣行してビデオ撮影した場所の動画を載せていくことにしました。もしよかったご覧になってください。
 
 第1弾は、7月末と8月初めに釣行した日高の渓流。今回の胆振東部地震により崖崩れが発生して、川筋に変化が表れたと思われますが、川に沿って走る林道の通行規制は発表されていないので、入渓は大丈夫かと思われます。

 この渓流は、下流から上流にわたって、何基もの砂防ダムや堰堤が設けられています。本来ならば、その中流区域は流れ込む支流が無い限り、魚影は極端に薄くなります。
 しかしこの渓流は、ヤマメだけは最初の砂防ダムに遮られ、その上流では姿を見ることはありませんが、虹鱒や岩魚、ブラウントラウトは砂防ダムの上流でも、安定した魚影が見られる、特異なポイントを形成しています。
 奥行きの深い渓流なので、まだまだ開拓の余地は残されており、来年はさらにその上流や支流に出かけたいと思っています。

 新たな釣行は、被災された地域の復旧がどこまで進むのか、それを判断材料としたいと考えています。できるだけ早い復興願っております。




にほんブログ村 釣りブログ フライフィッシングへ
にほんブログ村
にほんブログ村 釣りブログ 北海道釣行記へ
にほんブログ村
にほんブログ村 小説ブログ ホラー・怪奇小説へ
にほんブログ村


トラウトフィッシング ブログランキングへ





2018年09月14日

被災された方々に、心よりお見舞いを申し上げます



pan style="font-size:large;">
data-ad-slot="2867931466"-size:large;">
data-ad-format="auto">


 当分の間、過去の釣行動画を掲載

 北海道胆振東部地震の発生から1週間が経過した。地震の発生時には本州に出かけていて、札幌に帰るその日の早朝に地震が起きた。6日は、千歳空港が全面閉鎖されたために、1日延ばして札幌に戻った。

 家の中がどれだけひどい状況になっているのか、と半分諦めていた。その時には、すでに停電や断水が解消。部屋の中も、サボテンの鉢やブラウン管型ディスプレイ、ハードディスクが転げ落ち、書籍が散乱して足の踏み場もなかったが、ガラスが割れるなどの大きな被害はなかった。
 だから、今回の地震がどれだけ強烈な揺れだったのか、その後の停電や断水による生活の不便さも実感できなかった。

 しかし、ブログを通して親しくさせていただいている「AKi缶さん」のブログを目にしたとき、真に恐怖を感じた。
 AKi缶さんの住んでいる場所は、震源地厚真町のすぐ隣りのむかわ町で、震度は厚真町とほとんど変わらないはず。

 幸いにして、営んでいる牛舎や建物の大きな損壊はなかったようだが、ブログに載せられている写真からは、すさましい揺れによる室内の荒れようと、近所の建物の崩壊、道路に出来た大きな段差など、地震の怖さがまざまざと感じられた。
 家具が倒れて、物が飛び交う中、ご家族はどのようにして身を守っただろう。

 AKi缶さんは、自分の家族にけが人がいないことを確認した後、町内の知り合いの老人宅などに安否を確かめるべく、バイクで回って声掛けをしたという。
 幸いにしてみんなの安全を確認できたが、子供の頃から知っている市街地の店の倒壊にショックを受けた、とブログで述べている。

 また、被災地に近い場所に鮭釣りに出かけてきた釣人が、被災した人たちのための炊き出しの場に顔を出して、平気で食べる人がいるという、被災者の感情を逆なでする話も載せられた。

 被災者がそんな釣人を見てどのような気持ちになるのか、その意識が思い浮かばない釣人の鈍感さに腹が立つ。
 それよりも、「釣りを自粛しろ」とは言わないが、せめて被災にあった方々の傍で竿を出すことを控えるのが釣人のモラルではないのだろうか。

 自分なりに思うことがあって、ブログは当分の間、今年釣行した場所での未発表の動画を編集して、掲載することにします。
  あらためて、被災者の方々にお見舞い申し上げます。一刻も早く、普段の生活に戻られるよう祈っております。

にほんブログ村 釣りブログ フライフィッシングへ
にほんブログ村
にほんブログ村 釣りブログ 北海道釣行記へ
にほんブログ村
にほんブログ村 小説ブログ ホラー・怪奇小説へ
にほんブログ村


トラウトフィッシング ブログランキングへ





2018年09月01日

雨後の尻別川上流は反応が今ひとつ



pan style="font-size:large;">
data-ad-slot="2867931466"-size:large;">
data-ad-format="auto">


 支流には平日でも多くの釣人が

  8月最後の釣行先は、型ものヤマメのいる場所を考えていた。候補としていたのは、浜益川の本支流や尻別川の中流、余市川本支流や白老の本支流。
 30日夜半まで残った雨が、どの程度影響を及ぼすのかを考慮した上で、31日早朝に向った先は、寒別付近の尻別川中流。深い淵から飛び出る、幅広ヤマメのイメージが決め手となった。
2018y09m01d_082014436.jpg

 ところが中山峠に差し掛かった時、それまで道路を覆っていた濃い霧が雨に変わった。それも、頂上に行くほど降りが増してくる。

 幸いにして、喜茂別市街まで来た頃には上がっていたが、2日間に渡って降り続いた雨の影響は中流域でも大きいのでは、と急遽行先を変更。濁りが少ないと思われる、前回赴いた尻別川の上流域に入ることにした。

 どんなに競争の激しいポイントでも、先行者のいない朝まず目ならば、それなりの釣果が得られるだろう、との希望的観測が大きかった。

 この上流部でも、降り続いた雨による濁りは入っていたが、水位の上昇は思っていたよりも少なく、いつも通りの広い河原が迎えてくれる。
2018y09m01d_082403596.jpg

 初めに入ったのは、前回先行者が竿を出していて入れなかった、上流の曲がりと淵が連続する場所。蛇行して作られた淵から平瀬に変わるポイントは、ウェットフライを投じるには都合がよく、底に魚が溜っていれば釣果が得られるはず。

 上流からフライを流れ乗せて、淵のはずれでリトリーブを何度も繰り返すが、フライはただ流れるだけ。流れ出しから平瀬に変わる場所でも反応はない。

 30分ほどでこの場所を諦め、前回入ったポイントに移動。さすがに水位は増していて、立ちこむ場所は前回よりもかなり岸に近い。同じように、ダウンクロスでソフトハックルを流れに乗せて、リトリーブを繰り返す。
 上流から少しずつ下って反応を確かめるが、前回のように針がかりのしなかった小魚の反応さえない。

 今日はダメか、と諦めかけたときにようやくアタリが。前回25センチ前後のヤマメのヒットしたポイントで、そこから20センチほどの虹鱒が連続してヒットした。

 何かしら魚の溜る場所のようで、それは増水でも変わらないのだろう。その場所を過ぎてしまえば、再び反応がなくなるのも前回と同じ。

 ここから上流にかけての川の流れは、ある程度知っている。しかし下流については、入ったことのないポイントが多く、川に沿って走る側道を下流に進む。ここでトラブルが発生した。
 側道は車一台も通れないほど狭くなり、道の両側には背の高いイタドリや潅木が垂れ下がり、行く手を阻む。
2018y09m01d_083113895.jpg

 それを強引に突き進んだ結果、左のサイドミラーが隠れていた木の枝に引っかかり、根元からボッキリ。この道は、かなり前から機能していなかったのだろう。
 後悔しても後の祭り、折れてしまったサイドミラーを紐でなんとか括りつけて、形だけは整える。

 時間は9時を過ぎたが、このまま帰るのも悔しいので、近くの支流に入渓することに。その支流の下流上流のここぞという各ポイントには、平日にも関わらず、必ず1台か2台車が止まっていた。

 仕方なく、いつも入るポイントに入渓、釣り上がることにした。ここでは、平瀬の続く上流域でウェットフライをアップクロスで遡行。
2018y09m01d_083343747.jpg

 小さなアタリはあるが、針がかりしない。ようやくヒットしたのは、15センチほどの虹鱒。このサイズのヒットは続くが、型自体が小さく大物のいる気配はしない。
 そして、岩魚は棲み分けでこのポイントには適さないにしても、なぜかヤマメの姿は見えないのだ。

 結局、この川で15センチから20センチ余りの虹鱒5匹を釣り上げて、釣行を終えた。
 雨の後のポイント選びは、増水や濁りを避けるために、どうしても今回のように同じ川に集中する。祝日や週末でなかったにしても、それは変わらないようだ。

 9月からは、尺ヤマメを求めて新規のポイント開拓を進めたいと思っている。さて、次はどこに行こうか。

写真@水位の上昇はそれほどないが、濁りの入った30日早朝の尻別川上流部の様子Aいつものポイントでウェットフライにきた虹鱒B尻別川支流でもウェットフライで釣り上がるCなぜか、このサイズの虹鱒しかこなかった

にほんブログ村 釣りブログ フライフィッシングへ
にほんブログ村
にほんブログ村 釣りブログ 北海道釣行記へ
にほんブログ村
にほんブログ村 小説ブログ ホラー・怪奇小説へ
にほんブログ村


トラウトフィッシング ブログランキングへ





2018年08月28日

競争激しい尻別川でウェットフライ



pan style="font-size:large;">
data-ad-slot="2867931466"-size:large;">
data-ad-format="auto">


本流で型ものヤマメ、支流で泣き尺岩魚

 祝日明けや月曜日の釣行は、いつも厳しい釣果となる。27日の釣行は正にその月曜日だった。特に今月の各週末は、雨の日が多かったことから、ようやく晴れた26日の日曜日には、多くの釣人が釣行したはず。
 自分は日帰りが前提なので、どうしても釣行先が限定される。その中で月曜日の釣行は、釣果を度外視して運に頼ることしかない。
2018y08m28d_085412006.jpg

 今回の目的は、ウェットフライで型ものヤマメを手にすること。その条件に見合う場所は、ある程度の水量のある本流しか思い当たらない。
 前回訪れた浜益川もそのひとつだが、もっと近い場所はないかと考えた結果、家からそう遠くない尻別川に行くことにした。

 何も、道内で一番賑わう河川に行くことはないのに、「どうせ釣れないのならば、時間を気にしないで気持ちよく竿の振れる場所」と、開き直った。ただ、できるだけ早い時間に到着するよう、努力だけは怠らなかった。

 尻別川本流へは、これまでは京極や倶知安、ニセコを中心に釣行してきたが、今回はさらに上流でフライロッドを振ることにした。
 着いた尻別川のポイントは、台風による雨が降り続いたにも関わらず、増水が解消されて濁りも入っていない。
 川に沿って走る畦道を通って着いたのは、何の変哲もないザラ瀬と平瀬の直線化した流れが見えるポイント。でも対岸は、底の削られた水深のある流れが、上下300メートルに渡って続いている。
2018y08m28d_090108237.jpg

 この場所には、過去に何度か入ったことがある。しかし、この単調な流れから魚が飛び出したことは一度もない。今回は午前5時半と時間も早く、そしてウェットフライ。これまでとは違う結果を期待した。

 まず、上流からダウンクロスにソフトハックルを打ち込む。流れに任せて、ウェットフライをスィングさせてから、逆引きリトリーブ。これを何度も繰り返してアタリを探る。
 50メートルほど釣り下った時に、瀬脇からガツン!という初めてのアタリ。これは合わせ遅れて逃したが、2回目のアタリでヒット、上がってきたのは20センチ足らずの虹鱒。
2018y08m28d_090256144.jpg

 100メートルほど下って再びアタリが出てきた。余り大きな魚はいないようで、針りがかりしないサイズがほとんど。ようやくヒットしたのは、先ほどと同じようなサイズの虹鱒。それから暫らく下っていった先で、これまでよりも大きなアタリが。
 結構暴れて、上がってきたのは25センチは越えていそうなヤマメ。尺には届かなかったが、とりあえず目的は達成。あとは尺ヤマメを、と意気込んでさらに釣り下る。

 見えてきたのは、ザラ瀬から落ち込み、そして淵に変わる一級ポイント。その上流からフライを流し込むが、急流に押されてただ流されるだけ。ビーズヘッドニンフに変えて底を狙うも、これにも反応しない。
 しばらくここに留まった後、ザラ瀬の続く下流は難しいそうなので、今度は上流に向けて釣り上がる。

 釣り下った時に何度かアタリのあった場所も、今度は無反応。ここは決して魚影の濃い場所ではない。朝まず目と、先行者がいなかったことが釣果に結びついたのだろう。

 帰りしなに川の上流の様子を見ると、川と畑の間に鹿避けの電気柵が張り巡らされ、道路から川に降りる場所が橋の脇しかない。その橋の袂には、平日だというのに、何台もの車が止まっていた。

 そして、「熊出没注意」の看板があちこちに立てられている。中でも、「ひふみ橋」の橋を渡った中間あたりには、熊の糞が山積みとなっていた。対岸から渡ってくるには、電気柵に遮られたために橋しか通る場所がなかったのだろう。それほど頻繁に熊の出没が相次いでいるようだ。
2018y08m28d_090716202.jpg

 まだ時間的に余裕があるので、ここからそう遠くない尻別川の支流に向った。この支流は、下流と中流に何度も入った経験はあるが、今回は最上流を目指す。
 荒れた林道をしばらく走って入渓、林道入口にも「熊出没中」の看板が立てられていたことから、緊張感を高める。
 渓流は落差こそ小さいが、岩がごつごつとした山岳渓流の様相で、落ち込みや淵、肩の相次ぐ流れを形成していた。
2018y08m28d_090426878.jpg











 その落ち込みの下に、大きめのドライフライを落とすと、一投目にヒット。上がってきたのは15センチほどの岩魚。釣り上がると、これはというポイントから時折ヤマメも掛かるが、ほとんど岩魚がヒットする。
 さらに大きなフライを用いると、尺に少し届かない岩魚もヒット。登り詰めれば、もっと大きな型の岩魚に出会えたのかもしれないが、今回はここで脱渓した。

 いつもとは勝手の違う月曜日の釣行としては、それなりの成果があったのでは。それと、どこに行っても「熊出没」の看板だらけ。それだけ今年は、熊への注意を払わなければならない。くれぐれもご用心を!

写真@尻別川本流でのウェットフライAソフトハックルにヒットした型ものヤマメB上流の橋で見かけた熊の糞C支流の最上流の様子Dここでは尺あまりの岩魚もヒット

にほんブログ村 釣りブログ フライフィッシングへ
にほんブログ村
にほんブログ村 釣りブログ 北海道釣行記へ
にほんブログ村
にほんブログ村 小説ブログ ホラー・怪奇小説へ
にほんブログ村


トラウトフィッシング ブログランキングへ





2018年08月22日

 尺ヤマメを求めて浜益川支流へ



pan style="font-size:large;">
data-ad-slot="2867931466"-size:large;">
data-ad-format="auto">


最長は25センチながら、手ごたえ十分の釣果


 今月4回目となる21日の釣行先は浜益川。浜益には、サクラマスやアメマスを目的に、今年も2月初めから5月中旬まで7〜8回は訪れた。
 それもあって、海岸ではなく渓流で竿を出すことに不思議な気がした。通いなれた毘砂別海岸を見ると、つい浜に下りたくなるのもそうした思いからか。
2018y08m22d_094758174.jpg

 今回の浜益川釣行の目的は、型ものヤマメを手にすること。釣りを終えてから、なぜ浜益海岸でサクラマスが釣れるのか、を理解することができた。

 浜益川には多くの支流が流れ込んでいる。今回は、本流ではなくその支流への釣行を計画。もし時間があれば、雄冬近くの渓流まで足を伸ばそうと考えた。

 当日の天候は、午後から雨が降るとの予報。厚い雲が覆っているせいか、日の出の時間だというのにまだ闇から抜け出せていない。
 河畔林に囲まれた渓流はなおさらで、流したドライフライの見極めも難しいのではとの不安が。
2018y08m22d_095001849.jpg

 気になるのは「熊出没中、注意」の真新しい看板。熊の警戒看板は見慣れている。しかし、街はずれからこれほど多くの看板を見たのは今回が初めて。よほど出没件数が多いのだろう。


 入渓したのは、浜益川支流のそのまた支流。当然、この支流に沿って走る林道の入り口にも「熊出没中、注意」の看板が。
 本来は、林道を経由して上流から入渓する予定だった。しかし、林道は途中で寸断されて、仕方なく近くの孫流から支流に下る。
2018y08m22d_094302085.jpg

 まだ薄暗い、支流との出会い地点の流れ込みにドライフライを投じると、1投目からからアタリ。#10のカディスにヒットしたのは17〜8センチのヤマメだった。

 誰もが簡単に釣行できる渓流だけに、魚影の薄さは覚悟していた。しかし、こうも簡単にヒットしたことへの戸惑いと、さらに大きなヤマメとの期待が募る。

 さらに釣り上がると、20センチ級も飛び出すなど、次第にヤマメの型が大きくなってきた。本日最長の25〜6センチのヤマメは、平瀬から流れ出しに替わったポイントから飛び出た。

 ここまで、17センチから25センチのヤマメが7匹と予想していた以上の釣果。しかし、「今度は尺ヤマメを」と、気持ちよくフライを投じならが遡行した先に、突然2メートルちかい堰堤が現れた。
2018y08m22d_095111327.jpg

 堰堤下の釜からも、17〜8センチのヤマメがヒットするが、「遡上できないこの上流には、ヤマメがいないのでは」との不安も。

 上流の流れは、下流と大きな変化は見られない。しかし、林道がすぐ横を走っていて、車で走行できなくても林道伝いに歩けるので、入渓するには楽なはず。
 案の定、ここから先はアタリがほとんどなくなった。

 地図で見ると、この渓流は奥が深く、とても最上流までは行き着けそうにない。それでも、再びアタリが出る地点まで、と遡行を続ける。林道が離れていったポイントでようやくアタリが。上がってきたヤマメは18センチほどのサイズ。長く続く平瀬からは、20センチあまりのヤマメもヒットする
2018y08m22d_095644454.jpg


 上流は川幅が少し狭くなるが、ザラ瀬と淵と平瀬が交互に現れる。まだ見ぬ尺ヤマメも今回手にすることができるのでは、とモチベーションを高めて足を進めると、先ほどから気になっていた雨が大粒になってきた。そして、川にも少し濁りが入ってきたような気がする。

 何しろ初めての渓流で、雨による渓相の変化は分からない。そして、林道も先ほどから遠くに離れていった。元々、午後からの雨を想定して、午前中で切り上げる計画だったが、こうも早く雨が降るとは。

 浜益川には、今回入った渓流のほかにも、主だった支流が多く残されている。新しい釣行先の開拓ということで、この支流への入渓を進めていこうと考えている。

 写真@河畔林と厚い雲で、まだ薄暗い浜益川支流の流れA渓相は見事で、これはというポイントから大型ヤマメが飛び出すBこの渓流のアベレージサイズとC本日最長の25センチ越えのヤマメD20センチ級も多くヒットした
 

 
にほんブログ村 釣りブログ フライフィッシングへ
にほんブログ村
にほんブログ村 釣りブログ 北海道釣行記へ
にほんブログ村
にほんブログ村 小説ブログ ホラー・怪奇小説へ
にほんブログ村


トラウトフィッシング ブログランキングへ





2018年08月14日

お盆の白老渓流で尺岩魚がヒット



pan style="font-size:large;">
data-ad-slot="2867931466"-size:large;">
data-ad-format="auto">


上流の砂防ダム目指して遡行したが・・・

 お盆の期間中は、どこの釣場も釣人で一杯。そのため、13日の休日は場所選びに迷った。
 この時期の新規ポイントは無謀すぎるために、これまで釣行した中で余り混むことのない、そしてウェットフライに適した場所に行くことにした。

 選んだのは、白老に幾つもある広い河原を持つ渓流のひとつ。ここも人気河川に違いないが、朝早い釣行なので先行者はいないだろう、と見込んだ。
 他にも日高の渓流や、余市川支流を考えたが、いずれも釣人の集中する可能性があり、何よりも帰りの交通事情を懸念して決定。
2018y08m14d_111624720.jpg


 ただ、この川でのこれまで釣果は、新子ヤマメや児ヤマメぐらいのもので、その点についての期待は全くなかった。ただただ、広い河原で思いっきりフライを飛ばせることに魅力を感じてのこと。

 それと、これまでこの川では上流部まで登り詰めたことがなく、今回はできるだけ距離を稼ぎたい、との考えもあった。
 入渓地点から、上流にある砂防ダムまでは5キロ近い。これまでは、1キロ程度しか遡行したことがないが、それでも片道で2時間は潰れた。普通に砂防ダムまで釣り上がれば、丸1日潰れるほどの時間が必要となる。

 また、ここは熊の出没多発地帯。遠くまで見通しの利く広がった河原は、熊に発見されやすい、あるいは熊を見つけやすい場所ともいえる。その、いざという時に、冷静に対応できる自信は持ち合わせていない。精々、熊鈴や爆竹を鳴らすことぐらいか。

 いつも入渓する、橋のたもとで釣りの準備をしていると、軽自動車が近づき「なにを釣るの?」と、60歳代の釣人らしき人が声をかけてきた。
 これまで、この川の釣行で何度か見かけた車なので、多分地元の釣人だと思う。「ここは小さなヤマメしか釣ったことがない」と話すと、「鉄砲撃ち(猟師)が、釣人が車で上流まで行くものだから、獲物が警戒して逃げていくと言っていた。だから、自分は橋の下に車を置いて釣りをする」という。
2018y08m14d_110517079.jpg


 結局、車で上流には入らないほうが良い、ということを言いたかったのだろう。彼は、その通り橋の下流に車を止めた。
 地図の上には、上流にいく道路は記載されていない。自分には見つけることが出来なかったが、どこかに知られていない道があるのだろうか。

 今回の釣行は距離を稼いで、できるだけ上流の砂防ダムに近づくこと。そうすれば、自ずと釣果も高まってくるはず。なので、入渓場所は何時とは違う上流に入り、未知のポイントを目指した。

 初めて見る上流域は、川幅が狭まり河原も小さい、山岳渓流の趣が強く表れていた。平瀬と淵や段差のある流れ出し、小滝の下の釜などのポイントが現れては、またザラ瀬が続くという、変化に富んだ流れにモチベーションが高まる。
2018y08m14d_110658080.jpg


2018y08m14d_111512041.jpg






 気味が悪いのは、笹薮や河畔林の密集した場所に点在する、ポッカリと開いた獣道。鹿の足跡が多数だが、熊も通り道として使っているはず。そういう場所は出来るだけ早く通り過ぎるようにした。

 その上流の段差のある岩影の淵から、本日初の15センチほどのヤマメがヒット。ここまで釣り上がってくる間にも、アタリは何度もあった。しかし、#10のカディスに食いつくほどの型は皆無。なので、入渓から30分掛けてのようやくの1匹に、上流への期待が募る。

 初ヒットが15センチと、他の河川ではアベレージサイズ。しかし、この川ではいつもピンコや、児ヤマメした釣ったことがないので、これでも型もの。ようやく#10のカディスの働き場所が出てきた。

 続いて、そのすぐ上の平瀬から落ち込みに続くカタから、強烈なアタリが。3番手のロッドをしならせて上がったのは、尺前後の岩魚だった。てっきり、型もののヤマメとばかり思っていたので、少し気落ちする。この先には、さらにポイントが続いている、と気持ちを入れ替えて遡行を継続。
2018y08m14d_111054290.jpg


 少し行くと、大岩を囲む淵と流れ出しの交互するポイントが姿を現した。上流から流し込んだカディスにヒットしたのは、先ほどと同じサイズの、少し錆の入ったヤマメ。続いてその上流からも型の同じヤマメが。
 それから先の上流は、さらに段差を増して両岸に崖の迫ったザラ瀬の続く流れ。

 入渓からここまで3時間ほど経過、時計を見ると午前9時を指していた。まだ距離は2キロも来ていないはず。このままのペースで釣り上がると、上流の砂防ダムまでは、あと3時間はかかる。

 ここからウェットフライで釣り下がるほうが懸命か、とフライをチェンジして川を下った。1時間半ほどで入渓地点まで戻ったが、この間ウェットフライには、15センチ前後のヤマメを3匹追加。

 この日の釣果は、ピンコや児ヤマメを除いたヤマメが7匹に尺前後の岩魚1匹。他の河川ではどうという釣果ではないが、人気河川のこの川ではこれでも恵まれた方。次回訪れる時には、なんとか砂防ダムまで目指したいが。

 10時半に脱渓して車に戻ると、入渓には遅い時間にも関わらず、そこには3人の釣人とさらに上流に向う車が2台。早い時間に入渓して正解だったと思う。
 お盆期間中は、さらに多くの釣人がはいるのだろう。

写真@上流は広い河原から山岳渓流の趣にA魅力的な淵が平瀬が次々に現れるBCこの場所でのアベレージサイズのヤマメD尺前後の岩魚もヒットした

にほんブログ村 釣りブログ フライフィッシングへ
にほんブログ村
にほんブログ村 釣りブログ 北海道釣行記へ
にほんブログ村
にほんブログ村 小説ブログ ホラー・怪奇小説へ
にほんブログ村


トラウトフィッシング ブログランキングへ





2018年08月10日

余市川中流で大型魚が挑発



pan style="font-size:large;">
data-ad-slot="2867931466"-size:large;">
data-ad-format="auto">


 堀株川上流は濁りがきつく、釣行を断念


 「まだ、鮭の遡上シーズンには早いというのに、それと同じほどの大きな魚がジャンプを繰り返していた・・・」

 今月2回目の釣行先は、予てから入渓したいと思っていた共和町の堀株川上流。台風の接近により、午後から天気が崩れると予報された8月9日、午前5時半に現地に到着。
2018y08m10d_085331673.jpg


 町から少し離れた、上流に架かる橋から川を眺めた。うっそうとした河畔林の覆う、薄暗い闇の中を流れる堀株川は、大雨の後のように濁りが入っていた。
 多くの支流を持つ川なので、上流は大丈夫だろうと向った先は、さらに濁りが強い。

 最近、雨降っていないはず。また、今日の予報は午後から雨だが、今はまだ空が明るい。なのに、なぜこんな濁りが入るのか。上流で河川工事でも行なわれているのか。ならば、その上流は澄み切った流れだろう、と車を走らせた。が、相変わらずの土色の流れが続いていた。
2018y08m10d_100023127.jpg


 仕方なく本流を諦めて、この川の中流域に流れ出る支流に向った。ところが、どの支流も渇水がひどくて、とても竿の出せる状態ではない。再び本流に戻り堀株川を見ると、中流では竿を出せる程度に濁りが薄くなっていた。

 ただ、里川のような2面壁が多くて、流れは緩い。それでも、せっかく来たからには竿を出したいと、車が頻繁に行きかう橋の下に入った。始めに、気になった倒木の作る流れ出しに、カディスを投入。すぐに反応があったが、針がかりしない。
 その後も何度かフライを流したが、反応がなくなった。この上流は、水深のある緩やかなトロ場。とてもフライを打ち込む雰囲気ではないが、ライズは頻繁に起きる。

 その正体はヤマメ。ソフトハックルにヒットしたが、どれもフライには不釣合いの小さなサイズで、大物の気配はしない。
 川は次第に深さを増して、遡行を困難にする。
2018y08m10d_085848878.jpg

 ここで釣り上がりを断念。よもや、堀株川でまともに竿を出せないとは考えていなかったので、あらためて次に向う釣行先を検討。結果、ここから30分ほどの、峠を越えた場所にある余市川中流に行くことにした。

 余市川上流域や、支流の白井川には何度も釣行したが、中流域は数えるほどしかない。そして、釣果もほとんどない状態。それもこれも、ポイントが分からないことから。なので今回は、新しいポイントを探しながら、これはという場所に入川することにした。
2018y08m10d_090450946.jpg

 川に沿って走る砂利道から、川を眺めては降りを繰り返して、ようやくよさそうなポイントが現れた。
 ザラ場と大小の淵が点在したポイントは、ウェットフライを打ち込みやすい流れ。早速、川に下りて竿を出したが、底の岩がツルツル滑り、対岸に渡るにも一苦労。

 何とか、平瀬と落ち込みの混在する場所にウェットフライを投入。すると、5回に1回の割合で小さなヤマメがヒットする。
 ダウンクロスで釣り下がりながら、100メートルほど来たときに、下流の平瀬から淵に変る場所で大きなライズが。そして、ジャンプを繰り返したのは、側面に赤い筋の入った魚。
 
 魚の大きさは有に60センチは越えていただろう。それが、小さな淵でジャンプしたり、ライズを繰り返すのだから、こちらも急かされて気が焦る。

流れの合間に透けて見える底には、同じ大きさの3〜4匹の魚が。それを目がけて、上流から大型のウェットフライを泳がせたが、追っかけてくる気配はない。
 ならば、と今度は#8の大型カディスを流し込む。

 淵の上すれすれに張り出した、木の下にフライが流れてきたときに、まるで鯉のように大きな口を開けた魚が、フライをがぶりと飲み込んだ。魚が反応する前に合わせを入れたが、ここでライン切れが。

 何ということはない、大型魚に備えるために替えたティペットとリーダーの結び目が、焦りからしっかりと結び切れていなかったためだ。
 なけなしの大型フライは飲み込まれ、手元には小さなフライしか残っていない。その中から、#10のカディスを再び流すが、二度と反応しなかった。

 そして、 まるで自分の技術のなさをあざ笑うかのように、目の前でライズとジャンプを繰り返す。確かに完敗だった。
 これがルアーならばどうだったろうか、と考えても後の祭り。
2018y08m10d_094049020.jpg


 結局、魚の種類は判断が付かなかった。この時期でも鮭は遡上する。そして、ブナ化の経過中に体の側面が赤くなることはあると思う。だが、これほど側面に赤い筋の入った魚は虹鱒しか知らない。奴らは、今日もまだそこにいるのだろうか。

 写真@堀株川上流の濁りの入った流れ。とても釣りのできる状況ではなかったA中流域は流れの緩やかな里川の様相。小さなヤマメがライズを繰り返すB余市川中流。ザラ瀬と淵が交互した変化のある流れC大きなライズが繰り返された淵。魚は虹鱒と判断したDライズの瞬間を取った写真

にほんブログ村 釣りブログ フライフィッシングへ
にほんブログ村
にほんブログ村 釣りブログ 北海道釣行記へ
にほんブログ村
にほんブログ村 小説ブログ ホラー・怪奇小説へ
にほんブログ村


トラウトフィッシング ブログランキングへ





2018年08月06日

再度、夏の日高路で渓流ウェットフライ



pan style="font-size:large;">
data-ad-slot="2867931466"-size:large;">
data-ad-format="auto">


  20センチがアベレージの虹鱒とブラウン

 道内の猛暑は、8月3日頃をピークに、ようやく平年並みに戻ったようだ。逆に、4日からは夕方など寒さを感じるほど、気温も下がってきた。多分、今シーズン最後の真夏日となったはずの3日に、再び日高路への釣行を行なった。
 何とか、新冠川でウェットフライを行ないたい、という思いが足を向けさせたのだ。当日は、予報では札幌を始め各所で30度を越える真夏日になるとのこと。前回の余市川の件もあり、熱中症対策を充分に考えて午前3時に札幌を出発した。
2018y08m06d_074631565.jpg


 仮眠を取りながら、目的地の新冠大橋に着いたのは午前5時半。ところが、前回の濃いカフェオレ色から、少しは薄くはなったものの、濁りはまだ残っている。6月下旬、7月中旬の2度に渡る豪雨の影響が、ここまで長引くものなのだろうか。

もしかして、1年の中で底まで見通せる澄み切った流れは、数少ないのでは、という疑念も。仕方なく方向を転換して、7月25日に釣行した渓流へ向かった。

 この渓流は奥が深く、そしてダムや堰堤が何基も構築されているところから、流れが各所で遮断されている。前回は、中流のダムの下まで釣り上がったが、今回はダムの上に入る事にした。

 前回釣行の余市川では、暑さ対策を何も講じずに入渓したことで、熱中症になりかけた。今回はその反省として、11時までに脱渓をすることに。河原の全くない余市川と、今回のような広い河原を持つ渓流とでは、当然日射量が異なる。逃げる場所の少ない、この渓流こそが本当に危険だと思うからこその対策。
2018y08m06d_080736406.jpg 

 今回入渓したダム上流も広い河原が続いて、眺める景色は下流と変らない。問題は、林道がすぐ横を走っていることから、下流よりも入渓しやすいこと。

途中の入渓口には、平日だというのの、すでに何人かの先行者の車が止められており、さらに上流に向かう車が何台も通り過ぎていく。

 河原に降りると、やはり多くの足跡が。それは、前回の場所よりも多くて、入った場所を間違えたのか、と一瞬後悔。気を取り直して、上流に向けて歩き出す。遡行ではなく、歩くという表現がピッタリするほど、浅いガラ瀬と広い砂利の河原が一体となっている。

 始めに、流れの速いインレットの平瀬にドライフライを投じるが、全く反応はない。100メートルほど上ったところで、姿を現した流れ込みにウェットフライを投入して様子を探るが、同じく無反応。
そして、上流の同じような流れ込みに何度かフライを投入するが、ウェットフライは沈黙したまま。
2018y08m06d_080009670.jpg

 入渓地点から300メートルほど上った流れ込みから、ようやくアタリが出始めた。スィングさせたソフトハックルにヒットしたのは、20センチほどの虹鱒。
そして、同じサイズが続いてヒットする。どうもこの渓流では、これが虹鱒のアベレージサイズのようだ。

 さらに500メートルほど行くと、コンクリートで固められた護岸が作る淵が姿を見せた。水深はあるが、流れは遅くてウェットフライを逆引きすることしかできない。

その流れ込み近くで、ようやくアタリが。ヒットしたのは、同じく20センチほどの虹鱒。この淵からはこの2匹だけと、見た目とは大違いだった。

 ここまで、直射日光を避けようになかったことから、この場所で一気に汗が噴出す。
2018y08m06d_075848264.jpg 

 川は右にカーブして、河畔林の下に淵を作る。ここでも、ウェットフライにはアタリは来ない。さらに上り詰めて上流を見ると、河原はあくまでも広く、真上にある太陽から逃げられるような場所が見当たらない。
 
 脱渓を決めた時間にはまだ間があるが、入渓した場所から1キロの地点でUターン、今度はドライフライで釣り下がった。

 すると、先ほどアタリのなかった淵から、本来ならばウェットフライに来るはずの岩魚がヒット、その下流からも岩魚が飛び出した。いずれも虹鱒を上回る20センチ越えのサイズ。
 さらに、流芯からアベレージサイズの虹鱒も。締めくくりは、遡行途中にあった淵での虹鱒と変らないサイズのブラウン。
2018y08m06d_080640272.jpg

 結局、この日は10時半に脱渓した。ダムを挟んでの、下流と上流の釣行だったが、サイズ的には下流の方が少し大きいと感じた。また、釣果や魚種がほとんど変らなかったのが不思議だった。
 型ものこそいなかったが、熱中症対策さえしっかり行なえば、夏の渓流釣には打って付けなのでは。そう考えながら、この場所を後にした。

写真@Aどこまでも河原が続く日高のとある渓流。日差しを避けながら釣り上がったBCこの場所のアベレージサイズなのか、20センチ前後の虹鱒とD25センチ余りの岩魚

にほんブログ村 釣りブログ フライフィッシングへ
にほんブログ村
にほんブログ村 釣りブログ 北海道釣行記へ
にほんブログ村
にほんブログ村 小説ブログ ホラー・怪奇小説へ
にほんブログ村


トラウトフィッシング ブログランキングへ





2018年08月02日

余市川上流でウェットフライ



pan style="font-size:large;">
data-ad-slot="2867931466"-size:large;">
data-ad-format="auto">


 熱中症の一歩手前で脱渓


 本州と同様に、北海道にも30度を越える酷暑が押し寄せてきた。
 家の中にいても、熱中症で亡くなる方がいるという今年の夏は、異常な暑さのほか各所で想定外の気象変動が勃発。
 
今後注意が必要なのは、これまでの規模を上回る台風の襲来と、高湿度、高気温が呼び水となる竜巻や豪雨。
 特に、黒雲と同時に突然発生するゲリラ豪雨は、天気予報での情報収集では及ばないことが多い。

 渓流釣りを行なう場合は、そのことを念頭に「空が急に暗くなる」「湿気を含んだ風が吹きだす」「遠くで雷が鳴り出す」といったゲリラ豪雨の予兆にアンテナを尖らせ、鉄砲水への対処をしっかりと考える必要がある。

 またこの時期は、長い時間渓流に立ち込んでいるために、時間の感覚が鈍くなり、熱中症の危険も増す。くれぐれも、水分補給を欠かすことのないように。

 釣行記なのに、なぜ天候への警戒から本題に入るのかというと、実際に自分も経験したから。渓流での雷や集中豪雨は、それなりに対処できると思うが、熱中病については自分でも気がつかないことが多い。今回の釣行でそれを身に染みて感じた。
2018y08m02d_113346590.jpg



 道北や道東で30度を越える真夏日が広がり、札幌でも30度越えの続いた7月30日、キロロリゾート付近の余市川上流に釣行した。
 最近凝っているウェットフライが目的で、午前5時に現地に到着。ダウンクロスストリームで上流から下流に釣り下った。

 張り出した河畔林が川を覆うこの流域では、直接日差しの入り込む箇所が少なく、余り暑さを気にしないで竿を出せた。
 ただ、太陽が頂上に近くなった頃から、肌にまとわり付く湿気が気になりだし、頭痛もしてきた。そして、暑いはずなのに体が震えだした。
2018y08m02d_113611686.jpg


 釣り下るにしても、川岸がないために浅瀬を探って下るしかない。しかし、足場となる川底の岩は非常に滑りやすく、たかが500メートルもない下流の脱渓地点までに、2回も足を滑らせて水没、そのたびに上半身はびしょ濡れになった。
 これが結果的に体を冷やして、本格的な熱中症にならなかった原因では。何もなく、そのまま釣り下っていたらどうなっていた事か。

 釣果については、入渓地点から離れるごとにアタリが増えて、水深のある平瀬や大岩周りの落ち込みから、スウィングさせたウェットフライに20センチ余りの虹鱒が飛び出る。だが、魚影はそれほど濃いわけではなく、ほとんどが虹鱒でヤマメは少ない。
 結局、この500メートル区間では、虹鱒が7匹にヤマメ1匹の成果。

 体の異常と、びしょ濡れになった服を乾かすために、1時間ほど車で休憩、再び活動を開始したのは9時半。この時間には、太陽が真上にあり、川面からの照り返しがまぶしい。そして、気温がさらに上昇して、川に立ち込んでも汗は引かない。
2018y08m02d_112615946.jpg


 新たに入った場所は、川幅が狭く流れの速い平瀬と、ザラ瀬の続く上流地域。入渓地点からしばらく釣り下ると、落差のある流れこみと、それに続く長い淵が現れた。

 そこに、上流から#8のウェットフライを流し込み逆引きすると、1投目からアタリが。10メートルほど下流で、ヒットした魚がいきなりジャンプ、一瞬にしてフライが外れた。その魚は30センチはあったのではないだろうか。
2018y08m02d_113108358.jpg

2018y08m02d_113757447.jpg











 心構えの出来ていなかった自分が悪いのだが、先に入った場所では、散発的なアタリしかこなかったのに、場所を代えるとこうも簡単にヒットするものか、と戸惑いも。
 
 今度は、慎重にアタリを探りながらの逆引き。すると、先ほどと同じ場所で再びヒット。上がったのは20センチほどの虹鱒で、急流に棲息しているせいか、元気よく跳ねまわる。

 その少し下流からもアタリが続く。手ごたえは先ほどよりも大きく、今回の釣行で初めてネットを使用。
 ここでヒットするのは、虹鱒だけと思い込んでいたが、上がってきたのは、くっきりとしたパーマークと、オレンジ色の筋の入った尾びれ。25センチには欠けるが、待望のヤマメだった。しばらく眺めていたかったのに、あっというまにネットから逃げてしまった。

 その後、20センチ余りの岩魚を追加して、この日の釣行を終えた。夏の渓流を甘く見ていたわけではない。突然の豪雨も恐ろしいが、初めて熱中症寸前までいって、その怖さを実感した。
 まだ酷暑は続くとの予報。川や湖、海に釣行される方はくれぐれも熱中症対策を忘れずに!!

 写真@ウェットフライ釣行のために入った余市川の上流部。A小型の虹鱒しかヒットしなかったB場所を上流に替えてヒットしたC25センチあまりのヤマメとD20センチ強の岩魚


にほんブログ村 釣りブログ フライフィッシングへ
にほんブログ村
にほんブログ村 釣りブログ 北海道釣行記へ
にほんブログ村
にほんブログ村 小説ブログ ホラー・怪奇小説へ
にほんブログ村


トラウトフィッシング ブログランキングへ




プロフィール
bukkiさんの画像
bukki
長い人生の中で、お金はなくても時間だけは贅沢に使える今しかできないこと、やりたいことが沢山ある。それを少しづつでも実現していきたい。
ブログ
プロフィール
カテゴリアーカイブ
最新記事
<< 2023年01月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
リンク集
最新コメント
札幌・米里の幽霊屋敷 by 鬼多狼ウルトラマン (08/20)
札幌・米里の幽霊屋敷 by 白石区民 (07/07)
ソルトトラウト初日は積丹 by bukki (04/06)
ソルトトラウト初日は積丹 by チミー (04/06)
島牧アメマスダービー、出足好調 by bukki (01/07)
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。