2017年10月21日
奥深い白老の小渓流に釣行
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「熊の巣」で型もの虹鱒が出迎え
秋が深まるとともに、渓流釣りのできる時間が少なくなっていく。気温や水温の低下がフライロッドの納竿を急かす。しかし、渓流魚への思いは絶えることがなく、この期に及んでも新たなポイントの開拓に励んでいる。
10月19日もそんな1日となった。向かった先は、白老を流れる某河川のかなり奥深い支流。この川の上流に、一度釣行したことがある。しかし季節が悪かったのか、それとも場所の問題か、魚の姿を確認できなかった。
その当時から気がついていたが、ここまで深く立ち入ると、熊の存在を身近に感じる。何しろ、「熊の出没が激しいので注意」と、林道の立て看板に注意書きされるほど。また、別の名称は「熊の巣」とも呼ばれている。
ならば、どうしてそんな渓流に行ったのか。話の初めは、別の某白老河川支流への釣行から。そこは、このブログで取り上げた後に、釣人に根こそぎ魚を持ち帰られた場所。
現在その渓流がどうなっているのか、を確かめるために赴いた。そしてその結果は、「よくもここまで」というほどの厳しい状況で、魚の姿を全く確認できなかった。
そして今回の場所は、そこから何本もの林道を経た小渓流。現地に着くと、この川の上流での苦い思い出が横切った。なので、初めて入った場所とは言え、釣果はほとんど期待はしていない。「せめて1匹だけでも姿を見ることができれば」という、かなり弱気な釣行となった。
車を林道横の空地に止めて、崖下に見える渓流に降りる。この時期の流れとしては、水量も比較的多くて水も澄んでいる。大型カディスを、流れ出しから平瀬に替わるポイントに流し込む。しかしまだ気温が低いのか、何度打ち込んでも反応はない。
しばらく行った、陽が川面に差し込んだポイントからようやく反応が。だが、確認できたのはフライを銜えることのできない小さな魚。
それでも渓相は見事で、いずれ針に掛かるほどの魚がヒットするだろう、と釣り下る。左手から支流が流れ出て、その上流に暗渠の落ち込みが作る淵が見えてきた。この淵からようやくフライに飛びつく魚が。ヒットしたのは15センチ余りの虹鱒だった。
てっきり、やまめか岩魚が棲息していると思い込んでいただけに、意外だった。その淵で続いてヒットしたのは、25センチ越えの虹鱒。これでモチベーションが一気に高まり、期待を胸に釣り下ったが、そんなに簡単に釣れるはずもない。
あまりの反応の薄さから、途中で釣り上がることにした。
入渓地点から200メートルほど上流の平瀬で、ようやく3匹目の虹鱒がヒット。これも25センチは越えていた。やはり、釣り上がったのが正解だったようだ。さらに、500メートルほど遡行した水深のある平瀬から、この日一番の尺越え虹鱒が飛び出た。
これまでヒットしたのは全て虹鱒。この川が虹鱒河川だというのは、帰りしなに出会った年配の男性から聞いた。別の支流では、岩魚も釣れるとのことだが、そこまで深追いはしたくなかった。
というのも、尺越え虹鱒を釣った後、さらに釣り上がると熊の糞があちこちに見えるようになってきた。中には、まだ時間が経過していないような真新しいものも。多分、このまま釣りあがったら、まだ釣果は見込めただろうが、急にこの場所が熊の出没多発地帯だということを思い出した。
それを機に、後ろ髪を引かれながら、最後の最後に出会えた豊かな渓流を脱渓した。
なお、今回の釣行の模様を6分ほどの動画に編集して、YOUTUBEに投稿した。よかったら見てください。
写真は@今回釣行した渓流の景観A現れた暗渠の下の淵Bこの日一番の尺越え虹鱒。下は、YOUTUBEに投稿した動画
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