2016年07月09日
千歳・紋別川はブラウンが占領
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川幅狭まる最上流でフライ釣行
連休2日目の釣行先は、千歳・紋別川。ブログでは何度か取り上げた川なので、ご存じの方が多いと思う。特に年配者は、現在のような林道ゲートが全面閉鎖される前の時代に、何度も訪れたことがあるのでは。
この川は、林道のゲート内だけを流れているので、ゲートを潜らない限り車両は立ち入ることができない。その林道ゲートが、4〜5年前に関係者以外の車両を除いて全面閉鎖され、釣人の立ち入りを難しい川とした。
林道が、自由に往来することのできた頃の紋別川は、乱獲が横行して非常に悲惨な状況にあった。その頃の自分の釣果は、第4ダムに近い下流域でブラウンがいくらか釣れたが、大岩魚が棲息していたという7号橋から上流では、ほとんど釣果がなかった。
昨年6月末の釣行では、ブラウンとアメマスが合わせて3匹と釣果は少なかったが、魚影の回復は確認できた。そして、最上流の7号橋までブラウンが棲息域を広げたことに驚いた。
今回入渓したのは、最上流から二つ手前の支線2号橋から。紋別川は、最下流の1号橋から4号橋までは、川幅が広くてなめ底が続くが、4号橋から上流は川幅が狭くなり蛇行が連続する。
流れがママチ川や苫小牧川、勇払川と似ているのも、同じ支笏の森を流れる川だからだろう。
入渓した支線2号橋の上流は、川幅が最大でも4メートルほどと小河川の様相。そして、予想外に川岸が開かれていて、上下流の見通しが利いた。
何を警戒しているのかは、書かなくても分かると思う。目の前の流れは、思っていたよりも早くて、ところどころで枝分かれしている。
穏やかな流れを見つけて、そこにドライフライを投じると1投目からアタリが。しかし、#10のサイズが大きすぎて針がかりしない。
遡行を始めてからしばらくして、再びアタリがきた。今度はフッキングも完璧で、上がってきたのはブラウンの子供。その後も、淵や流れの穏やかな平瀬だけではなく、流芯からもアタリが続く。その全てがブラウンだった。
ようやくアメマスがヒットしたのは、入渓地点から1時間後に現われた落ち込みの脇から。上流では、ブラウンとアメマスの棲み分けが図られているのか、それまでのブラウン一色から、9対1の割合でアメマスの姿も見えだした。
棲み分けしているというのには、無理がある数字だ。
確か、林道ゲートの閉じられる、今から6〜7年前の釣行では、ブラウンは1号橋付近でしか釣れなかった記憶がある。それが、最上流まで広がったということは、アメマスの姿が消えた千歳川と同じように、ブラウンが支配する川となっていくのか。
今回は、林道上に熊の糞や足跡は見つからなかったが、川の両岸に迫る藪の中から、突然飛び出してもおかしくはない場所。いつも以上に熊鈴を鳴らし、時にはホイッスルを吹きながら遡行した。
もし、釣行する機会があるのならば、「熊が確実に棲息している」という警戒心を怠らないほうが良い。
なお、この紋別川釣行を動画撮影、編集の上youtubeに投稿しました。下の写真がそうです。よかったら見てください。
写真は、上から入渓地点の下流にある支線2号橋から見た渓観、最上流に向かう幾筋もの流れ、今回ヒットしたブラウンとアメマス、下はyoutubeに投稿した動画
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