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2019年02月10日
荒天続きの狭間に積丹釣行
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兜千畳敷でようやく竿を出せたが・・・
1月中旬に一度訪れて、荒れた天気のせいで竿を出すことなく引き上げた泊村の兜千畳敷。2月6日に、その兜千畳敷でようやく竿を出すことができた。
ここは、ホッケやカレイの早場として有名だが、夏のブリ、早春から初夏のサクラマスなどの回遊魚のポイントとしても知られる。
ただ、冬については入るタイミングの難しい場所で、1月から3月にかけて凪いでいる日は数えるほど。岩盤が波に洗われているの当たり前の風景となっている。
この場所に1昨年の1月、何の情報も持たずに初めて釣行した。その時の模様はyoutubeに投稿しているので、ご覧になった方も多いと思う。
昨年冬も4度挑戦して、実際に竿を出すことができたのは1度だけ。あとの3回は、強風と大波ですごすごと退散するしかなかった。
そして今年も2回目でようやく釣行が叶った。
問題は、1昨年のようにサクラマスが回遊しているのかということ。サクラマスがいなくても、外道でホッケが期待できる。そう考えての釣行だったが、考えが甘すぎた。
現地到着は午前4時。この時間に兜千畳敷の駐車場には1台の車も見あたらない。日の出まではまだ3時間近くあるので、波の音を聞きながらしばしの仮眠。
2時間ほどして駐車場に続々と車が入ってきた。その中の1台からヘッドライトを付けた2人組が降りて、岩盤に向かう崖を下り始めた。 それを合図に、車中で待機していた釣人が次々と千畳敷に向かう。
遅れてはなるか、と自分も岩盤の先端を目指して急な崖を下る。
千畳敷先端には、すでに投げ釣りの支度を始めていた2人組の釣人が。そこから少し離れた左側に場所を構えてルアー釣りの用意をしていると、今度は自分の左側に釣人が投げ釣りの準備を始めた。
そのため、ルアーを広範囲に投じることが難しくなり、真正面だけに投じるしかでききなくなった。
両脇陣取った3人の投げ釣り師は苦戦している様子。2時間で、手の平カレイ1匹と小ぶりなホッケが1匹という釣果。それでもアタリがくるだけ増しだろう。自分はというと、メタルジグからジグミノー、ミノーとルアーをチェンジしても一向に反応がない
周りを見渡すと、千畳敷の基部に釣人が6〜7人1列に並んで竿を振っている。遠目からは、ルアーでショアトラウトを狙っているとしか思えないが、ヒットさせた様子は伺えない。
結局、7時から11時まで粘ったが、今回もノーヒットで終わった。これだけ条件に恵まれた釣行だったのに、魚がいないのならば仕方がない。
諦めきれずに、今度は西積丹から積丹先端を目指す。その余別来岸漁港に着いたの昼直前。波は2メートルほどと問題はないが、半島の先端に近づくごとに雪が多くなり、ついには吹雪模様に変わった。これでは、竿を出すことが容易でなく、新たな場所を選択する。
そこで帰路の途中にある美国に寄ることにした、風裏にあたる美国の小泊海岸は、予想通り波風ともに穏やかだったが、極端な引き潮。小元々遠浅なのに、波頭は30メートルほど先で発生。その先から徐々に深くなっていく。なので、20メートルほど沖に立ちこみ、深場を狙う事にした。
距離を稼げるメタルジグやジグミノーのほか、重量のあるミノーまで動員して広範囲にルアーを打ち込む。が、ここも2時間ほど粘ったものの反応は全くない。時間が遅すぎたのか、潮周りが悪かったのか。それとも岸寄りしていないのか。
この分では、今年のショアトラウトの初釣果はまだ先になりそうだ。
写真@泊村・兜千畳敷の岩盤の先端。暗いうちから投げ釣りを行う釣人もA波風とともに恵まれたが釣果は伴わなかった。岩盤基部にはショアトラウト狙いの多くのアングラーが竿を出していたB引き潮の美国・小泊海岸C岸から20メートル先に立ちこんで竿を振ったがアタリは来なかった
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2019年02月04日
浜益に今季初釣行、シーズンインはまだ先か
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島牧あめますダービー、開幕2か月間で69匹
今年のショアトラウト釣行では、1月中旬に積丹と日高方面に、そして1月29日に浜益海岸にも出向いて例年の釣行先への訪問を終えた。ただ、釣果ということでは未だ実績はなく、かなりの焦りが高じている。
浜益海岸へは、道央の南側日本海とくに積丹が大時化となった中での釣行で、正直大荒れの海岸を覚悟していた。現地到着は午前10時と、いつもより3時間ほど遅い立ち上がり。
気がかりだった風はほとんどなかったが、2〜3メートルの波が沖合の各所でウサギを走らさせていた。海岸では、毘砂別川河口にアングラーを一人見かけただけ。時間的に遅いことから、すでに引き上げたのか。あるいは、時化を恐れたのか、全くの無人状態。
こうした状況でも、大時化によって底が削られて深くなった、波の死んだ場所が所々に見られ、そうした場所を探しながらランガン。竿を出せる場所では集中的にルアーを投じた。
翌30日に同じ場所に赴いたkojiさん(ブログ:この辺釣れマスか)のお話では、アメマスがポツリポツリと上がり始めたとの事。確かに、まだシーズンには早いようで、自分も4時間粘ったが一度のアタリも来なかった。
これではブログの更新記事にならないので、開幕から2か月が経過した「2019 あめますダービーin島牧大会」の直近の様子を掲載する。
昨年12月から今年1月30日までの釣果登録(一般ルアー・フライは尾叉長50センチ以上、ジュニア・レディース40センチ以上)は69匹。内訳は40〜59センチが18匹、60〜64センチが27匹、65〜69センチが16匹、そして70センチ以上が8匹。
ジャンル別では、64匹がルアーで5匹がフライと、ルアーが大きくリードしている。
また、ポイント別のヒット数は、18番が19匹、元町9匹、千走9匹、栄浜5匹、太平と赤灯、原歌海岸がそれぞれ4匹で、残り39匹は原折川河口やモッタ温泉前、植車、生コン前など。
ヒットルアーは、アスリートの各種類が20匹と圧倒的で、単にミノーやジグ、ジグミノーと記載されるケースも多い。またフライはストリーマーが3匹で、チャーリーとゴッコフライが各1匹ずつ。
これまでの最長は、1月28日に栄浜で赤塚勉氏がヒットさせた74センチ。次いで、1月26日に元町で松田直樹氏が上げた73センチ。以下72センチから70センチまで6人が続く。
これからの島牧海岸は、シュリンプの岸寄が進んでいくためにフライの釣果が高まっていくものと見られる。
写真@高波が押し寄せる浜益海岸A1月28日に赤塚勉氏がヒットさせた74センチのアメマスB2月4日時点の元町海岸の様子
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2019年01月28日
日本海の荒天を避け日高路に釣行
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苫小牧東港フェンス前の立ち入り禁止続く
まだ年明けから1か月も経過していないが、何故か休日と天候の悪化が重なる日が多い。釣行を計画して取り止めた日が、このひと月の間に3日ほどあった。この釣行が全てブログに掲載できれば、月末まできて更新にジタバタすることもなかったはず。
その中で、何とか釣行できたのは1月25日。当日は日本海で風雪が吹き荒れ、札幌でも降雪量が1日で20センチを上回った。そんな天候で、普通ならばとても釣行などは考えられない状況だった。
しかし、月末まであと僅かなのにブログの更新がままならないという焦りから、比較的天候の落ち着いていそうな日高路を選択した。立ち上がりが午前8時と遅かったために、予定した日高門別の到着は10時を過ぎる見通し。
もう少し時間に余裕があれば、新冠川河口海岸や静内川河口海岸も考えていた。だが、今回は日高釣行の初っ端として、日高門別とむかわ漁港を選択した。その後は、苫小牧東港の現状を確認することに。
とはいうものの、釣果の見通しが立っての釣行ではない。どちらかといえば、ショアトラウトではそれほど実績のない場所で、今回は様子見の現地訪問と割り切った。
日高門別までの海岸線は、遠目で見る限りでは風もなく波も落ち着いている。これが日本海ならば大時化だっただろう。
日高門別漁港に到着したのは、予定通り午前10時。漁港内はこの時期、船揚場付近でアメマスを狙うアングラーを見かけることが多いが、チカ釣りらしい3組の釣師が竿を並べていたほかは人影がない。その船揚場の前後を狙って、13グラムのスプーンを投じる。地元の釣人に聞いた話では、ここは軽いスプーンに実績があるとのこと。
トイッチングを加えたり速度を変えて巻き上げするが、これを追う魚の姿はない。もう少し早い時間ならば、それなりのアタリがあったのかもしれない。ここで1時間ほど粘ってから、次に向かうのはむかわ漁港。
むかわ漁港のショアトラウトのポイントは船揚場付近。日高門別漁港よりも広い港なので、遠投して広範囲を探ることに。その第1投を巻き上げる途中にゴツゴツと、スプーンにアタリ。
ヒットしないままに手元に引き上げる寸前、40センチほどの茶色の魚がルアーを追ってきた。
第1投から魚影を確認できたことから、本気になってルアーを投じるが、その後のアタリは皆無。時間はすでに午後1時を回っており、次の予定地の苫小牧東港に向かう。
苫小牧東港は、胆振東部地震による道路の液状化現象で立ち入りが禁止された。その後の情報が入ってこないために、直接様子を見ることにした。残念ながらまだ一般車両は通行止め状態で、港内にはいることができない。
せめて、フェンス前まで歩いて行けるのならば、と遠目に排水基部を眺めるが、徒歩でも港内の立ち入りが規制されているのか、釣人の姿は見えない。
この苫小牧東港フェンス前の代替ポイントとして、同じ東港内の一本防波堤にアングラーが集まっているとの話を聞いた。それを確かめるために再度移動。確かに、防波堤には2組のアングラーがルアーを投じていたが、あまり芳しくない様子。
せっかくここまで来たのだからと、一本防波堤横のほとんど波のないサーフで1時間ほどルアーを遠投。一度もアタリは来なかったが、目の錯覚か沖合30メートルほどのところにイルカらしき姿を確認した。
今回の釣行も全てウェアラブル・ビデオカメラで撮影している。そこに映っているものと再生してみたが、黒い影が波間に現れて消える瞬間しか記録されていなかった。肉眼で見た尾びれや黒光りする体型から、確かにイルカだと思ったのだが・・・。
今回の釣行も、日本海側の悪天候を突いたとはいえ完敗だった。アマちゃんさんから紹介された、海の気象アプリを活用して無駄足にならなかったことが救いだった。
写真@シーズンになるとサクラマスも入ってくる日高門別漁港Aむかわ漁港の船揚場付近。遠投したルアーを、40センチほどの茶色の魚が追ってきたが、ヒットさせることはできなかったB苫小牧東港の一本防波堤横のサーフ。ここもサクラマスのポイントとして知られるようになってきた
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2019年01月18日
後悔だけが残った今年の初釣行
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兜千畳敷を諦めて珊内漁港、余別漁港へ
1月も中旬となるのに、まだ今年の初釣行記事をまとめられないでいる。少し古い話だが、今年第1号の釣行先は、1月8日に向かった泊村近辺と積丹の先端3カ所。積丹半島を挟んだ左右の海岸だ。
初釣行からすでに10日近くが経過したというのに、ブログを更新できないのはその時の状況判断の甘さと意気地なさから。天候のせいにすることは簡単だが、それでももっと粘ることが必要だったのでは、と悔いだけが残った釣行となった。
8日に目指した釣行先は泊村の兜千畳敷。ここは2年前の1月中旬に、地元のアングラーがサクラマスを何本もヒットさせたのを目撃した場所。その時のシーンはビデオで撮影した。この時の模様はyoutubeに投稿しているので、ご覧になられた方もおられると思う。
海が凪いでいるのならば2年前と同じ体験ができるのでは。サクラマスがいなくても、ホッケが例年になく好調だという話も聞いており、年初を飾る釣りとして期待して出向いたのだが・・・。
未明に札幌を出発、高速で余市まで走り国道5号線で泊村へ。途中の稲穂峠付近は、前も見えないほどの吹雪だったが、共和町から神恵内に向かう海沿いの道路は、風こそ強いが雪は見えない。
兜千畳敷の駐車場に到着したのは午前4時、日の出まではまだ3時間あるので仮眠をとろうとするが、崖の下から車を揺らすほどの強烈な風が吹き上げて騒がしい。
雪明りで微かに見える兜千畳敷先端は、3メートルはあろうかという大波が押し寄せて立ち入るのは難しそう。しかし、夜明けまでには風も収まっているだろうと1時間ほど眠る。
起きてみると、すぐ側にいつの間にか車が1台止まっていた。そして風は先ほどよりも唸りを上げていた。
この強風でも岩礁の先端部を避ければ、何とか竿を出すことができそう。
しかし、その一歩を踏み出すことができなかった。ここがダメだったら、神恵内の古宇川河口や珊内漁港、さらに神岬漁港、余別海岸を考えていたからだ。
結果的にそれが正解だったのかもしれないが、新年第1投の意欲を削いでしまったような気がした。
兜千畳敷を諦めて次に向かったのは、神恵内の古宇川河口海岸。だがここも大波が押し寄せて、立ちこんで竿を振ることができない。
結局1度も竿を出すことなく珊内漁港へ。
それでも時刻はまだ7時過ぎ。珊内漁港は隣に流れる珊内川河口と、防波堤裏の岩礁帯がサクラマスのポイントだが、内防波堤から神恵内方向のワンドにかけてもサクラマスが回遊する。
それを狙って今年の第1投。PE1号ラインの先に30グラムのジグミノーを付けてトウィッチング。時化気味の外海からワンドに流れ込む潮に乗せる。しかし、そんなに簡単にアタリが来るはずもなく、正味2時間の今年初釣行を終えた。
時間的にまだ可能性があるので、車を北上させて積丹の先端・余別海岸に向かった。その途中に神岬漁港に立ち寄ったが、ここも強風が吹き荒れて竿を出すことができない。
余別漁港は外海が荒れているものの、ワンドはほとんど波がない。なのに、先ほどの珊内漁港もそうだが、この余別漁港にも釣人の姿はなかった。
昨年12月の余別海岸の釣行では、浮き釣りとルアーの2通りで小型のアメマスとホッケを数釣りした。今回はルアーだけで狙うことに。堤防の上から13グラムのスプーンを投じては、巻き上げるを繰り返す。しかし追ってくる魚の姿を確認できない。ただ時間だけが過ぎていくだけ。
時化や強風の見られないこの余別海岸を、初めから目指していたならもっと違った釣行記となったのでは、と悔いだけが残った今年初釣行となった
写真@神恵内・古宇川河口も立ち込むことができないB時期によって港内にアメマスやサクラマスが入り込む珊内漁港B波も風もない余別漁港裏のワンドC突然天候が変わり吹雪模様に
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2019年01月04日
2019年 新年のご挨拶を申し上げます
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初釣りは7日に泊村のショアを予定
正月三が日を終えたというのに、まだ新年の挨拶をブログに載せられないでいる。
実は、昨年末にひいた風邪が悪化しての年越しとなり、4日にようやく回復して今パソコンの前にいる。
あらためて新年のご挨拶を申し上げます。
皆様にとりまして、今年がより良い年でありますよう祈念申し上げます。
また、「ホラー好きのフライマン」をよろしくお願い申し上げます。
このような体調なので、今年の初釣りはまだ行っていない。いまの状況からすると、7日か8日には釣行ができそうで、泊村の千畳敷か掘株川河口、柵内川漁港などを検討している。果たして天候はどうだろうか。
すでに、ショアトラウトの初釣りを行われた方もおられると思います。その時の釣果情報をお寄せいただければ、ありがたいです。
海は渓流や河川の本流比べて、ダイナミックでワイルドな釣りが特長ですが、反面気象状況に大きく影響を受けます。釣行の際は無理をせずに、できるだけ防寒対策を施してください。
今年も宜しくお願い申し上げます
ホラー好きのフライマン bukki
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2018年12月31日
1年間のご来訪を感謝!
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新年も社会の一員としての釣行を
今年も大詰めを迎えて、今日は皆さんともに忙しい1日となっているでしょう。
2018年最後のこの日に、「ホラー好きのフライマン」をご覧になられている皆様に、深くお礼申し上げます。
様々なことが起きた2018年でしたが、自分に限ってみれば大きな病気も仕事上の悩みもなく、平穏にすごすことができました。
しかし、胆振東部地震の発生は他人事としてとらえることができなく、気持ちの整理がつくまで釣行を自粛しました。
旅に例えれば、帰る場所があるから楽しいのであって、帰る場所の無い旅は単なる放浪でしかありません。釣りも同じです。
いくら釣りが生きていく上での活力となろうとも、同じ社会で生活する方々の苦しみ、悲しむを翻すほどのものではありません。
「釣人の前に、一人の社会人として恥ずべき行為をしてはいないか」。それをいつも胸に秘め、新年も皆様のお役に立てる釣行記を発信していく所存でございます。
皆様にとりまして、2019年がより幸多き年となりますよう、祈念申し上げます。
2018年12月31日 bukki
写真は12月初旬に釣行した積丹・余別周辺での海アメマス釣りの模様。よかったらご覧になってください
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2018年12月25日
強風吹き荒れる積丹で丸坊主
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開幕から3週を迎えた島牧アメマスダービー
少し古い話だが、12月19日に今月3回目のショアトラウト釣行を行った。釣行先は積丹の余別漁港ほか3か所。当日は、強風が吹き荒れるあいにくの天気となり、初めに向かった神岬漁港ではあまりの強風で竿を出すことができなかった。
風速20メートルはあろうかという神岬漁港は、港内でも白波が立つほどの強烈な風が吹いていて、即刻退散した。何とか釣りのできた余別漁港では、うねりが岸壁まで押し寄せ、波かぶりの一歩手前という状態だった。
こんな天候だがら、当然釣人の姿は見えない。最終的に、前回入った来岸漁港下の岩盤でルアーを行ったが、2時間粘って一度のアタリも来ないという最悪の結果となった。
ブログで交流させていただいているアラジンさんの話では、泊村の千畳敷ではホッケが好調とのこと。もう少ししたら、サクラマスも期待できる場所なので、年内には一度足を運んでみようかと思っている。
さて、釣行がこんな悲惨な状況なので、12月1日から開幕した第29回 2019年あめますダービーin島牧の直近の模様をお伝えしたいと思う。大会は来年3月17日まで実施されるが、今回から釣りの禁止エリアが設置され、禁止区域での釣りが判明した場合、失格(釣果登録取消)扱いとなる。
開幕から3週間が過ぎたが、対象となる50センチ超え(レディス&ジュニア部門は40センチ超)はこれまで8匹。最長は12月13日に栄浜で「がんばる」さんの釣り上げた70センチ、次いで赤塚勉さんが千走でヒットさせた69センチ、泉澤孝成さんが太平で上げた68センチ。
登録釣果を記録した場所は、太平が3件、栄浜と千走がそれぞれ2件で元町は1件。12月中旬から時化の日が多くなり、釣果も厳しい状況が続いている。例年2月以降は元町での釣果が高まるが、今大会はどのような結果となるのか。
ちなみに、今大会での上位3名のルアーパターンは、がんばるさんがアスリートSSP、赤塚勉さんがウミアメリミテッド、泉澤孝成さんがCランチャー。面白いのは、栄浜で63センチを釣りあげた細田拓也さんの百均ジグ。
写真は12月13日に栄浜で「がんばる」さんがヒットさせた70pのアメマス
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2018年12月14日
美国・小泊海岸と古平川河口へ
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極端な引き潮もあり魚の姿見えず
今年の北海道の冬の到来は記録的な遅さだったようだが、それでも初雪以降は寒波が居座り、本格的な冬模様となった。海のトラウトフィッシングは、初冬から初夏のほぼ半年間が盛期。特に12月は、川から海に下ったアメマスが海岸に溜まる時期で、ショアトラウト釣行の端緒にあたる。
この時期のアメマスは魚体が小さいが、2月3月の上りアメマスは豊富な海の栄養を補給して1回り2回り大きくなって川に戻ってくる。数釣りならば初冬のほうが釣果は高まる。サイズを望むならば、極寒のほうが大きなものを狙うことができる。
前回釣行した積丹のワンドでは40センチが最長だったが、2月から3月にかけては同じ場所でも50センチ以上が期待できるのもそうした背景から。
今月2回目となる12日の釣行先は、美国・小泊海岸と古平川河口海岸。いずれも積丹に向かう方向にある。今回は時間的な問題から、積丹への釣行を止めてその手前のポイントで竿を出した。
8日に開通した小樽ー余市間の後志高速道の様子を見ることも今回の目的だった。これまで、札幌の中心部から余市までは、札樽自動車道を経由しても2時間ほどかかっていた。それが今回の開通で、通行した時間帯が夜間ということもあり、1時間半で到着した。今後の釣行に大きな武器となるだろう。
ただ気になったのは、トンネルの多さと除雪体制の遅れ。ほとんどが1車線の中で、路側帯の雪が道路まで迫り出していて、何度も危ない目にあった。そう感じたのは自分だけではなかったようで、当日の午後には小樽ー余市間、余市ー小樽間の両方向で事故が多発、上下線ともに通行止めとなった。
これから後志道を利用される方は、車間距離等十分注意を払って安全運転を心がけてください。
さて、今回の釣行で竿を出した美国・小泊海岸は、これまで見たことのないような引き潮で、波打ち際が10メートル近く後退していた。もともと遠浅の海岸だけに、魚が溜まると思われるポイントは遥か先になる。
なので、さらに10メートルほど先に立ちこんで竿を振るが、そこへ大波が押し寄せて何度も水浸しになる。そこまでして竿を出したのにアタリはこない。1時間ほど粘ったが、結局一度のアタリもなく撤収。どうも当日の潮回りがよくなかったようだ。
今度は、先ほど通り過ぎた古平川河口へ方向を転換。この河口海岸は、つい1か月前まで鮭釣りの人々で埋め尽くされた。鮭の遡上もほとんどなくなり、本格的な冬模様となった現在は、誰も竿を出す人はいない。
このポイントは鮭やサクラマスが中心で、時期になればサクラマスが岸寄りして釣人で賑わうものの、アメマスの釣果はあまり聞かない。自らの釣行を振り返っても、ここでの釣果はホッケが数匹だけで、サクラやアメマスをヒットさせたことはない。
だから今回はホッケ狙いでジグを投じてみたのだが。しかし、底が玉石で埋め尽くされていることから根掛かりが激しく、3回に1回はフックが底にある岩や海藻に引っかかる。そして、ルアーを追う魚の姿はない。
ここも正味1時間ほどで退却、帰りしなに余市川漁港でルアーを投じた。この漁港も、外海が時化ていればアメマスが入り込むことがあるので、スプーンで慎重に探ったが全く反応はない。
こんな日が多いのもこの時期の釣り。
それにしても、苫小牧東港の存在が日増しに大きくなっていく。何とか早く、液状化で陥没した道路の復旧ができないものか。
写真@A潮の引いた美国・小泊海岸の様子BC少し前まで鮭釣りの人々で賑わった古平川河口海岸。今は誰もいない
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2018年12月05日
今季のショアトラウト釣行を開始
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初日の東積丹は海アメが好調
5月中旬から開始したフライフィッシングの渓流釣行を、11月中旬に終了。少しのシーズンオフを経て、12月3日からショアトラウト釣行を開始した。これから来年5月まではルアーマンに変身して、海アメマスやサクラマスを対象のショアトラウト釣行を重ねていくことになる。
「なにも、冬の間ぐらい釣りを控えればいいのに」と思われるかもしれないが、極寒の海岸で波を被ってショアトラウトのアタリを待つのも、釣りの楽しみの一つ。これにより、1年を通して釣りから離れられなくなった。
今季のショアトラウト釣行のスタートは東積丹海岸。当初は苫小牧東港からスタートする予定だった。例年この時期の苫小牧東港のフェンス前は、小ぶりのアメマスが餌釣りやフライ、ルアーを問わずヒットする、釣行してハズレの少ない場所だからだ。
しかし、港内の道路が胆振東部地震による液状化で通行が禁止され、次善策として積丹に決めた。
12月3日の東積丹海岸は、気温が正午で11度と小春日和の陽気。どこにも雪は見当たらない。それでも野塚海岸は、いつもの大波が押し寄せて竿を出すのが難しそう。
この野塚海岸を越えて、午前6時半に目的地の小ワンドに到着。沖に見える外防波堤先端には、まだ7時前だというのに2〜3人の釣人が竿を出していた。狙いはホッケか。
こちらも、内防波堤下の岩場に場所を据えて、きびなご餌の浮き釣り竿とルアー竿を用意した。そのどちらかにアタリがくれば、その釣り方に集中する算段。
ルアー釣りに使用したのは13グラムのスプーン。本来はメタルジグやジグミノーで魚影を探るが、この場所に限ってはスプーンの方が釣果が上がるために、初めからスプーンを用いた。
果たして海アメは岸寄りしているのか、と疑心暗鬼でルアーを操る。その2投目にすぐに反応がきた。50メートルほど先でヒットしたのは、30センチにも満たない小ぶりのアメマスだった。
続いて、置き竿にした浮き釣りにもアタリがきた。巻き上げてもあまり暴れないので、同じような型かと引き上げると、今度は軽く30センチを越えたアメマスだった。
間をおかず、浮き釣りの竿に再びアタリが。今度は海面近くで暴れる。引き上げてみると、30センチオーバーのあぶらこだった。(後でこれがホッケと判明)
ルアーにも頻繁にアタリがくるので、スプーンから大物狙いのメタルジグに代えるが、それには全く反応しない。再びスプーンにチェンジすると、これにはゴツゴツと反応する。そして、岸から遠くて深い場所よりも砂浜に近い浅い場所からヒットが連続する。
さらに、30センチほどのアメマスが5〜6匹群れとなってルアーを追いかけてくるシーンも。
いつの間にか、内防波堤のブロックの上に2人組のアングラーが竿を出していた。そのうちの1人の竿にもアタリが。ヒットした魚をテトラポットの上からすくい上げるのに苦労していたが、それもアメマスのようだった。
今回の釣果は、いつもとは逆にルアー釣りに軍配が上がった。それも40センチを頭に30センチ余りのアメマスが7匹と予想以上の釣果。一方の浮き釣りは、35センチのアメマス1匹とホッケが2匹だった。
この場所で釣れるアメマスは、これから寒さを増すごとに型も大きくなり50センチ級も見込めるが、それに反比例して釣果は下がってくるのがいつもの傾向。今季はどのような状況となるのか、足繁く通うつもりだ。
今季は当分の間、苫小牧東港に釣行できない分、他のポイントを開拓しなければならない。その候補として、アラジンさんに教えてもらった余市の某海岸や、kojiさんにアドバイスしてもらったサクラマスポイントには是非釣行したいと考えている。
写真説明@Aとても12月とは思えない小春日和の積丹の海岸BCルアーにきた40センチ級のアメマス
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2018年11月25日
晩秋の紋別川釣行を動画化
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シカ猟で森林官が誤射の被害に
11月20日に、恵庭の盤尻でシカ猟をしていたハンターが、ラルマナイの滝付近の林道で作業をしていた恵庭森林事務所森林官を、誤射して死亡させた。偶然なのか、事件の起きる前の11月19日に更新した自分のブログで、紋別川釣行にあたっての注意を喚起したばかりで、今回の不幸が他人事とは思えなくなった。
釣行した紋別川と、恵庭渓谷のラルマナイの滝とは、距離は離れているが隣り合わせの場所。
釣行した11月15日の入渓ルートは、恵庭市盤尻の恵庭市営牧場の林道ゲートを抜け、林道を走り紋別川に向かった。途中の紋別川1号橋から300メートルほど手前に、新たにゲートが設けられていた。
そこを通過した午前7時頃にはゲートが開かれたままだったが、釣り終えて昼ごろにその場所に着くとゲートはシリンダー錠で閉められ、通り抜けができなくなっていた。
困って、ゲートに示された森林事務所に電話。応対してくれたのは恵庭森林事務所の職員の方で、「ゲートの担当区域は千歳事務所で、こちらから千歳の担当者に連絡する」との話。この電話に出ていただいたのが、今回不幸に遭われた方ではないかと思う。
それから2時間ぐらいして、千歳森林事務所の職員がゲートのシリンダー錠を開けてくれた。その時に説明してくれたのは「シカ猟が解禁されていて、漁師に鹿と間違って撃たれる可能性があるから、この先に入られないよう錠を掛けている」との事。
まさかその時には、こうした事故が起こるとは予想もしなかった。
亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
今回の事故の発生で、安全確保のためにシカ猟の終わる来年春まで、林道ゲートの管理が強まると思われる。
前回更新した紋別川釣行記に合わせて、釣行を映した動画も今回掲載することにした。当分の間、紋別川の釣行が出来なくなるかもしれないから。
下はyoutubeに投稿した「晩秋の紋別川で良型ブラウン」
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