2018年08月10日
余市川中流で大型魚が挑発
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堀株川上流は濁りがきつく、釣行を断念
「まだ、鮭の遡上シーズンには早いというのに、それと同じほどの大きな魚がジャンプを繰り返していた・・・」
今月2回目の釣行先は、予てから入渓したいと思っていた共和町の堀株川上流。台風の接近により、午後から天気が崩れると予報された8月9日、午前5時半に現地に到着。
町から少し離れた、上流に架かる橋から川を眺めた。うっそうとした河畔林の覆う、薄暗い闇の中を流れる堀株川は、大雨の後のように濁りが入っていた。
多くの支流を持つ川なので、上流は大丈夫だろうと向った先は、さらに濁りが強い。
最近、雨降っていないはず。また、今日の予報は午後から雨だが、今はまだ空が明るい。なのに、なぜこんな濁りが入るのか。上流で河川工事でも行なわれているのか。ならば、その上流は澄み切った流れだろう、と車を走らせた。が、相変わらずの土色の流れが続いていた。
仕方なく本流を諦めて、この川の中流域に流れ出る支流に向った。ところが、どの支流も渇水がひどくて、とても竿の出せる状態ではない。再び本流に戻り堀株川を見ると、中流では竿を出せる程度に濁りが薄くなっていた。
ただ、里川のような2面壁が多くて、流れは緩い。それでも、せっかく来たからには竿を出したいと、車が頻繁に行きかう橋の下に入った。始めに、気になった倒木の作る流れ出しに、カディスを投入。すぐに反応があったが、針がかりしない。
その後も何度かフライを流したが、反応がなくなった。この上流は、水深のある緩やかなトロ場。とてもフライを打ち込む雰囲気ではないが、ライズは頻繁に起きる。
その正体はヤマメ。ソフトハックルにヒットしたが、どれもフライには不釣合いの小さなサイズで、大物の気配はしない。
川は次第に深さを増して、遡行を困難にする。
ここで釣り上がりを断念。よもや、堀株川でまともに竿を出せないとは考えていなかったので、あらためて次に向う釣行先を検討。結果、ここから30分ほどの、峠を越えた場所にある余市川中流に行くことにした。
余市川上流域や、支流の白井川には何度も釣行したが、中流域は数えるほどしかない。そして、釣果もほとんどない状態。それもこれも、ポイントが分からないことから。なので今回は、新しいポイントを探しながら、これはという場所に入川することにした。
川に沿って走る砂利道から、川を眺めては降りを繰り返して、ようやくよさそうなポイントが現れた。
ザラ場と大小の淵が点在したポイントは、ウェットフライを打ち込みやすい流れ。早速、川に下りて竿を出したが、底の岩がツルツル滑り、対岸に渡るにも一苦労。
何とか、平瀬と落ち込みの混在する場所にウェットフライを投入。すると、5回に1回の割合で小さなヤマメがヒットする。
ダウンクロスで釣り下がりながら、100メートルほど来たときに、下流の平瀬から淵に変る場所で大きなライズが。そして、ジャンプを繰り返したのは、側面に赤い筋の入った魚。
魚の大きさは有に60センチは越えていただろう。それが、小さな淵でジャンプしたり、ライズを繰り返すのだから、こちらも急かされて気が焦る。
流れの合間に透けて見える底には、同じ大きさの3〜4匹の魚が。それを目がけて、上流から大型のウェットフライを泳がせたが、追っかけてくる気配はない。
ならば、と今度は#8の大型カディスを流し込む。
淵の上すれすれに張り出した、木の下にフライが流れてきたときに、まるで鯉のように大きな口を開けた魚が、フライをがぶりと飲み込んだ。魚が反応する前に合わせを入れたが、ここでライン切れが。
何ということはない、大型魚に備えるために替えたティペットとリーダーの結び目が、焦りからしっかりと結び切れていなかったためだ。
なけなしの大型フライは飲み込まれ、手元には小さなフライしか残っていない。その中から、#10のカディスを再び流すが、二度と反応しなかった。
そして、 まるで自分の技術のなさをあざ笑うかのように、目の前でライズとジャンプを繰り返す。確かに完敗だった。
これがルアーならばどうだったろうか、と考えても後の祭り。
結局、魚の種類は判断が付かなかった。この時期でも鮭は遡上する。そして、ブナ化の経過中に体の側面が赤くなることはあると思う。だが、これほど側面に赤い筋の入った魚は虹鱒しか知らない。奴らは、今日もまだそこにいるのだろうか。
写真@堀株川上流の濁りの入った流れ。とても釣りのできる状況ではなかったA中流域は流れの緩やかな里川の様相。小さなヤマメがライズを繰り返すB余市川中流。ザラ瀬と淵が交互した変化のある流れC大きなライズが繰り返された淵。魚は虹鱒と判断したDライズの瞬間を取った写真
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いつもyoutube動画見てます いまいちと申します
先日、動画を見て余市川に行ってきました。釣果は聞かないでくださいね…
実は体側にブナが入ったニジマスですが確認しました。
サイズは・・・80cmオーバーと60cmオーバーの二匹です。確認の経緯は 水量の関係で魚道が機能せず(使われてない?)隣のスロープを遡上しようとしたが遡上しきれず 縁にくっつき半分近く魚体を水面から出していました。ビックリです。!!
最初あまりにも太く鯉かと思い おそるおそる見に行くと・・・体側に鮭のようにブナが入っていて あ、あ鮭か・・・ってあれ?背中に黒い斑点がたくさん、しっぽ迄?体側に虹?さらに背と体側上位に赤い斑点?ってニジマス?・・・って見てたら気が付かれ逃げてきました。その後又同じように 30分ぐらいしたら別の個体が同じ状況だったからまた見に行き確認したところ(こっちが60オーバー)同じように体側にブナが入り 間違いなくブナ以外きれいなニジマスでした 良くはないがネットで頭に入るかとやってみましたが そもそも渓流釣行なもんでお察しです。まあ先に逃げられましが(笑)
あんな所で?♯4 5xとかで何とかなるようなサイズじゃなったですねw
また行きますよ(笑)。
今回の釣行で、新しいポイント開拓の難しさを感じました。
充分計画を練った末のダメだしは、頭の中が真っ白になります。
余市川での出来事は、そんな釣人へのささやかなプレゼントなのかもしれません。
結果的に、釣り上げることはできませんでしたが、良い体験をしました。
しかし奇遇ですね!今度はタイムラグのない状態でお会いできれば嬉しいのですが。
雨があまり降っていないのに濁っているのですね!
ランドスライドですかね?
大物は残念ですね><
やっぱり虹鱒ですかね?
bukkiさんも共和町行ったのですね!僕も先週行きましたよ^^
奇遇ですね!
釣行お疲れ様でした!