2021年08月14日
真夏の余市川本流釣行
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魚の気配がしない大江橋下流
7月中旬から8月第1週の期間、北海道は約100年ぶりの猛暑となった。そして第2週は、一転して初秋の気温まで下がるという乱高下状態。
その第2週にまとまった降雨があり、12日に余市川中流に赴いた。
本来、真夏の本流ほど釣果の得られない場所はないはず。それなのにわざわざ釣行したのは、降雨によりどこまで魚影が回復したのかを見極めるためだった。
今回の釣行先は大江頭首工の下流域。型ものヤマメをウェットフライで釣るのに適した川幅と水量があり、今年はこれまで3回訪れた。
だが、このポイントは見た目とは裏腹に、3回とも思っていたような釣果は獲られなかった。
単に釣果を獲るだけならば、ドライフライで白井川や然別川などの余市川支流、あるいは隣町の堀株川を遡行した方が確率が高いのは分かっている。問題はウェットフライができるかどうか、ということ。
その点でこの大江橋下流は条件にマッチしているが、何度も貧果に見舞われた。それでも釣行するのは、百戦錬磨の悪女に魅入られた純朴な少年のような心境と言った方が分かりやすいだろう。
ちなみに、この場所でのこれまでの釣果は、10センチにも満たないヤマメ数匹と20センチ未満の虹鱒が2匹。なので、今度こそはと意気込んで川に降りたが・・・。
現地の大江橋には5時前に到着。橋の下の淵から釣り下ろうとしたが、すでに先客がルアー釣りを終えて帰ろうとしていた。
試しにこのポイントでフライを流してみたが、ここぞという淵や平瀬からの反応は全くない。
仕方なく、いつもの大江橋下流の橋まで戻って入川した。
この場所は長い平瀬と流れ出しの続く、いかにも魚の居着きそうなポイントに見える。しかし実際には、小さなヤマメと小型虹鱒のほかは釣果のない、見た目だけの場所。それなのにまた竿を出した。
他の川ならば間違いなく魚が居着いているだろう、流れ出しから平瀬に変わる30メートルに及ぶポイントにウェットフライを流し込む。・・・反応なし。その下流にはもっと長い平瀬が続いている。この場所で前回は小型虹鱒がヒットしたが、今回はどうだろう。
下流に流したウェットフライは手ごたえのないまま戻ってくる。
何の反応もないまま長い平瀬からザラ瀬に変わる場所まで下ってきた。その100メートルほど下流に大きな淵と平瀬が作られている。ここでも反応がないのならば、もともと魚影の無い場所と諦め切れる。
流したソフトハックルにようやく小さなアタリがきた。感触からして小さなヤマメらしいが、針には掛からない。同じようなアタリが連続するが、やはり針がかりしない。
真夏の本流釣りが厳しいのは当たり前だ。それは分かっていたが、ここまで魚影が薄いとは。
諦め切れずに、今度は上流の銀山頭首工まで向かうことにした。これまで頭首工の下流では、この時期でも小さなヤマメが相手をしてくれた。今回も、と川に降りようとすると、ここでも先客がフライロッドを手に釣り下っていた。
頭首工の上流は、支流の流れ込みが作る淵と長い平瀬が続く。3年前の夏にこの場所に入ったことがあったが、その時はドライフライで25センチ近くのヤマメを釣り上げた。今回も夢を再びと、型ものヤマメを狙って釣り上がることにした。
流れは、3年前と比べて淵や平瀬が長くなったように見え、当時と比べてポイントが増えたように感じる。初めにドライフライを流して様子を探る。が、平瀬や岩陰、肩、淵などのポイントからの反応はない。ならばとウェットフライを流してみた。・・・これにも反応はない。
結局この場所でも坊主に終わった。
この時期の本流釣りの厳しさを身に染みて理解できた。特に今年の夏は異常な酷暑が続いて、夏枯れ状態なのだろう。
次回は少しエリアを広げてた渓流釣行を計画している。
写真説明@大江橋下の淵にフライを流したが・・・A平瀬が続く絶好のポイントなのにアタリはこないB川の上を電車が通過する余市川らしい風景C銀山頭首工の上流にもこんなポイントが続く。しかし、夏枯れなのかアタリはこない
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