2021年08月01日
尻別川本流で苦戦も支流で挽回
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こんな上流の支流にもブラウンが棲息
北海道の今年の夏は、本州よりも暑い日が続いている。特に旭川や帯広、北見などの内陸地は35度を越える猛暑となるなど、厳しい暑さとなっている。
札幌圏でも、連日の30度越えで熱射病患者が増加、とても釣りどころの話ではなくなってきた。
それでも、暑さ対策を施せば何とかなるのでは、と7月最後の釣行として29日に尻別川上流に赴いた。
今年の尻別川本流の釣行は今回で3回目と、余市川に次いで多い。ただ過去2回は、入ったタイミングの問題からほとんど坊主に終わり、悔しい思いをした。
当日の気温も30度を越えるとの予報。ならば早めに現地入りして昼前には釣りを終えようと、札幌を3時半に出発。現地の寒別橋には5時前に着いた。
いつも入るポイントでこの時間に釣人と遭遇したことはなかったが、今回はすでに1台の車が。
車を降りて入川の準備をしていたのはイケメンの若いアングラー。「熱心ですね」と話しかけると、「ここはラフティングが来るので、早めに入らないと」との事。自分と同じ思いをしている人がここにいた。
優先権を持つ先行者にポイントを決めてもらい、自分は下流に入ることに。そこは支流の流れ出る場所で、ウェットフライを試すには丁度よい川幅と水深がある。
心配していた渇水もそれほど酷くはないが、6月下旬と比べたら1割ほど水嵩が低い。
問題のアタリはというと、小さなヤマメらしき反応はあるが針がかりはしない。
今日初めてのヒットは、釣り始めてから1時間後に#10のプロフェッサーにきた22、3センチの虹鱒だった。が、この後が続かない。
暫らく粘った後の帰りしなに、支流の淵と平瀬の混じるポイントで#10のドライフライを流してみた。
すると、3投目に虹鱒特有の水面を割るような大きなアタリ。上がってきたのは予想外の20センチ余りのブラウンだった。
昆布川の流れ出る中流域では何度もブラウンを釣ったことはあるが、この場所では初めて。「ここまでブラウンの棲息域が広がったのか」と複雑な気持ちに。
再びフライを打ち込むと、続けざまにヒットしたのは15,6センチの虹鱒とヤマメ。本流よりも支流の方がアタリがあるのは水温のせいか。
その教訓をもとに、ここを後にして向かったのは尻別川上流に流れ出る支流。ここも釣人の激戦区で、午前9時を過ぎたこの時間では誰か彼か入渓しているはず。
幸いにもう帰ったのか、いつも止まっている場所には車の姿はない。水量はいつもの2割ほど少なく、釣りを行うには支障はないが、ポイントはかなり失われている。
そして突然の雨。雨粒は大きいものの、それほど激しい降雨ではないために、魚がいるのかいないのか疑心暗鬼で釣り上がる。
ザラ瀬の続いた後に現れた流れだしにドライフライを流してみると、1投目から反応が。
アタリの大きさから、小さなヤマメではと再び打ち込むと、この川で初ヒット。上がってきたのは17、8センチほどのヤマメだった。
そして同じ場所から同サイズのヤマメもヒット。その少し上流の平瀬からは15センチに欠ける岩魚と、それよりも小さな虹鱒が連続してヒットした。
さらに、その上流のポイントでも小さな岩魚とヤマメがヒットするなど、アタリが続いた。このポイントに最近釣人が入っていないか、あるいは降りだした雨が魚の警戒感を和らいだのかは定かではないが、予想外の釣果。
ブロックで築かれた岸から釣人がいつも竿を出している、大物の居着きそうな深場の人気ポイントに差し掛かった。
しかしここではアタリは皆無。多くの釣人が入るために、魚影が極端に薄くなっているのだろう。
上流を見渡すと、奥までザラ瀬が続いている。そしていよいよ雨も本降りに。仕方なくここで脱渓することにした。
この雨は美笛峠から支笏湖まで降り続き、濃霧も発生。昼間なのにヘッドライトを点けて走行するほどの見通しの悪さとなった。
写真説明①初めに入ったのは、尻別川と支流の出会い②ここでは20センチ強の虹鱒しか釣れなかった③支流でヒットした小型ブラウン。こんな場所にまで棲息域を広げたようだ④さらに尻別川上流に流れ出る支流⑤ここではヤマメと岩魚が連続ヒットした
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